今更ですが、デイヴ・ムステイン氏のリフワークやヴォーカル、カリスマ性には人を惹きつけるモノがあると思います。 初めて買ったHM/HRのCDがMEGADETHの「COUNTDOWN TO EXTINCTION」でしたから、思い入れもありますねえ。購入してから1ヶ月位はアホみたいにこればっかり聴いてました…
今思えば三年前、私がまだ小六だった頃に、テレビでよく見かけていて少し興味のあった、面白外国人のマーティ・フリードマンという男をインターネットで調べ、「Megadeth」というバンドに在籍していたということを知ったのが全ての始まりだった。私はこのバンドの名を知った後、試しに「Countdown to Extinction」の中古を五百円で購入した。それがこのバンドとの出会いであり、そして同時に、このアルバムこそが自分の貯金で買った初めてのCDとなった。このアルバムはまさしく、私のメタル人生の礎となった運命のCDなのだ。 とは言っても、当時は全くこのバンドの音楽性を理解できなかった。それまでJ-POPしか聴いて来なかった自分には到底理解できるはずのない、難しい音楽だったのだ。その結果、最初の二曲だけは気に入ったが、それ以降の曲はただただ退屈な曲にしか感じられず、五曲聴いた状態で飽きてしまい机の奥底にしまいこんで、そのまま記憶から消し去ることとなった。 だがその半年後、親にボン・ジョヴィの「Cross Road」やレインボーの「Bent of Shape」、ディープ・パープルの「Deepest Purple」、メタリカの「Metallica」などの聴きやすいハードロックやヘヴィメタルのアルバムを半ば無理やり聴かされ、結局のところ聴いた全てのバンドにはまってしまったので、インターネットでHR/HMについて沢山調べた。そして、メガデスのことを思い出し、久しぶりにメガデスを聴きたくなったので、机の奥底から「Countdown to Extinction」を引っ張り出して、半年ぶりに聴いてみた。 結果、泣きたくなるほどその音楽性に感動し、泣きたくなるほど忘れていたということを後悔し、泣きたくなるほどデイヴ・ムステインという男の天才ぶりに感服させられた。 そして、そんなことがあってから三年間、「Megadeth」というバンド、そして「Dave Mustaine」という男は、私にとっての神であり続けている。 今年、私は高校受験を控えており、切羽詰まった状態だが、勉強の合間にこのサイトへ来て、そしてサイトを徘徊しながらこのバンドの曲を聴く。そんな毎日を過ごしている。だが、このバンドは毎日聴き続けているのにも関わらず、なぜか飽きが来ないのだ。なぜなのだろうか。おそらくそれは、聴く度に新しい発見があり、聴く度に違った感動を得られるからなのであろう。これもまた、デイヴ・ムステインだからこそ成せられる業なのだろう。
伝説の1stの最新リマスター盤『Killing Is My Business...And Business Is Good - The Final Kill』が出ましたね。 音質が向上し過ぎてて、「あれ?こんな真っ当な作品だったっけ?」と逆の意味で感心してしまった。ここまで来ると、 狂気さより整合性の方が上回っている気がするなァ。