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Year of the Dragon / Gods of Metal (Year of the Dragon) / ALL FOR METAL (失恋船長)
恋の女のストーリー / ステレオ太陽族 / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS (MK-OVERDRIVE)
今週のアルバム10選 (シン・聖なる守護神)
今日の10曲 (失恋船長)
GUITAR HERO / TMG II / TAK MATSUMOTO GROUP (T.M.G.) (失恋船長)
TMG II / TAK MATSUMOTO GROUP (T.M.G.) (失恋船長)
Moggs Motel / MOGGS MOTEL (失恋船長)
Eliminated / SABER TIGER (失恋船長)
夜風のオン・ザ・ビーチ / ステレオ太陽族 / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS (MK-OVERDRIVE)
Talor Made / Talor Made (火薬バカ一代)
素顔で踊らせて / ステレオ太陽族 / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS (MK-OVERDRIVE)
My Foreplay Music / ステレオ太陽族 / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS (MK-OVERDRIVE)
Thrillseeker / Paragraph IV / SABER TIGER (失恋船長)


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Year of the Dragon / Gods of Metal (Year of the Dragon) / ALL FOR METAL
世界的な成功を収めたモンゴルのバンドを少し思い出しました
こういうデジャブ感がある意味評価を分けるよね
でもそういう敷居の低さが親しみやすさに繋がるのだろう
オリエンタル風味を取り込んだ欧州型パワーメタルソング
着眼点は悪くない

失恋船長 ★★★ (2024-09-28 14:24:51)



恋の女のストーリー / ステレオ太陽族 / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS
↑実は本アルバムの中でも隠れ人気曲の部類ですよ。女性目線で歌われる6/8拍子のゆったりミディアムスローでジャジーなボサノバ・バラード。横浜を舞台にした同年の映画"モーニング・ムーンは粗雑に"のメイン挿入歌、但し映画の中では高樹澪が歌い↓そのまま彼女のデビューシングルになったとか。なお同映画の主題歌は"Big Star Blues (ビッグスターの悲劇)"で他の本作収録曲も挿入歌に使われています。"稲村ジェーン"より大分前から映画に関係していたんですね。


https://www.youtube.com/watch?v=F6TzXsXYCw4

MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-09-28 01:32:23)



今週のアルバム10選

『個人的偏向による"我が魁メタル塾"HM/HRアルバム』10作選 ※ワシがこの作品によってその後のHM/HR的影響を受けた作品っていうでしょうか編(本格的HM/HR道に入ったのは...'88年頃だったかなぁ...苦笑) ~第一章~

①Headless Cross[1989] / BLACK SABBATH
>当時はまだコージーが何者なのか況してやアイオミなど殆ど知らんかったと思うのだが...とある専門テレビでタイトル曲PVを見てそのカッコ良さにシビれた事を思い出す(特にコージーがカッコ良かった)
そしてコレが"様式美"ってモノなのかと言うことを知ったんだったかなぁ...と

②Transcendence[1988] / CRIMSON GLORY
>本作と巡り会ったのは...確か某FMラジオから"Lonely"が流れてきた時だっただろうか
何処かキラキラした感触とそのドラマティックな展開が堪らんかったと思う
本作に巡り会えた事がその後の我がメタル道に大きく影響を与えたと言っても過言ではない

③S.t.[1986] / FIFTH ANGEL
>本作は...学生時代まで遡るかな!?
メタ友だった同級生のI君と都内某まで中古メタルCDを漁りに行った時にそのI君が"きっとコレ、○○君が好きだと思うよ"...と薦めてくれたんじゃなかったかな
その通りで流石I君だな...と感心したと共に、薦めてくれてありがとうと今でも感謝するよ

④Over The Edge[1988] / HURRICANE
>収録曲"Shout"が某FMラジオのオープニング曲だった事もあって知ったんだと思います
その後、収録曲"We Are Strong"や"I'm On To You"も流されたんじゃなかったっけな
ハリのあるケリー・ハンセンの歌唱と硬派な正統派ハードなんだけれどもメロディアスで...
もっともっと評価されて然るべき名盤だと思うんだけど...なぁ(とワシは思う)
 
⑤Intense Defense[1988] / JOSHUA
>国内盤の対訳をされていた女史(今はイ○ラム教に改宗されHM/HR界からは去られてしまいましたナ)がDJをされていたFMラジオから収録曲"Only Yesterday"と"Tearing At My Heart"が流れてきたモノを当時テープで録音した音源をよく聴いた事を思い出す
その後、運良くすぐに国内盤(帯付)を購入出来て(今と違い結構安かったと思う)...未だ愛聴盤の一枚で、ロブが唄っている作品の中で今でも一番好きな一作

⑥Street Ready[1989] / LEATHERWOLF
>コレは何処で出会ったのか思い出せないが...その某FMラジオだったのかな?
例えば③で挙げたFIFTH ANGELに通じる部分もあるかも...ですが、②のCRIMSOM GLORY的なメロディックさもあったり...しかしこのセンチメンタルなメロディはこのバンドにしかないのかも...!?
まぁ、とにかく好きなんですワ(笑)

⑦The Human Factor[1991] / METAL CHURCH
>'91年とその他作品からすると少しばかり後の作品ではあるのが...
最初聴いたのは前作でその前作も気に入ったのだが、本作を最初聴いた時はその更なる完成度に衝撃を受けたな
確かに正統派HMでヘヴィなんだけれども全然古くさくないしキャッチーさもあってカッコ良かった
前作はやや音造りに難もあったが、本作はクリアだけどヘヴィで分離も良くハリのある音作りも良かった
また、川崎チッタで行ったライヴに最前列やや左側で参加した事を今でも良く憶えている(ハウ(Vo.)はもちろんだがデューク(B.)も凄くカッコ良かった)

⑧Steel And Starlight[1987] / SHOK PARIS
>本作は中古アナログ盤が最初だったな
頭3曲のカッコ良さにシビれた事を懐かしく思い出されるな
大柄なV.ヒックスのやや暑苦しい歌唱に批判的意見もあろうが要はツインギターなのである
とにかくそのメロディアスなツインギターのカッコ良さがハンパない

⑨To Hell With The Devil[1986] / STRYPER
>コレも最初は対訳女史の某FMラジオだっただろう
まだ、全米トップ40とかも見てたし、また好きではあったがどちらかというとボン・ジョヴィやデフレパなどはその中の一つという認識が強かったと思う
そんな中、ラジオから流れてきた分厚いコーラスの利いたポップでキャッチーな"Calling On You"は衝撃だった
そして最初聴いた時は女性が唄っているとばかり思っていたよ(笑)

⑩Marching Out[1985] / YNGWIE J. MALMSTEEN's Riging Force
>ソレなりにHM/HRにも慣れ近所のレンタルCDのHM/HR系を片っ端から借りまくった中の一枚がコレだったのだろうと記憶する
その時、イングヴェイへの認識があったのかは記憶外だが、DIOなどと共に気に入ったんじゃなかったかな...と
その時は水着ジャケの国内盤だったのだが"なんだコレ!?、音が悪りぃな"...と感じたが、この初期のダークでヨーロピアンサウンドがとても気に入ったんだと...
そのせいもあってかワシは次作より本作の方が好きなのである

※アルファベット順
取敢えずは今回はこの10作とさせていただいたが、その他作品も思い入れと影響を受けた作品は色々とあることを合せて追記させていただく

シン・聖なる守護神 (2024-09-27 22:39:42)


今日の10曲

『胸キュン/胸熱ロック 85』10選



①FLATBACKER - HARD BLOW
TMGなんて小綺麗なの聴くから
下品な歌声が欲しくなりました
いい加減にしなさいよ今に痛い目に遭うわよ
ぶちのめされます
パンクメタル番長の凄みにカツアゲされました


②FLATBACKER - GUERRILLA GANG
フラットバッカーのハシゴです
女が待っている
こっこっ子供が待っている
凄いインパクトです
強烈な歌詞と個性的なサウンドに飲み込まれます
今聴いても個性的
日本が世界に誇れる喧嘩番長メタルである




③凱旋March - 大行進
力はいるわ
大行進ですよ
日本が誇る軍歌メタルの総帥
唯一無二の個性をぶち上げている
肝据わってるわ
一曲の濃厚さが二郎系ラーメンである




④Crowley - Fairy Tricks
妖艶ですねぇ
サタニカルなサウンドがグッと響きます
このバンドの唯一無二の個性を光らせていましたね





⑤Murasaki - I'm on Fire!
もっと認知されるべきバンドだよなぁ
沖縄の歴史を背負う伝説のロックグループです
音そのものがホンモノなんですよね
アジアの血が流れるホンマモンのロックなんですよね
ボーダレスとはこういう事をいうんだよね
酔わせるねぇ味わい深いねぇ



⑥樋口宗孝 - Tiger
歌うは片山圭司
ギターは山本恭司でベースはナルチョさん
凄いよね
そしてキャッチーな疾走ナンバーで分かりやすく派手
その派手さに負けない豪華な演者による一触即発のプレイ
たまに無性に聞きたくなりますねぇ








⑦本城美沙子 - After Illusion
ストリングスアレンジが効いています
オリジナルよりもドラマティックになりましたね
演歌臭さが薄まりました
こういう形で我らがLOUDNESSの曲を聴けるとは
彼女頑張りましたよ
でも一番はストリングスアレンジです






⑧LOUDNESS - Who Knows
ただロックをやるだけじゃないよ
こういう浮遊感のあるメロディが耳を惹くプログレテイストも
彼らの魅力
アメリカでブイブイ言わせていた彼らの勇姿が眼前に蘇ります
この時代に影響を受けましたねぇ






⑨Omen - Torture Me
初めて聴いたオーメンの曲
それだけにオーメンと言えばこの曲を真っ先に思い出します
彼らにしてはストレートで親しみやすい部類の曲だ
トーチャーミーって凄い意味だよね






⑩Lady Beast - We Are the Witches
回転するリフワーク
癖がないから聴きやすいのよねぇ
地下室サウンドだが彼女が中和する
そこが個性でもある

失恋船長 (2024-09-27 07:44:43)



GUITAR HERO / TMG II / TAK MATSUMOTO GROUP (T.M.G.)
ジャック・ブレイズがタック松本の事を思って詩を書いたと言われる一曲
だからギターヒローなんだね
サビメロも含めあれなんですけどね
デジャブ感が逆に好きなんです
こういう展開の曲をやってくれるのが嬉しいのです
アルバムの中ではストレートにハードサウンドを打ち出しつつも
ワビサビがありB'zファンも慮っている
ダイナミックなリズムプレイも着飾らないハードサウンドを象徴する
でも十分に豪華な出で立ちの音なんですけどね

失恋船長 ★★★ (2024-09-27 06:56:39)



TMG II / TAK MATSUMOTO GROUP (T.M.G.)

こんなに大成功して、スタジオワークや日の当たらないステージでのバックミュージシャンを経て、もはやTAK松本というブランドを築いた日本を代表するギタリスト。B'zと言えば、よくパクりがどうのこうのと言われますが、そんなこと言ったらジューダス・プリーストやアイアンメイデン、もっと言えばZEPにパープルの亜流楽曲なんて腐るほどあるので、ワタクシはそういう論争は好きではありません。

イングヴェイ丸出しのギタリストがイングヴェイなんて聴いたことないと言ったら射殺しますけどね。アーメン、ティモ・トルキ。あとトレヴァー・ボルダー歌っているも同罪です。

BABYMETALにLISAさんがゲスト参加、そういう日本人にも優しい目線を持っていますが、今作はメロディックメタルの名門Frontiers Musicを契約を掴み世界デビューも果たしているので、正直、BABYMETALに関しては、もっと彼女達に寄せた振り切ったナンバーで笑わせて欲しかった。

あとはもう、今のB'zにも通ずる落ち着いたハードサウンドを披露。自分のトーンを見つけ自在に操る松本の地に足がついたギタープレイになんの問題もない。正直、このプロジェクトはもっとやって欲しかった。20年ぶりはインターバル空きすぎだが、本業のスケジュールが凄いだけに、無理なんでしょうけどね。今作から稲葉さんが歌っても違和感がない曲も多く散見。

妙な和を入れなくても十分、外国人が聴けばオリエンタルなメロディを取り込んだ本格派のハードサウンドだけに、小細工いらんなぁと思ったりもするのだが、ワタクシのようにB'zサイドではないロックファンが聴いても十分に楽しめる一枚。琴の音色みたいのいらない曲もあるが、概ね楽しめた、惜しむらくは、これは無い物ねだりだし、今更やるわけないのだが、若い頃みたいにスピードとテクニックを詰め込んだようなギターソロやインストナンバー聴きたかったなぁ。

参加メンバーの充実度と実力。そしてソングライティングにプロデュース力と疑いようがありません。何より極太のギターサウンドで多種多様な楽曲を司る松本の存在感、それは我を出さずにバンドの一員でいる事に目を見張る。
エリック・マーティンも年齢を重ねた円熟味があり、彼特有のフレッシュ感は失われていない。流石の表現力ですね。上手い唄が聴きたい人にはたまらんでしょう。少々押しの強くなる彼ですが、ここではバランスが凄く良い。ジャック・ブレイズの加入も、このサウンドには必要なマスターピース。ジャンル不問で楽しめる質の高いサウンドを作り上げている。

B'zファンには、タック松本が、国内の枠にとどめるのが惜しい存在であり、彼はこのメンツで海外に飛び出すべき逸材だという事を知って欲しい。高貴なサウンドですね。ダイナミックでハードだけど、細部にわたり拘りが詰まっている。シンプルなようで緻密な構成。手抜かり無しの本格派のハードサウンドに唸ります。日本人向けのゲスト曲いらんよなぁと思うほど、充実してました。

あのー再生回数が少なすぎるのですが?B'zファンは稲葉さんの顔ですか?この音ってもっと認められるべきだよね。
フィル・モグのMOGGS MOTELにあとにハシゴして聴いているけど、全然負けていませんよ。参加メンバーが凄いのではなく、そのメンツを活かした楽曲とアイデアを具現化した才能が凄いのよ。やっぱワタクシは日本人です、この音に落ち着くんだよね。

失恋船長 ★★★ (2024-09-27 06:38:21)



Moggs Motel / MOGGS MOTEL

UFOのツアー中だったか、心臓の病で緊急手術。そしてUFOは空の彼方へと飛び立った。てっきり現役引退したのかと思っていたフィル・モグだが、こうやって返ってきた。
正直言うが、凄く良く出来ている。テクノロジーの恩恵を受けた歌声、その老獪なテクニックを駆使した彼のパフォーマンスは今の時代だからこそ逆に響く。スタイリッシュな英国紳士風ハードサウンド。時代を超越するクラシックハードサウンドの凄み。
できすぎなフィルの声も、抜群のバランス感覚の上で踊る。
そりゃSteamhammerからリリースされるは、ベースのトニー・ニュートンが鍵を握るサウンドなのか、レーベルの意向なのか、UFOよりもUFOらしい、いやUFOの呪縛から解き放たれたフィル・モグがやるべき音を完全にやり切っている。
英国特有の湿り気と古の時代から伝わる骨太はハードサウンド、これぞブリティッシュハードでしょうね。こういう音にフィルの声は似合うよ。

なかなか若い人にはレトロな音に聞こえるかも知れないが、こういう古典を嗜んで欲しいねぇ。落語の演目が同じでも演者が違えば味わいが変わる。狭い狭義の中で展開されるハードロックやメタル、このメンツでしか出せない、いぶし銀のサウンドにグッときますねぇ。
サーベルの新譜と同時期に聴きましたが、個人的にはこちらの古くて新しいサウンドの方が7/3で多く再生されています。合間にダムゼル挟んでいますけどね。あとFIND MEの新譜もあったなぁ。たしかストライパーもあったぞ。

時間がありません。アマプラにTverだけでも、こなせない。そこにお気に入りの芸人さんによるYouTubeもある。大変だよ。

でも今作は、味わい深いわ。堅実さにはかなわんね。テクノロジーの恩恵にも感謝だね

失恋船長 ★★★ (2024-09-27 06:09:26)



Eliminated / SABER TIGER

全作から6年、待望のフルアルバムをリリース。先行公開された斑の鳥からも、ある程度想像された過去への揺れ戻し。前作は海外のレーベルからワールドワイドな感性を取り込んでのリリース。ラウドネスも、そういうアルバムを作ったが、両者とも随分と差違はあれど様変わりした印象を与えた。特にサーベルタイガーの方は、シンフォニックかつプログレッシブなメロディックメタルへと変貌。
獰猛な初期型メタルや、下山復帰後のモダンさとも違うスタンスで作品を制作という、味わいの違った作品を作っただけに、その反動なのか反省なのか、今作はラウドネスがニッポンのヘヴィメタルをやり、アッパレと言わせたが、サーベルはあそこまでぶっ飛んではいないが、自らの足下を見つめ直すような作風へと回帰した。

それが良いか悪いかは人それぞれの趣向だろう。英詩は海外の人が聴いても不自然さを感じさせないものに仕上げたメンツだけに、ワールドワイド仕様を尽き詰める姿も見たかったが、しかしワタクシ個人サウンドの好みは今作の方であり、痛し痒しな思いはある。少なくともバルト三国でツアーをやった実績は胸を張れるだろう。

まぁ日本人が英語で歌うと、必ず発音がどうのこうのとイチャモンと付けるヤツがいるからねぇ。洋楽を何十年も聞くとナマリが完璧なんてホラッチョ詐欺師&詐欺被害者がいるくらいだから、厄介だから、今回のように日本語歌詞に立ち戻るのは悪いことではない。

サーベルタイガーの歴史、一度は下山と袖を分かつ木下御大。それはマシーンさんとて同じ、そして再度集まった最強の集団。若いリズム隊を引き連れ密度の濃い、ハイテクニックを駆使したサウンドは往年の姿を重ねることも出来るし、メロディもストレートに響かせることにより、全作とは違った味わいでおもてなし、これぞサーベル流メタルと言いたくなるような楽曲が詰まっている。

再始動の中で一番、正統性の強い作風になった。正直、10年前でも良かった気がする、40周年あたりに、こういうのぶつけて欲しかったと思うが、ここは素直に賛辞を贈りたい。多くのメタルバンドが抱える高齢化社会。自らも訪れる衰え、何よりファン層の老齢化が一番心配なのだが、今作は今一度、仕切り直す意味合いの大きさとして、別の道での進化と捉えるべきだろう。

かつて大草原の捕食者として、その巨大な牙を武器に生態系のトップに君臨していたサーベルタイガー、しかし鋭く大きな牙のせいで俊敏な動きが出来ずに、絶滅したと言われる動物。
進化は必要である。同じ場所に立ち止まっても飯は喰えない。次の布石は打った、あとはどう攻勢するか、今後のサーベルタイガーに注目である。
コロナ以降、サッパリライブに行かなくなったワタクシ。今作ならば、プロジェクトワンやタイミステリーなどの楽曲、そして名盤サーベルタイガーのSABER TIGERやブレインドレインといった楽曲からセットリストが組まれても違和感がないだろう。

いまでも彼らはメタルライダーやマボロシをやるのだろうか?そんな事を期待しながら数年ぶりのライブにでも行こうかと考えるのだが、オジサンになるとなぁ、習慣がなくなると、こうなるんだなぁ。ワシも歳食いました。
余談中の余談でお茶を濁しましたが、しなやかでハード、現代的なフィルターを通して、けして昔の流儀に立ち返っただけではない、北の凶獣
サーベルタイガーサウンドの復権。多くのファンが待ち望んだ待望のフルアルバムに仕上がった事は間違いない。

そしていつからCD3500円になったの?超余談だが、Amazonの価格に腰抜かしたぞ、そして他のアーティストもみたがフィルモグのバンドも3100円
じゃん。TMGも3520円、マイケルのUFOも3300円、通常版でコレですよ。
配信全盛の時代に?拘りの強い人は現物欲しいからね。5000円でも10000円でも買うからね。でもスマホの値段に目眩を覚える若者の事を考えると手がでんよ。そりゃ、高齢化するわな。

失恋船長 ★★★ (2024-09-27 05:42:57)



夜風のオン・ザ・ビーチ / ステレオ太陽族 / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS
これぞサザンならではの湘南ソング!初めの方で辻堂、終盤でエボシ岩が登場しますね。桑田本人はブルージーなブラックコンテンポラリーを狙ったと言いますが、加えてジャジーでもありラテンフレーバーたっぷりでもあります。そんなメロディとこの歌詞により淫靡でもの悲しいムード満点。この雰囲気、テンポを上げると12年後の"エロティカ・セブン"にならんかい?

MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-09-27 01:32:38)



Talor Made / Talor Made

80年代後半にLAで結成され、クラブ・シーンで腕を磨いたという4人組TALOR MADE(テイラー・メイド)が自主制作でレコーディングを行い'96年に残した唯一作がこちら。
80年代の余勢で、もしかしたらヒットもワンチャンありえたかもしれない3、4年前ならともかく、’96年といえば既にシーンの趨勢はダーク&ヘヴィ路線へ決定的に傾斜済み。むしろ「80年代的なもの」に対する風当たりが最も強かったようにも思える時期ゆえ、アメリカは勿論ここ日本でも全く話題に上ることなく埋もれてしまった彼らですが、ただ廃盤となってしまった今でも本作が中古盤市場においてそれなりの高値で取引されていることが物語る通り、キャッチーなメロディ、分厚いハーモニーに包まれたアメリカン・メロハー・サウンドの完成度はマニア筋からは高く評価されていました。
自主制作盤ゆえの音の薄さは如何ともし難いものの、軽快なピアノをフィーチュアしたポップ・メタル・チューンあり、テクニカルなGが躍る正統派HMナンバーあり、確かな歌唱力を有したシンガーの存在が映える叙情ナンバーありと、バラエティ豊かな収録曲はプロダクションのイマイチさを補って余りある魅力を発散。ことにLAのバンドながら哀愁のメロディ作りの手腕には際立ったものがあり、(誉め言葉として)教科書通りのパワー・バラード②、泣きメロをエモーショナルに紡ぐGにグッと引き込まれる⑥、サックスの導入も効果的な哀愁に満ちた⑧というバラード系の楽曲のクオリティは群を抜いていますよ。
作曲を一手に担っていたトロイ・パリィ(Vo、G)は今何をやっているんでしょうかね。これほどの逸材を埋もれさせておくのは勿体ないことこの上なしなのですが…。

火薬バカ一代 ★★★ (2024-09-26 23:55:28)



素顔で踊らせて / ステレオ太陽族 / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS
前曲に続きここでも"You may be right"に"素顔のままで"とBILLY JOELが引用されていますね。桑田出演のCM用に作られた曲でもあり、仮タイトルがそのキャッチフレーズ"哀愁の生理用品"だったとか。"2月26日"は桑田の誕生日であり翌'82年の婚約発表を予告しているとも。そんな風に纏わる話は様々あれど、曲自体はしっとりした安定のサザンらしいバラードです。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-09-26 02:31:55)



My Foreplay Music / ステレオ太陽族 / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS
インパクト大なピアノの連打とギターで始まる、本アルバム中一番の名曲で一番人気と専らの噂があるこの曲、ぶっちゃけforeplayとは●戯のことです。つまりタイトルは"俺の前●音楽"。でも只のエロソングじゃなくてセクシーにカッコいいと言えますね。"栞のテーマ"のB面でありA面曲同様"ふぞろいの林檎たち"に使用されました。他にはサントリーウィスキーのCMにも。桑田本人の公言によればBILLY JOELの"All for Leyna"がベースとのこと。確かに↓わかります、ハイ。


https://www.youtube.com/watch?v=jzE1-NlOthY

MK-OVERDRIVE ★★★ (2024-09-26 02:02:24)



Thrillseeker / Paragraph IV / SABER TIGER
リズム隊も一新
オリジナルを聴きすぎたので
あのガッチガチのメタリックなサウンドに馴染みすぎた
新生メンバーでストレートで勢いに満ちた名曲を真正面から取り組んだ
名曲に変わりは無い

失恋船長 ★★★ (2024-09-25 20:32:23)