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928. 失恋船長 (2024-08-01 02:15:19)

『胸キュン/胸熱ロック 74』10選



①Black knight - Warlord's Wrath
甲冑を纏った暗黒ナイトの姿が見えてきますよね
女性シンガーの唄いっぷりの堂々とした物
パンチが効いていますよ
カナダ産は堅実だ





②Crucifixion - Jailbait
駆け抜けてNWOBHM
懐かしいサウンドです
この疾走感と荒っぽさ
なにより英国的な湿り気が絶妙
ロックはカッチリ纏まっていない方がクール




③Annihilator - Set The World On Fire
カッコイイバンドだよなぁ
どの時代も一定の個性とクオリティを誇示していた
この時代の好きだが
ジョー・コミューはラウドネスとのカップリングで見たから思い入れが強い
クリアーなアルペジオが耳を惹きます
余裕綽々な演奏もカッコイイ




④Mercyful Fate - Witches' Dance
ヘヴィメタルのダークサイドを司るキング・ダイアモンド
この悲哀感たっぷりの暗黒サウンドに魅入られますね
シアトリカルなキングの高低を生かした歌い回しもクール
このサウンドに必要不可欠なピースだ
日本では過小評価されすぎのバンドであろう
中盤の展開に唸るよね
魔女のダンスね
幻惑されるわ






⑤HELLOWEEN - I Can
このバンド自体はあまり好きではない
バカバカしいコミカルさと元祖アニメタル的な陽キャラ
あまりにも歌謡テイストが強いからだ
アンディ・デリスの加入は歌メロに変化をもたらした
硬質なメジャーメタルだが哀愁のメロディでアンディが酔わせる
その硬さとキャッチーさ
そこに柔和だが泣きを導入したアンディの存在は強すぎるが
ライブでは常に肩を上下に息も絶え絶えでまともなパフォーマンスを見たことがない
人気と比例しない実力だ
でもスタジオはいい仕事をしている
この曲も明るい未来が見える爽やかさがある




⑥Judas Priest - Freewheel Burning
多くのメタルバンドに影響を及ぼした王者
この曲など典型的なコスられソングである
80年代という時代を象徴するメタルソング
メジャー感があるのもポイント
だから後世に伝わっている
無駄を省いたアレンジが功を奏している
シンプルだがメタルのカタルシスがここにある





⑦OZZY OSBOURNE - Miracle Man
この時代が真の意味でオジーのピーク
後はリアリティーショーで家族もろともスターになった究極のピエロ
後年娘や息子が当時のやらせを吐露する姿もまたショーだった
そんなオジーの人生自体が作り物
このトリプルヴォーカル処理もオジーの専売特許
けして歌は上手くないがレコーディング技術の賜物だ
あのTVのおかげでお茶の間の人気者になったオジー
日本だと美川憲一や中尾彬あるいは梅沢富美男みたいな感じだろう
なにが売れるか分からん
オジーほど悲しいロックスターはいない
ザックのギターヒーロー感が素晴らしい






⑧L.A. Guns - Speed
シンプルな疾走ナンバー
DPのあの曲みたいなのはパクりではなくオマージュ
完全に狙ってやっている
それが様になるのはバンドの生き様だろう
ヘタウマヴォーカルの最高峰
ロックの持つハッタリ感や猥雑さが上手くミックス
計算されたお行儀の悪さがカッコイイ
トレイシーの復活でメタル度もアップ




⑨ALL FOR METAL - Run
親しみやすい疾走ナンバー
このバンドらしいヴォーカルの対比も功を奏している
ある意味定型文みたいなリズムが好き嫌いを分けるかな?
あとギターチームも凄いわけではない
そういう等身大の魅力というかバンドで勝負
曲を聴いてくれというのが売りなんだろう




⑩BROTHERS OF METAL - Heavy Metal Viking
このバンドらしいユルさとコミカルさがPVで描かれています
AFMレコードぽいバンドですから好き嫌いは分かれるでしょう
またバンド名からマノウォーを想像する方もいるかもですが
類似性は皆無ですのでお気楽にお楽しみください
このバンドは親しみやすさが売り




929. 失恋船長 (2024-08-03 12:31:11)

『胸キュン/胸熱ロック 75』10選



①Kiss - Rock And Roll Hell
元々はB.T.Oの曲をKISS風にアレンジ
クレジットがあれだし
大胆なアレンジが加わっているが
まぁカヴァーソングになるのだろう
でもKISS風味満載の豪快なロックになっている
大きな会場が似合うスケールの大きい普遍的な魅力がある





②Joe Lynn Turner - Blood Red Sky
ジョーにはこういうタイプの曲がよく似合う
彼のキャリアが深みを与えている
歌メロもいいですねぇ




③KIM KYUNG HO - SHOUT
パワフルな歌声が印象的ですね
ギターソロはネオクラ風味
ジャパニーズメタルにも通ずる魅力があります
4分を切るランニングタイムですが
ドラマティックですよ
王道ハードサウンドは時代を超越した魅力がある




④LOUDNESS - SO LONELY (LIVE LOUDEST AT THE BUDOKAN '91)
マイク・ヴェセーラ時代の貴重なライブテイク
二井原実先輩のイメージが強い曲だが
しっかりとマイクが歌いこなしている
まぁアレスの嘆きから情念を取り去ったヴァージョンだから
淡泊に感じるのは仕方がないけど







⑤ODIN - Shining Love
このバンドらしい退廃的ムード
妖しげなアメリカンハードサウンドは十分個性的だった
この曲などドラマを感じるだろう
クセ強ヴォーカルも慣れると味が出てくる
ギターが上手い
ソロがハイライト




⑥OMEN - Don't Fear the Night
スローパートから幕開け
そして回転するリフワークへと雪崩れ込む
メイデン仕込みだがアメリカン流儀へと昇華
この根暗なパワーメタルサウンドに飲み込まれる
渋い一曲だ





⑦DEMON - Don't Break the Circle
渋いねぇ
この歌声あってのDEMONでしょうね
ドラマ性を盛り込んだ展開
いい意味でのキャッチーさと湿り気のあるサウンドが
絶妙な哀愁と一条の風を運んでいきます
こういう曲は飽きませんねぇ






⑧Uriah Heep - Return to Fantasy
アルバムのオープニングナンバー
従来の雰囲気を漂わせる名曲なのだが
アルバム自体は統一性に欠けた物で
まさにファンタジーなヒープサウンドを期待すると裏切られる
この曲が頭にあるので余計にそう感じる
そしてドイツと日本ではコレがシングルとしてリリースされた
他の国とは違うのがマニアの間では有名な話






⑨Lucifer's Friend - Heartbreaker
圧倒的な歌唱力で聴き手を魅了するジョン・ロートン
現役時代のほとんどを仲間内&ヒープ関係の仕事で
人生を終えたために後年はすっかり忘れ去られた存在になってしまった
国内盤のリリースに繋がるようなキャリアがなかったというのが痛い
こんなに過小評価されているシンガーはいない
ロニー・ジェイムズ・ディオが凄いように
ジョン・ロートンも同様に偉人である
晩年までその声に艶は失われなかった
メロディ派のマニアには是非とのこの曲を聴いて
ジョン・ロートンの凄みを味わって欲しい




⑩ZAR - Line of Fire
最後もジョン・ロートンで
完全に忘れ去られたバンドだろう
もっと高い評価を受けるべきバンドだ
こういうタイプの曲をサラリとやってくれる
メロディアスという言葉は簡単には使えない
そう思わせてくれるメロディックなハードサウンドを
聴かせてくれる良いバンドだった
そしてジョン・ロートンは格が違う
千両役者とは彼の事だろう




930. 失恋船長 (2024-08-04 01:28:56)

『胸キュン/胸熱ロック 76』10選



①Night Hawks - Take my heart
より普遍性を高めた3枚目のアルバムからオープニングナンバーを
ギターソロもないし物足りなさはあるのだが
余計なことを省いたアレンジは狙いなんだろう
エンディングで味わい深いギターが登場
二人羽織ギターが懐かしい
今でのこのバンドの事はお気に入りですね





②D.T.R - DUEL BEAST
ヘヴィでワイルドな疾走ナンバー
竹内の変化自在のパフォーマンスが印象的
ツインギターもタイプが違い
面白い化学反応を見せているが
果たして藤本泰司は必要だったのか?
なんて思ったりするのだが
沢田泰司がここまでアメリカン志向だった事に驚いた
当時のハードシーンを反映しているが
王道は押えている




③Attacker - Zero Hour
ガチムチのパワーメタル
このマッチョな硬質感がたまりません
小細工無用の力のぶつかり合い
これぞメタルでしょう





④OZ - Gambler
力強さと流麗な歌メロは不思議なバランス感覚を有している
もっと認知されるべきバンド
隠れた名盤で終わるべきではない
この曲など
シンプルだが見せ場は少なくない







⑤KEEL - You're The Victim (I'm The Crime)
踏み込まれるツーバスのリズムと切り刻まれるギターリフ
チャンバラ活劇みたいでド派手だが
アメリカのバンドなので情緒はないが
メロディにフックがあり
日本人の耳にもビンビンに届くだろう
こういうストレートなアメリカンメタルはもうアメリカから登場しない
由々しき問題だがそれが商業大国アメリカの蝕まれた病である





⑥Liege Lord - Eye Of The Storm
パワフルですよね
凄みを感じます
音圧が塗り壁みたいに立ちはだかる
現代的なテクノロジーを駆使して再構築して欲しい
中盤からテンポアップするあたりで沸点を迎えます





⑦Proud - Star of the Masquerade
シャープに切れ込んでくる疾走ナンバーなんだが
音質がぬるいので輪郭がぼやけている
でもそれが味となり独自性を高めた
この音質とレコーディング環境
そしてお国柄から発せられるマイナー臭にノックアウト







⑧Tank - The Snake
擦るように引っかかるギターが癖になる
アルジーの歌い回しもカッコイイ
モーターヘッド直径の暴走ロックンロール
やはりTANKにはこういうのを期待する
シンプルイズベストなんですよね






⑨Anthem - Wild Anthem
清水明男がギターを弾き森川之雄が歌うスタジオライブを
ドラムの田丸もバンドサウンドに貢献
大内とは違うキレの良さを感じさせてくれる
それにしても森川之雄は凄い
役者が違うな
ラウドネスのヴォーカルにならないかなぁと期待した事がありました
ANTHEM復帰という夢を叶えてくれたので
まぁあり得ませんがタッカンの横で歌う森川も見たい
札幌でやるツーマンライブ行けば良かった





⑩Danger Danger - Feels Like Love
暑苦しいのが続いたので
最後は壮快感のあるハードポップサウンドで締めくくります
アメリカの良心ですよ
もう一つのアメリカンロックの王道です




931. 失恋船長 (2024-08-05 01:56:12)

『俺のJOE LYNN TURNER』10選



①Rising Force
やっぱりこの曲ですよね
インギーとジョーの特性が見事にマッチした名曲
たしかに事故後の後遺症に悩むギターはソロなどもの足りなさを感じるが
それを補ったのはジョーの歌と歌メロ
完璧でしたね





②Death Alley Driver
RAINBOWの軟弱化の要因はお前だと言われたジョー
もし日本に広瀬編集長のような溺愛批評家がいなければ
後期RAINBOWの評価は間違いなく変わっていた
サクソンアメリカンナイズドやNWOBHM四天王
北欧メタルはEUROPEが始祖みたいなデマが拡散されるところでしたよ
このイケイケノリノリの疾走ナンバー
ジョーの歌声も最高にクール
疾走感に拍車を掛けています





③Can't let you go
この曲はジョーの魅力を端的に表している
グラハムなら暑苦しい
そしてディオには似合わないよ
コマーシャル性を高めた
哀メロハードサウンド
いい仕事をしています
リッチーもさぞや頼もしかったでしょう





④Street of dreams
ロマンティック
ヤツです
大人が聴いても恥ずかしくないナンバーですよね
ジョーはいつでも優しく寄り添ってくれますよ
ロマンだね







⑤Losing You
RAINBOW軟弱化の戦犯扱いをした人間がレビューしたんだから
日本では人気薄でした
ジョーらしい力強い歌声が哀愁のメロディをなぞります
甘いだけじゃないハードさが
ロマンティックさを強化
その対比が絶妙なんです
後期RAINBOWをより大衆性に特化した至極のハードポップソング
何度聴いてもカッコイイ
今でもODYSSEYの紹介文に書いてあった
希代の名ヴォーカル参戦の文言を忘れんよ




⑥Fire Dance
KILL THE KINGにも負けないくらい好きですね
ジョーの歌声が素晴らしい
RAINBOWらしいヨーロピアン調のメロディ
シンプルなバッキングだが
印象的なフレーズを奏でるリッチー
そしてソロで爆発
途中で鳴る鐘の音も効果的
キーボードソロで追走するロジャーのベース
職人技のドラムとバンドとしての一体感が素晴らしい
何度聴いても興奮するわ
テンパイしますね





⑦Imagination
円熟味を増したジョーの歌声
その歌声は深みを与えている
このシンプルな哀メロソングを
ワンランク上へと押し上げたジョー
まさにイマジネーションをくすぐります
ファンタジスタです







⑧The Cut Runs Deep
ここでもいわれのない批評を受けたジョー
DPのRAINBOW化はお前のせいだ
お前にイアン・ギランの変わりは務まらん
名物編集長とゴットがそう断罪するもんだから
信者を中心に大騒ぎ
でも理解ある多くのファンはジョーをフォローし支持しましたよ
どこを切り取ってもRAINBOWには聞こえない
なぜならば再結成DPがRAINBOWぽかったからです
この曲なんてDP風味が出ているじゃない
ロジャーが知り尽くしているからでしょう
覇気の無いドラムが足を引っ張るが理由を聴いて衝撃を受けた






⑨Mystery Of The Heart
グレン・ヒューズとジョーのツインヴォーカルが堪能出る
古典メタルのHTP
この曲はジョーが単独で歌います
ジョーの為に用意された哀メロソング
泣かされます
ギターも素晴らしいフィーリングで呼応
このプロジェクト1stは完璧だったよな





⑩Love Is on Our Side
ニコロ・コッツェフはイイ曲を書きましたね
ジョーをイメージしたのでしょうか
ピッタリです
後半展開が変わるのも好きですね
ライブを意識したのでしょう




932. 失恋船長 (2024-08-07 15:47:40)

『胸キュン/胸熱ロック 77』10選



①斉藤光浩 - 共犯者のバラッド
ソロアルバムから先行リリースされた一曲
J-POPというには本格的過ぎるロックサウンド
BOWWOWの匂いがするのが嬉しい
光浩の歌声も健在
ギターも彼らしい






②Hughes Turner Project - Heaven's Missing an Angel
ヴォイスオブロック我らがグレン・ヒューズの降臨です
この魂を震わすソウルフルな歌声
これを叫んでいるだけと寝言を抜かされたら
その感性にはついていけません
ギターで参戦したジョン・サイクス
彼の色気のあるトーンで酔わせるギター
そして泣きのチョーキング
素晴らしいフィーリングが存在します
名曲ですね




③Fifth Angel- Call Out The Warning
このバンドと言えばこの曲と推す人もいるでしょうね
メロディアスかつハードな疾走ナンバー
このパターンは多くのアーティストが共有するアイデアです
何度聴いてもイイ曲は色あせない
時代を超越した魅力がある





④Grim Reaper - Dead On Arrival
グリメットのファンタスティックライトな歌声が最高にカッコいい
とにかくグリメットが強烈だ
目が覚めるね
これを聴いている限り騙されんぞ
皆さん詐欺には気をつけましょう




⑤CROWLEY - TEARS OF THE WITCH
ミステリアスですねぇ
雰囲気もバッチリ
PVも良く出来ているよ
言いバンドだなぁ
せっかくチャンスを掴んだのだから世界で勝負して欲しいねぇ
ギターソロもカッコイイのよ




⑥Fate - Around the Sun
シンプルにカッコいいね
時代に左右されることのないバンドサウンド
やはり浮ついていない
完全に地に足がついている
こういう音は文句なしにカッコイイと思える
トレンドを追いかける人の気持ちは一生理解できない






⑦Thunderhead - The Fire Is Burning
こういうコマーシャルを高めた曲でも
男臭い歌声がたまらん
漢ですね
そこが最大の聴き所
器用に立ち回るバンドサウンドも肝







⑧Pretty Maids - Attention
デンマークのローカルヒーローからワンランク上の世界へと向かい
見事に成功した傑作Jump The Gun
初期のパワーメタル風味をしっかり押えた
この曲なども収録した意欲作だったが
アホとその信者によって殺されてしまった
無念を通り越して無になりますよ
こういう疾走ナンバーをやれるのが
このバンドの魅力だった
バラードのカヴァーでヒットして道を踏み外したよな
あっちの方が大問題
この曲はアレンジが秀逸
キーボードの使い方もドラマティックなんですよねぇ





⑨Lillian Axe - Ghost Of Winter
泣きの名バラード
タイトルのイメージを具現化する曲調
地獄の具現化ではありませんよ
素晴らしい一曲です
夏場には丁度いいクールサウンド




⑩Radioactive - Sentimental
やってんなぁ
メロディアスかつハードなお約束サウンドです
ベタには敵わんよ
やってんだよ
やり過ぎなんだよ
それが最高にカッコいい
ありがとうフロンティアである




933. シン・聖なる守護神 (2024-08-10 22:51:07)

『個人的偏向による"コレ、イイですよ"的HM/HR』10曲選 ※案外、見落とされがち的な曲って言いますか...なのでそれなりに知られたバンド/アーティストにしました編

①Love Creatures[2007] / 浜田 麻里
>我輩、真性ファンではないという事をまず言っておきますヨ
'07年作"Sur Lie"に収録された曲で、コレってもっと評価されてイイ曲と思うんですが...ねぇ
どんなモンでしょうねぇ

②You Ought To Know By Now[2018] / VIXEN
>既に"終わったバンド"とのイメージがあるかもですが..."Live Fire"(国内未発)っていう12曲入りのライヴ作にボーナス収録されたスタジオ録音曲で往年の色合いを感じさせます
またオリジナルG.氏の死去に伴い迎えられた新G.ブリット・ライトニングさんってのがかなりの美人さんっだったってことにもグッと来ましたなぁ

③Open Your Heart[2004年] / SHY
>このバンドに何を求めるのかというのがその評価に直結するんでしょうな
って事で言えば我輩はその"胸を締め付けるような哀愁のメロディ!?"って事になるんかな
で、その哀愁のメロディとミルズの切ない歌声が胸に突き刺さります
凄く売れたバンドではないしビジネス的にどうなのか知る由もないのですが...新作が発表される毎に国内発売に尽力された(各時期の)国内レーベルさんには頭が下がる思いであります

④I Burn For You[2006] / TREAT
>ベスト"Weapons Of Choice 1984-2006"に新曲として収録された曲で、この曲に手応えを感じてその後の復活に繋がったってのも納得の出来
3分半と短いが、その哀愁感をたっぷりと含みつつも力強さも感じさせるってのは流石です
もしあなたがこのバンドが好きでまだこのベスト盤をゲットしていないのだとしたら中古盤屋を何件巡ってもゲットすべきと言っておこう(大袈裟か...笑)

⑤Run To You[1988] / QUIET RIOT
>その昔、某ラジオで聴いたのが最初だったのだろう
まぁ勿論、一般には前任者こそがこのバンドのフロントマンとのイメージだろうし、その事自体を否定など出来ないのだが、少なくともオレ的にはコレがクワイエット・ライオットなのです

⑥Blackwitch[1983] / EXCITER
>そのゴリ押しスピードメタルばかりが取り沙汰されますが、7分要する表題曲は誤解を恐れずに言えば...もう様式美です
スローながらリリカルなメロをなぞる展開は2nd期MANOWAR的なモノといえるでしょう
後追いであるからして強気な事は言えないが...'89年発売の1stと2ndとの2in1盤を購入した当時はよく聴いたモンだよ

⑦My Eyes[1990] / DIO
>アルバム全体としては好きではないし評判の悪いのも分かりますよ
でも我輩はラストに収録されてた表題曲がどうしようもなく好きなんです
正しく様式美ど真ん中な展開とロニーマジック全開の世界観とサイモン・ライトのプレイも実にイイ味を出してるし...名曲と呼びますよ、ワシは

⑧Women In The World[1987] / VENGEANCE
>どうもこのバンドって評価が低いですよね
確かにアルバムを通すと"そうでもない曲!?"ってのがあるんで今一って印象が強いのかなぁ?
しかし3rdでは表題曲を始め幾つかでその作曲能力を発揮しており、その3rd邦題となっていた"明日への賭け"が示す通り次作"Arabia"ではその能力が全面開花した名作となってますから、余裕があったら聴いてみて下さいな

⑨After The Storm[1995] / SCANNER
>確かに3rdに冴えなどないし、もしかしたら駄作という評価もあるだろうね
しかし何故か分からんが3曲目に収録されたこの表題曲だけは好きだったりするんです
始めに言っとくけど名曲などではない...が、そのメロウに展開するさまは何処かTNTに通じると感じるし、きっとトニー・ハーネルが唄えば多くのリスナーがTNTの曲って感じるんじゃないのかね

⑩Signals Of Intuition[1994] / SIAM
>トニー・ミルズがSHYが活動停止中に結成したバンドの1stで、当時かの「ゼロ・コーポ~」から国内発売もされたが、邦題は"鎬(Shi・No・Gi)"っつう良く分からんモノだった
またライナーを担当したゴッド伊藤の言う"QUEENSRYCHE的色合い!?"とか"DREAM THEATER云々!?"という評価は少々的外れなモノではなかっただろうか
確かにアルバム自体は大した作品ではなかったし、結果ラスト作となってしまった次作はハッキリ言って駄作というレベルだった...
しかしそのSHY時代から通じるこの表題曲(や4曲目辺り)の方向性を広げていけば結果は少し違ったのではないだろうかと思うね

※順不同



934. 失恋船長 (2024-08-11 03:26:48)

『俺のJOE LYNN TURNER』10選



①Spotlight Kid
ジョー=ライト=アメリカン=ラジオフレンドリー
だから軟弱な優男
そんな扱いを受けた時代があるのですが
何故か広瀬編集長が仇敵に仇成すようにジョーを完全擁護
そのおかげで日本では人気のヴォーカルとなる
とても不思議な気持ちになりますが
80年代のジョーRAINBOWに対する風当たりは強かった
この曲を聴いて軟弱なスタイルを思い浮かべるだろうか?
DPでは出来なかったリッチーのアイデアを具現化するメンツ
地獄を具現化ではない
クラシカルなハードサウンドを具現化である
手ぬぐいを腰からぶら下げているライブ映像をいつも思い出すが
個人的にはジョー=この曲である





②Magic
ジョーの歌う切ないメロディ
このメンツには確実にマジックが存在していた
そう高らかに歌っているようだ
確かにコージーのドラムは不要かもしれない





③Miss Mistreated
無駄をそぎ落としたアレンジ
それだけにジョーの歌が重要となるのだが
彼はその重責を見事にこなした
曲自体はたいしたものではないのだが
ジョーの器用さが光っている





④Thief In The Night
この黒っぽい曲を歌いこなせるジョー
力強さと若々しい甘いトーン
強力な声の持ち主だが癖がないので聴きやすい
その親しみやすさが最大の魅力
この曲はジョーの声じゃないとね







⑤Power of love
ハードなバッキングの上を滑らかに滑る
叙情的なメロディ
ジョーの歌う魅力的なメロディと
相まって独自の魅力を発散している




⑥Dreams
ブレイズンアボットはよいプロジェクトだった
この曲みたいに各シンガーの適性に合わせ
ニコロ・コッツェフは曲を用意
様々タイプを歌わせ魅力を引き出させていたり
この曲みたいなベタな物も用意した
流石はジョー
これぞジョー節である





⑦Twist Of Fate
甘い曲からハードな曲まで歌いこなせるジョー
この曲などその典型例だろう
ロックシンガーとしての魅力を余すことなく披露するジョー
古典ロックを歌うと俄然魅力が増しますよね







⑧The Road To Hell
ジョーのキャリアに対する最高のオマージュ
こういう曲を歌わせたい
演者の強い要望が反映されている
それに応えるジョー
唯一無二の男だ






⑨Edge of Tomorrow
円熟味を増したジョーの歌声
若い頃のようなハツラツさは失ったが
卓越した表現力と積み重ねた経験値には一日の長を感じる
こういう曲を聴かされると余計にその重みを感じる
上手いこと料理するわ





⑩Can´t Face Another Night
ジョーの哀切を讃えた歌声を堪能出来る一曲
こういうパワーバラードを歌わせたら天下一品
この歌メロこそジョー節である




935. 失恋船長 (2024-08-11 21:30:45)

『アメリカンロックで酷暑を吹っ飛ばせ』10選



①VAN HALEN - I'll Wait
シンセを大胆にフィーチャー
完全に振り切ったヴァン・ヘイレンである
元々メジャー指向だったから違和感は少ない
このフィールドの先駆者だが
ギター雑誌では神だがBURRN読者からは評価が低い
本当に面白い結果だった






②Damn Yankees - High Enough
感動の名バラード
意外と破天荒な歌詞の内容だったりPVだったりするのだが
曲は甘く切ない最高峰のロッカバラードだ
何度聴いても泣ける





③Keel - The Right To Rock
豪快の一言に尽きる
このバンドもっと小技を効かした曲もある
個人的にはそっちが好きだったりするのだが
アメリカンという点ではこういう曲がイメージ的にピッタリ
ある意味キールと言えばこの曲を思い出す
そしてアメリカンハードと言えばでもある





④TOTO - Angel Don't Cry
シャレオツな一曲ですよね
昔は大嫌いなタイプの曲でした
元々スラッシュメタルから入ったので軟弱なのは頭ごなしに却下
でもグランジ/オルタナムーブメントのおかげで
過去のサウンドを見直す機会を強制的に強いられた
そのおかげで偏見も吹っ飛び
この職人技が光るヒットソングの作り方に感心する
良いメロディだ
歌も上手い
リズムもタイトでクール
アメリカのバンドは上手くないと当たり前だが一流にはなれないと知る







⑤Survivor - Is This Love
爽やかな風を運んでくるハードポップサウンド
エアコンの涼しさじゃない自然の風を体感出来ます
チョイ切ないメロディと
力強い歌声
そして無駄をそぎ落としたアレンジ
上手いことやっているわ
メロディがいいのよ
日本人はこういう歌メロを作れないよね




⑥Chicago - I Don't Wanna Live Without Your Love
煌びやかな80年代を想起させますね
こんなの聴いているヤツはカスだと
フワちゃん以上の暴言を吐いていた子供だった自分がハズい
歌も上手いしリードギターも上手い
一流のミュージシャンが売れる音楽をやり切っている
バブリーな80年代だからこその音だろう
今でも十分通用する
スタンダードは揺るがない





⑦Kiss - Tears Are Falling
KISS=アメリカなのでどの曲でも良いのだが
ポール・スタンレーのカラフルな衣装に度肝抜かれた
PVとは言えあんな色使い80年代だよなぁ
素顔で活動していた時期も今となっては逆に新鮮で貴重だろう
ド派手はアメリカンサウンドのチョイ哀愁を加味した
豪快な一曲です






⑧Ratt - You're In Love
キビキビとしたリズム
フックという点では物足りないが
こういう曲がアメリカ人には名曲となるんだという意味では
とても参考になったというのか島国感情との違いを学んだ
王道という訳でもないが
アメリカンロックを知る上では外せないバンドである






⑨Kix - Cold Blood
豪快なアメリカンロックだが小技が効いている
個人的には大らかで大陸的なグルーブや
脳天気なロックは好きになれない
だからKISSからの影響は薄いのだが
彼らから影響を受けたアーティストの曲は聴いている
こういう哀愁のメロディを散りばめつつ
ドライなヤツは素肌にベタつかない壮快感を与えてくれる
この時期にピッタリだ





⑩Bon Jovi - I'd Die For You
恥ずかしくなるような一途な思いを載せた歌詞
お前の為に死ねる
チョイ照れるぞ
でも哀愁のあるメロディとジョンの個性的で力強い歌声
無駄を省いたアレンジと初期を想起させる曲調
大好きな一曲だ



最近になって若手ジョッキーの訃報を知った。彼には稼がせて貰った思い出がある。
競馬はムキになってツッコむタイプではない。穴党なので回収率で勝負。いつも夢を追っている
だからルメール人気には余り乗らない
彼ら将来有望な騎手だった無念である。
なので今日は派手目のヤツで生きたい。
意味深な歌詞や無しだ




936. 失恋船長 (2024-08-14 15:01:48)

『胸キュン/胸熱ロック 78』10選



①Hughes Turner Project - Ride the storm
古典ハードサウンドを引っ提げシーンに閃光を放った
ジョーとグレンのプロジェクトチーム
この曲など火花散るバトルぶりに興奮する
ギターソロも役者が違うよと弾きまくる
単なるリッチーのフォロワーではない
タイム感とテクニックに魅了される
二人の主役を喰う活躍だ






②BREEZE LEAST - BREEZE LEAST
知る人ぞ知る国産様式美メタルの傑作アルバムから
スリル溢れるオープニングナンバーを
ここで聴ける完璧なアレンジ
最後までテンションを下げることなく駆け抜けます
オフィシャルな再発を望まれる一枚であり
名曲だ




③CROWLEY - EVIL BRIDE
予算は掛っていないが見応えのあるPVだと思いますね
このオカルティックな世界観と
彼ららしいポップセンスを活かしたサウンド
それは日本的なメロセンス
DEMONが英国式ならば
こちらは和装メタルと言うことだろう
英語で歌っているのも正解
もっと多くの人に知って欲しい
国産叙情派ダークサイドメタルバンドだ
デスやメロデスではない古典スタイルです
ギターはかなりの巧者
ソロがハイライトして脚光を浴びるタイプも懐かしい





④VALKYLIE - Shouting to the Hell
好きなんだよなぁ
この突貫メタルがね
上手い下手じゃないのよ
パッションなんですよね
デジタル化して楽しんでいますよ




⑤WOLF - LOVING YOU
感動のパワーバラード
この叙情性もバンドの武器でした
松本の歌声に酔いしれますね
泣かせるわ




⑥Jewel - Sing It
このバンドにはこういう活きのいいのを期待しますね
関東ハードシーンを支えた彼ら
CD化されたコンピ作とか出ないかぁ
Mandrake Rootなくなったから無理だろうなぁ
日本人好みの叙情性と陽性になりきれないダイナミックな
サウンドは需要あると思うけどねぇ




⑦VOWWOW - TELL ME
CMソングにも採用された名曲
ポップなメロセンスを活かした
このバンドらしい洗練されたハードサウンド
哀愁のあるメロディ
エモーショナルな歌声は絶品
キレのあるドラムも効果的
キーボードもギターもやはり職人芸が披露されている
完璧なアレンジだ
今聴いても古くささを感じさせないバンドサウンド
シングル向けでも高貴な空気がある
そのエレガントで知的なハードさが今なの支持されるのだろう







⑧Jenny Darren - Heartbreaker
パット・ベネターのヒット曲として知られる名曲だが
オリジナルはこちら
ハッキリいってオリジナルヴァージョンが劣る部分は一切ない
むしろ聞き比べて欲しい
歌詞の違いにチョイと戸惑うかも知れないが
そして女性ロッカーの先駆者としての
ジェニー・ダレンの魅力を知って欲しいねぇ
いまだに雑誌片手に盗みを働く輩も壊滅したろうよ
スタジオ版ではカワイイ声で歌っていたパット・ベネター
ライブではもっとハードに迫っていた
このオリジナル版を意識したのではと思いますね
Love Potion No. 9もジェニーが歌うヤツに思い入れがある



⑨RIOT ACT - Closer to the Flame
忌々しいコロナ渦にリリースされたアルバムのオープニングナンバー
あのリック・ヴェンチュラとLA・クヴァリスが再びタッグを組んだバンド
それだけでも興奮するが
これが見事に初期RIOT路線
サンダースティールを擦り倒して骨まですけてみえる
RIOT Vよりも何倍も好感が持てますね
フレットレースベースも巧者





⑩Def Leppard - Too late For Love
このクドさがいいんですよね
初期の彼らが好きですね
こういう情念たっぷりのパワーバラードは大好物です




937. 失恋船長 (2024-08-14 15:19:54)

『胸キュン/胸熱ロック 78』10選



①Hughes Turner Project - Ride the storm
古典ハードサウンドを引っ提げシーンに閃光を放った
ジョーとグレンのプロジェクトチーム
この曲など火花散るバトルぶりに興奮する
ギターソロも役者が違うよと弾きまくる
単なるリッチーのフォロワーではない
タイム感とテクニックに魅了される
二人の主役を喰う活躍だ






②BREEZE LEAST - BREEZE LEAST
知る人ぞ知る国産様式美メタルの傑作アルバムから
スリル溢れるオープニングナンバーを
ここで聴ける完璧なアレンジ
最後までテンションを下げることなく駆け抜けます
オフィシャルな再発を望まれる一枚であり
名曲だ




③CROWLEY - EVIL BRIDE
予算は掛っていないが見応えのあるPVだと思いますね
このオカルティックな世界観と
彼ららしいポップセンスを活かしたサウンド
それは日本的なメロセンス
DEMONが英国式ならば
こちらは和装メタルと言うことだろう
英語で歌っているのも正解
もっと多くの人に知って欲しい
国産叙情派ダークサイドメタルバンドだ
デスやメロデスではない古典スタイルです
ギターはかなりの巧者
ソロがハイライトして脚光を浴びるタイプも懐かしい





④VALKYLIE - Shouting to the Hell
好きなんだよなぁ
この突貫メタルがね
上手い下手じゃないのよ
パッションなんですよね
デジタル化して楽しんでいますよ




⑤WOLF - LOVING YOU
感動のパワーバラード
この叙情性もバンドの武器でした
松本の歌声に酔いしれますね
泣かせるわ




⑥Jewel - Sing It
このバンドにはこういう活きのいいのを期待しますね
関東ハードシーンを支えた彼ら
CD化されたコンピ作とか出ないかぁ
Mandrake Rootなくなったから無理だろうなぁ
日本人好みの叙情性と陽性になりきれないダイナミックな
サウンドは需要あると思うけどねぇ




⑦VOWWOW - TELL ME
CMソングにも採用された名曲
ポップなメロセンスを活かした
このバンドらしい洗練されたハードサウンド
哀愁のあるメロディ
エモーショナルな歌声は絶品
キレのあるドラムも効果的
キーボードもギターもやはり職人芸が披露されている
完璧なアレンジだ
今聴いても古くささを感じさせないバンドサウンド
シングル向けでも高貴な空気がある
そのエレガントで知的なハードさが今なの支持されるのだろう







⑧Jenny Darren - Heartbreaker
パット・ベネターのヒット曲として知られる名曲だが
オリジナルはこちら
ハッキリいってオリジナルヴァージョンが劣る部分は一切ない
むしろ聞き比べて欲しい
歌詞の違いにチョイと戸惑うかも知れないが
そして女性ロッカーの先駆者としての
ジェニー・ダレンの魅力を知って欲しいねぇ
いまだに雑誌片手に盗みを働く輩も壊滅したろうよ
スタジオ版ではカワイイ声で歌っていたパット・ベネター
ライブではもっとハードに迫っていた
このオリジナル版を意識したのではと思いますね
Love Potion No. 9もジェニーが歌うヤツに思い入れがある



⑨RIOT ACT - Closer to the Flame
忌々しいコロナ渦にリリースされたアルバムのオープニングナンバー
あのリック・ヴェンチュラとLA・クヴァリスが再びタッグを組んだバンド
それだけでも興奮するが
これが見事に初期RIOT路線
サンダースティールを擦り倒して骨まですけてみえる
RIOT Vよりも何倍も好感が持てますね
フレットレースベースも巧者





⑩Def Leppard - Too late For Love
このクドさがいいんですよね
初期の彼らが好きですね
こういう情念たっぷりのパワーバラードは大好物です




938. シン・聖なる守護神 (2024-08-16 22:22:35)

『個人的偏向による"コレ、イイですよ"的HM/HR』10曲選 ~第2弾~ ※前回よりも少しマニアックになってしまったかも編(前回:発言No.933)

①Once In A Lifetime[1990] / VALENTINE
>正直、前半は煮え切らない展開なのだが後半は中々イイし、この出色の表題曲をトップに据えていたら評価も違っていたのではないだろうか
哀愁味を含んだメロに絶妙なKey.感からしてワクワクします
ヒューゴの高音域はやや線が細いが、メロハーにはコレくらいの方が合っている

②Black On Black[1994] / CONCEPTION
>本邦デビュー作となった2作目ブックレットに歌詞まで記載されながら収録されなかった1曲(輸入盤も同様に歌詞は記載されてはいたのだが未収録)
佳曲"Parallel Minds"には及んでいないが中々のドラマ性を感じさせる展開の1曲
その後の「NOIZE」所属4バンドのライヴを収録した2枚組コンピ盤"The Power Of Metal"(国内発売有)にボーナス曲として収録された

③GIve Me Shelter[2011] / CHRIS OUSEY
>ソロ名義1作目からで脇を固めるマイク・スラマー(G./Key.)とトミー・デナンダー(G./Key.)という名に最早興奮はしないが、ニール・マーレイ(B.)とグレッグ・ビソネット(Ds.)という名にグッとなるが、問題は曲である
ってな事だと"イイのを!?"収録出来たな...と
そんな中からサビメロが炸裂する6曲目を選出

④Queen Of The Damned[2006] / THE DOGMA
>最初に...手本はかのKAMELOTといっておこう
しかし中々アツい展開はマニア諸氏にも十分の手応えと思います
特に粒揃いのこの1stフル"Black Roses"はオススメ出来る
気になった方は是非聴いてみて下さいナ(でも以降作品はデス声入りなので注意だ...笑)

⑤Living Out Of Touch[1988] / KINGDOM COME
>ZEPコピーと揶揄されたバンド
声質そして歌唱法については確かにプラント氏を模したモノってな事で聴かず嫌いという方も多いのではないでしょうか?
でもね...この1stぐらいは聴いて下さいヨ
このトップを飾るドラマティックな表題曲はシビれるよ
後に名を馳せるかのボブ・ロックのPro.により引き締まったキレのある音作りも素晴らしかった作品

⑥Into The Fire[1993] / THOMAS VIKSTROM
>CANDLEMASSが活動停止後に発表したソロ名義1作目から
ジャケ写からも想像出来るややアコースティカルな響きの作品ですが、そんな中にあって表題曲は中々のメロハー振りをカマす1曲
我輩はこーゆーのが好きなのである

⑦Not Worth Dying For[2005] / DEMURE
>(多分、カナダもしくは米国出身の4人組で)今回の中で一番のマニア作品(笑)
(恐らくはデモなんだと思うが)'91年に録音(8トラック)されながら正式には発表されず、'05年にマニアなメロハー作品の発掘に勤しむ「RETROSPECT Records」からCD-R仕様で陽の目を見た作品("セルフタイトル"での発表なのだが、そのペラジャケにはメンバー名すら記載が無いのだ)
1曲目の表題曲からシビれるメロハー処が並ぶ正に"隠れすぎた名盤!!!?"でメロハーマニアは必聴か

⑧Hunter Of Love[1988] / V2
>かのトミー・ハートが在籍していた独産5人組の1stから
そしてこの表題曲は我輩の大変思い入れの強い1曲で、その昔某ラジオ音源をテープに録音して繰り返し聴いていた...という事を思い出すのだ
流石にトミーの高音域も青いが、その適度なリリカルさが中々ツボな1曲になってると思う

⑨Rock Steady[1998] / HEAVENS EDGE
>アウトテイクなどを集めた"Some Other Place-Some Other Time"のトップに収録された曲で、そのライナーに"1stのアウトテイクであり..."との記載があるのが嘘のような劇的展開はこの曲が何故にアウトテイクなんだ!?との疑問だけが頭を巡る
そのドラマ性と相まって極上のメロディアスハードに仕上がってる隠れた名曲でしょう

⑩Daybreak[1988] / 男闘呼組
>おいおい、最後がコレかい...とツッコミが来そうだが!?(笑)
言わずと知れた(かどうか分からんけど)近年一時的な復活も果たした4人組...で、コレは"○ャニーズの黒歴史"なのか!?
当時、素行の悪さなどもあってか、その後は表立って語られる事はなかったが"Time Zone"と並んでエッジを効かせたハードロックはもっと評価されて然るべきでしょう
イチャモンなら幾らでも言えるがメロディックさに重点を置きつつもハードロック路線で攻めた姿勢は支持するゼ...俺はナ

※順不動



939. 失恋船長 (2024-08-22 04:20:25)

『胸キュン/胸熱ロック 79』10選



①SABER TIGER - 斑の鳥
下山復帰後は現代的なサウンドと真摯に向き合い
欧州での契約も獲得した彼ら
特にバルト三国でもツアーなど他に類を見ない活動を行う姿勢
挑戦的なスタンスは賞賛に値する
全作から6年のインターバル
木下御大の病気の関係もあるので心配していたが
心配を杞憂に終わった
高齢者から若い人までウエルカムな正攻法で迫るハードサウンド
邦楽だの洋楽だのくだらない差別意識がなければバカテク集団による
容赦のないメロディックな鋼鉄ロックの凄みに圧倒されるだろう





②WOLF - Blue Flyer
遂にウルフが復活を果たした
現役引退した黒木の姿はなかったが問題なし
YouTubeで人気のSATSUMA3042さんが見事に大役を務めてくれました
待たされすぎの古豪の復活
是非ともリメイクベスト&新作のリリースをお願いしたいですね
一度きりのライブなんて寂しいからね
ウルフらしいスリリングなギターが飛翔する
叙情派ハードナンバー
このキャッチネスさも魅力
魅力的なメロディラインを歌う松本
鉄壁にリズムから繰り出されるグルーブと完璧です



③TAROT - Glimpse of the Dawn
イントロで絡むピアノの音色
ハモンドも全開と鍵盤プレイが実にオーソドックスな
サウンドの鍵を握り演出
歌が弱いのだが
この泣かせのシケシケ具合がマニアにはたまらん
現代的なテクノロジーを通過した古典サウンド
クラシックロックらしい妖しげな輝き
本気でやっているから音に宿っているよね






④SAXON - There's Something In Roswell
ミステリアスな空気を醸し出すヘヴィなミドルナンバー
ザクザクと刻まれるリフが何とも懐かしい
ブライアン・タトラーとサクソンが融合
こんな歴史的快挙に立ち会えた事に感謝する
この組み合わせはウルトラCだよね




⑤KEEL - You're The Victim (I'm The Crime)
ストレートに突っ走るメタルソング
小細工無用な清々しさが今では新鮮だ
ギターも細いキーボードみたいな音質で80年代だよなぁ
と感慨深い物を感じる
ロンの武骨な歌声がこれまたカッコイイ
もう聴かれないタイプのメタル





⑥Krokus - Eat The Rich
PVも作られた勢いい一曲
彼らにとっても一番勢いのあった時代でしょうかね
よりメタルよりになったアルバムだからこそ
こういう曲調になったのだろう






⑦Pantera - Forever Tonight
これが初期のパンテラなんです
あんな形で時代の寵児になるなんて誰が想像できました
ギターは最初から巧者
センスのあるプレイとテクニカルさ
リズムも安定しておりバラードを上手く調理している
歌だって雰囲気物だが十分だよ







⑧Dark Star - Lady of Mars
哀愁の叙情派サウンド
幻のNWOBHMと呼ばれマニアから愛されていました
再発された時は嬉しかったねぇ
そして日本の発掘リリースに勢いを感じた
今じゃセカンドラインだよ




⑨Pretty Maids - Don't Settle For Less
煌びやかなメインストリームに寄りつつも
欧州メタル的な哀愁とドラマを盛り込んだ
アレンジも手が込んでいて聴き応えがある
PVも作られた入魂の一曲だろう




⑩Treat - Get You On The Run
ギターソロもたっぷりと注入
哀愁のロッカバラード
北欧風味満点のメロディが胸を締め付ける
やりすぎなくらい泣かせてくる
大衆性を完備した珠玉の一曲だ
売れないと困るよね




940. シン・聖なる守護神 (2024-08-27 12:50:42)

『個人的偏向による"コレ、イイですよ"的HM/HR』10曲選 ~第3弾~ ※少し古めも選んでみました編 (第1弾:発言No.933 第2弾:発言No.938)

①Heartless World[1979] / TEAZE
>国内発売もされた3rd"One Night Stands"から
前年に発表された日本でのライヴを収録した"ライヴ・イン・ジャパン"(海外盤は別タイトル)も含め本作までは国内発売されていたので知っている方もいるでしょう
そして表題曲のアコギからという出だしからその後の胸焦がすドラマティックな展開は泣けてきます
若い方にも是非ともチェックしていただきたい一曲...そして名曲と言えるでしょう

②Turnpike[1978] / RAM JAM
>ヘヴィに展開する1stトップの"Black Betty"がとにかく有名だが、2nd収録の表題曲も侮れない一曲
そのピアノからという入りで既に漏らしそうです...ワシ
ヘヴィだけでないそのドラマ性は脳天気なバンドとは格の違うアメリカンハードの誇りだよ

③Don't Knock The Kids[1985] / JETT BLACK(加)
>同名バンドは存在するがこちらは表題曲を収録した唯一作"Night Flight"で散ったカナダ産
その絵に描いた様な適度にKey.を効かせたメロハー振りは表題曲以外もシビれる曲ばかり
1曲目もシビれたが我輩は4曲目の表題曲で我慢できず漏らしました

④Be Good For Me[1987] / RANKELSON
>正直、1stにしろ表題曲を含む2ndにしろ作品そのものは煮え切らないのだが、ハリス氏好きをアピールするベースラインが印象的な表題曲は好きだった英国産
かの「Ebony Records」からというだけで音の方もなんとなく想像できるが、2ndのジャケイラストがお抱えだったGary Sharpe氏によるモノという事に反応してしまうのはマニアだろう

⑤Over Her[1982] / SPYS
>メジャーなところだとMEAT LOAFの2nd、そしてマニアなところならCIRITH UNGOLのジャケアートで知られるMichael Whelan氏によるそのジャケからしてアツいUS産5人組の1stから
そしてPro.がニール・カーノンとくれば即反応もやむなし
その大きな期待に決して負けない絵に描いた様なメロハー曲となっております

⑥Mind Teazer[1982] / DARKSTAR(加)
>あの"Lady Of Mars"のNWOBHMとは違うカナダ産の唯一作"セルフタイトル"からである
AORで括られるが、十分ハードさも持ち合わせているし、曲によってはプログレハード的側面もある
"アァァ~"というコーラスから始まる表題曲はメロハー好きにもアピールする一曲
「Cult Metal Classics」からボーナス1曲を加えた'16年リマスター再発盤もあるのでチェックも可能だろう

⑦Love And Death And An American Guitar~Stark Raving Love[1981] / JIM STEINMAN
>MEAT LOAFやボニー・タイラー作品などで知られる氏のソロ名義1st"Bad For Good"から
その1stソロや前述MEAT LOAF諸作品などのオペラ風アレンジはかのQUEENと共に後続のHM/HRバンドにも大きな影響を与えただろう
また序曲となる"Love And Death~"の芝居じみた"ラジオドラマの如き展開!?"はかのMANOWARの"お爺ちゃん~!?"の元ネタではないのか?
また前述ボニー・タイラーの大ヒット曲"ヒーロー"へと流用されるコーラス/アレンジワークが印象的な"Stark Raving Love"の方はドラマティックこの上ない名曲だろう

⑧Never Too Late To Late[1993] / 1ST AVENUE
>かのロビー様が在籍してた蘭産で「ゼロ・コーポ~」から国内発売された事は多くの方が知るところ
そのロビー様の手掛けた表題曲は絶妙なKey.感とドラマ性を感じるアツい展開は正に名曲と呼べる一曲

⑨Wake Me Up[1997] / WAYNE SMART
>カナダ出身のどの曲も素晴らしい作品"Just Another Stranger"から
よくもまぁ、これだけ"良い曲"を作れたモンだなぁ...と
少しトミー・ハート辺りを思わせる伸びやかな歌唱も実に良く合っている
フェイドアウトがやや唐突に感じなくもないが、爽やかな空気を運ぶ3曲目を選出

⑩Mission[2008] / マダム・レイ
>今回も国産から1曲を選出しようと思い!?...打率争いでは毎年上位に顔を出していた名選手で無類の釣り好きでも知られる元プロ野球選手"田尾安志氏"の奥方がフロントを務めた1st"マダム・マダム"から
そのヘヴィ過ぎるバッキングのためか歌唱がやや埋もれ気味だが曲自体は中々粒揃いな作品
まぁ、そのヘヴィ路線と当時の"嬢メタル!?"を意識しすぎなのはギターで参加し音Pro.も務めた横関氏によるモノだろう(それにしてもこのリズムG.は出ばりすぎではないだろうか)
そんな中にあってご本人の歌唱が一番ハマっていると思うのが表題曲(や⑥辺り!?)
もっと歌謡メタル路線で良かったと思うがネ...俺は

※順不同



941. 失恋船長 (2024-08-30 20:22:16)

『胸キュン/胸熱ロック 80』10選



①VOLCANO - Gypsy
大和魂メタルですねぇ
泣きますよ
日本語歌詞も臭さを倍増
これでいいのです





②凱旋MARCH - 爆進行進曲
まさかの復活です
こうなると新作に期待しますよ
悪いけどあの程度のパフォーマンスで満足しませんよ
もっと濃密なヤツを聴かせてくれ
ワシは初見で心を奪われました
マサのステージングに何故か笑いが止まらなかった思い出がある
それほどコテコテの特濃女人禁制男汁マックスのステージだった
この曲などこのバンドの濃さを堪能出来るだろう
展開がクドいよ
でもそれが凱旋マーチなのだ



③Ex Danger - Imagination Break Down
コンピ盤がCD化した際にカットされた疾走ナンバー
あの完全版でないかなぁ
貴重な音源が詰まっている
山口県が産んだ叙情派メタルバンド
キーボードとツインギターの6人編成
シンガーはクラウス・マイネ風に唄います








④Virtue - We Stand to Fight
NWOBHMファンなら気絶しそうになるほどカッコいいですよね
出だしからかましてくれます
哀愁たっぷりの煮え切らないメロディ
これぞNWOBHMな攻撃性
素晴らしいねぇ




⑤Cloven Hoof - Nightstalker
有名なリフですが皆が共有するアイデアです
この嘘くさい歌声とミステリアスな雰囲気がたまりません
血みどろのB級ホラームービー
そんな空気感が大好きなんです





⑥Gaskin - Sweet Dream Maker
甘い歌声と攻撃性の高い演奏とのミスマッチ感
この霧深いモヤがかかったようなサウンド
NWOBHMならではの胡散臭さがたまらん






⑦Eliza - Driving Roller
音質は良くないが演奏はタイト
ライブ感バッチリなラフさが逆に生々しい
ドラムはテクニシャン
でもベースが聞こえないよ
この歌あってのELIZAです
ツインギターの掛け合いも凄くないけど
好きですねぇ
いまこういうのやらないもん







⑧ダンプ松本 - Dump the Heel
ゆりあん凄かったなぁ
ドラマでも話題のダンプ松本
藤波のマッチョドラゴンが凄すぎで霞んでいるが
ダンプ松本の歌唱力も極悪そのものだった
これだけの音痴は珍しい
曲は44マグナム
ポールの歌声が聞こえてくるようなストレートなナンバー
これを機に配信されないかぁ





⑨CROWLEY - EVIL BRIDE
このキャッチーさが好きなんですよね
親しみやすさとオカルトテイスト
上手いこと混ぜ込んでるわ
再結成するのは遅かったが
その時間を埋め合わせるよう精力的に活動する彼ら
あとはサブスクリプション解禁でしょうよ
悪魔の花嫁なんて橫溝正史じゃん




⑩DANCER - Violent Emotion
ジャパメタと言えば真っ先に思い出されるバンドの一つ
トニーのハイトーンは少々キンキンしすぎだが
それがダンサーの魅力だった
泰司のギターも魅力的だが
タイトなレコーディングをこなしたリズム隊に拍手を贈りたい




942. 失恋船長 (2024-09-03 21:22:45)

『胸キュン/胸熱ロック 81』10選



①SABWAY - PRICE OF LOVE
ノリがいいんですよねぇ
情熱的なハードさの間を吹き抜ける爽快な風
この絶妙なバランスが聴きやすさを誘発している
好プレー集のBGMにピッタリ





②LAZY - MY REST POSE
円熟味を増した影山の歌声
年輪ですよ
この音はキャリアを積んだ彼らだから出せる音
夢の再結成は金儲けだけではなかったよなぁ
マジックが存在していたと思いますね



③GREAT WHITE - Waiting For Love
キーボードを大胆にフィーチャー
熱いギターソロに感動と
どこか未完成な部分があるというか
相反する要素が気持ち悪く感じる部分がある
しかしハマった時のパワーは凄まじい
このバンドの演奏力は凄かった








④SKID RAW - Delivering The Goods
ロブ・ハルフォードとバスがデュエットしたライブ音源
こういう共演は興奮するねぇ
演奏は並だがライブ感はある
オマケ感も強いが余興としては大いに楽しめる




⑤André Andersen - Coming Home
緊張感のある演奏とシリアスさが聴き手を駆り立てますよね
イアン・パリーのど迫力なパフォーマンスもバンドサウンドを強化
素晴らしいコラボだった





⑥ANTHEM - Xanadu
今でもチョイチョイ聴くアンセムの曲
彼らのオリジナル作品として十分なクオリティを誇示しています
どこかでリメイクしてくれないかぁ
英三の荒めの歌声も大好きです
きっとライブの合間に強行レコーディングしたんだろうなぁ






⑦METALUCIFER - Heavy Metal Chainsaw
愚直なまでに突き進むメタル道
ヘヴィメタルを愛する物に必ずや響くであろう
鋼鉄賛歌
上手い下手ではない熱きエナジーに押し切られる







⑧JUNXION - Excite Life
伸びやかな歌声と耳馴染みの良い歌メロ
パワフルなドラムとテクニカルなギター
ソロではやり過ぎなくらい弾きまくる
WOLFのような叙情性をアメリカンな感性で包み込んでいる





⑨TERRA ROSA - AS LONG AS OUR LIVES
アルバムの中では地味な印象を与えているが
このバンドらしい濃密な世界観が反映されている
日本語歌詞もロマンティック
サビへ向かって盛り上がっていく展開も素敵だ




⑩凱旋マーチ - 炎を上げて
胸が熱くなる漢メタル
マサさんの熱の籠もった歌声に焦がれます
パワフルな特濃パワーメタル
そこに流れる熱き涙
泪は心の汗だ




943. 失恋船長 (2024-09-08 13:41:34)

『胸キュン/胸熱ロック 82』10選



①Impellitteri - Out Of My Mind
お約束です
軽快なノリが心地よい
ミックスも往年の時代を想起させる
ロブ・ロック節も全開
日本人にはおなじみのインペリテリサウンド
もの凄いピッキングから繰り出されるソロも圧巻
レーベルが信頼と実績のだから期待大
なにをやっても80満点なんですけどね




②CobraKill - Party Like Hell
キャラを活かした楽曲ですね
流石は信頼と実績のフロンティア
少々枯れた味わいの歌声だが年齢を考えると自然
オジーみたいに加工しすぎたエレクトリカルパレードよりは断然まし
こういう路線のソロになるのかなぁ



③Storace - Rock This City
キーボードを大胆にフィーチャー
熱いギターソロに感動と
どこか未完成な部分があるというか
相反する要素が気持ち悪く感じる部分がある
しかしハマった時のパワーは凄まじい
このバンドの演奏力は凄かった








④MICHAEL SCHENKER - Only You Can Rock Me feat. JOEY TEMPEST & ROGER GLOVER
ジョーイの声が新鮮な空気を運んでいますね
でもこれはフィルの曲だよね
シンプルな英国ロック
ある意味良心ですね




⑤Tony Iommi feat. Glenn Hughes - Dopamine
サバスにグレン・ヒューズは似合わない
確かにのっぺりとしたオジーの方が嘘くささは倍増しますが
そういうのがドゥームとは思わない
グレン・ヒューズの抑え気味の歌い回しも魅力
ごっついヘヴィサウンドに上手く順応している





⑥MARKO HIETALA - Frankenstein's Wife
久しぶりにマルコの歌を聴いた気がする
TAROTのアルバムを昔ほど定期的にいっていないぞ
相変わらず魅力的なメロを歌う
昔はもっと艶があったが枯れた味わいと曲調が意外とマッチ
これはこれで大ありだろう







⑦Aphasia - Wings Of Fire
期待値を上げるSE的インストから
このバンドらしい潤いのある叙情的なサウンドへと流れる
真摯に向き合うメロディックロック
妙な色気や女を売らないサウンドは気持ちが良い
少々キャラ優先の国産ガールズメタルなるカテゴライズに辟易している人には
こういうのを聴いて心を安らげてくださいといいたいですね







⑧歌心りえ - 道化師のソネット
さだまさしの代表曲
この曲は何故か泣かせる
ジャンル云々じゃない
サビメロと歌詞が合致しているんだよな
日韓歌合戦みたいなプログラムで大話題
日本には無名だが実力者がいることを知らしめた
特定の芸能事務所が牛耳る世の中は不健康だ
メタルの世界も侵食しているよなぁ
メディア偏重は本当に百害あって一利無し
このパフォーマンスは金取れる歌じゃない





⑨Warfare - Rose Petals Fall From her Face
道化師のソネットを聴いた後は
思いっきり下品なのいきたいね
VENOMと共演した暴走サウンド
プロデューサーもアルジー・ワード
たまらんわ
お下劣ロックにお漏らししそうです




⑩Brave Bomber - Gaming Animal
思わず戦闘開始と叫びたくなります
胸に熱い物が去来する
漢のメタルサウンド
この逞しい歌声が勇壮感を倍増
大好物ですね
ギターソロにロシアの戦中歌
カチューシャのフレーズを入れたセンスに唸る
日本のACCEPTだよね




944. 失恋船長 (2024-09-10 17:05:12)

『胸キュン/胸熱ロック 83』10選



①Ritchie Blackmore's Rainbow - Waiting for a Sign
ロニー・ロメロと新曲を作ったのはもう6年も前かぁ
結局思った反響は得られなかった
まぁステージに立つリッチーが思いのほかお爺ちゃんだったもんなぁ
ジョーの歌声が聞こえてきそうな歌メロ
なんだかとても懐かしい雰囲気である
リッチーらしい枯れた味わいのギターも堪能出来る
遅きに失するだよね




②ANTHEM - NIGHT STALKER
艶やかでダークなミドルナンバー
この艶めかしくも妖しげなダークネスワールドを
真っ向勝負で迎え撃つ森川之雄の歌声に惚れ惚れする
ヘヴィなだけじゃない情緒がある
そこが最大の魅力だ
洋也のギターソロも雰囲気がある



③VOWWOW - SHOT IN THE DARK
シンプルにカッコいいね
このバンドとしてはストレートに走ってくれる
勿論随所に小技は効いているが
このタイトなリズムが繰り出される小気味よさ
厚美のキーボードの華麗さとテクニック
美味しいところは恭司さんがもっていきますが
厚美さんの存在はバンドサウンドに奥行きをもたらしている
新美はイイドラムを叩くよ
歌の上手さも圧巻
日本人だから聞かないって?今すぐに死になさい








④LOUDNESS - HEAVY CHAINS
ブライトなサウンドに変換した渡米後第一発
この曲は初期のダークな英国風味が残っている
歌い方が変わりつつある二井原実先輩
今よりも若くてカワイイ声だがこの個性は魅力だ
ヘヴィなウネリを生み出す鉄壁のリズム隊
我らがギターヒーロー高崎晃
このドラマティックな展開に中でもギターソロはハイライトだ
この時代の彼らは光っているよ





⑤URGENT - Running back
洒落てるわ
オシャレすぎですね
それがいいのです
日本からはこの手のバンドは出てきませんね
何故なんだろ?



⑥Saraya - Healing Touch
まだまだ女性がロックをよることに偏見があった時代
彼女は早すぎたスターなのかも知れません
可憐だが凜とした佇まいから力強さを感じます
その姿が歌声に乗っていますよね
メロディ派のマニアにはたまらんグループだろう







⑦Badlands - High Wire
ジェイク・E・リーが新たに立ち上げたバンド
デビュー前から話題をさらいましたが
出てきた音はレイトバックした時流に合わせたブルージーなヤツです
歌うは夭折の天才シンガーレイ・ギラン
この組み合わせでもっと正統派メタルをやって欲しかったが
時代が許さなかった
それにジェイクのバックボーンってよく知らんしね
オジーの右腕だったことで十分稼いだもんぁ







⑧King Diamond - Sleepless Nights
キングの曲としては聴きやすい部類に入りますよね
そりゃPVも作るわなぁ
テンポアップした楽曲はギターオリエンテッドな作風となり
トリッキーなフレーズが耳を惹きます
一筋縄ではいかない複雑な構成もキング様
この禍々しいダーク耽美的世界観に魅了される





⑨Hurry scuary - Feeling high
個人的にはハリー・スキュアリーと言えばこの曲ですよね
コンピ作に参加した日本語ヴァージョンに思い入れがある
最後までつかみ所のないバンドだった
本当の姿はどこにあったのだろう
2枚目のアルバム聴きたかったなぁ
中間さん今何をやっているのだろう?
センスのあるプレイヤーだったんだけどなぁ






⑩JURASSIC JADE - The Warholic
今なお現役でステージに立つ幻の国産スラッシャー
小細工無用な初期の世界観も素晴らしいが
あらゆるエッセンスを取り込み成長する今の姿も素晴らしい
現在しか知らない人は
過去を辿って欲しい
真正面からドギツイ極悪サウンドを奏でていた時代があるから




945. 失恋船長 (2024-09-14 04:33:27)


『胸キュン/胸熱ロック 83』10選



①陰陽座 - 組曲「義経」~悪忌判官
キャッチーでメロディアス
彼らのキャラを活かした世界観が歌詞に乗り
ルーツたるど真ん中のヘヴィメタルをやる
瞬火さんのボーカルパートの多さも好物ポイント
彼の歌がアクセントになっている



②LOUDNESS - Gotta Fight
CRAZY NIGHTを意識して制作されたサントラ用の楽曲
爽やかなメロも印象的
いかような場面でもラウドネスはラウドネスなんだと
手抜き無しの名曲ですよ
寄せているがはねつけているよね




③OUTRAGE - My Final Day
やっぱアウトレイジはコレなんだよね
当時めちゃくちゃ聴いたという思い入れが強い
ドイツでレコーディング
モヒカン姿も眩しい橋本
彼の歌声がワールドクラスに押し上げている
強靱なグルーブを弾き出すリズム隊
扇情的なギタープレイで応戦する阿部
凄いバンドだわ





④ANTHEM - FIRE'N'THE SWORD
逞しさを増した英三の歌声
悲壮感漂うメロディの力強さと悲哀
ギターソロも魅力的
サビメロもコーラスも完璧
エンディングに向かう様もグッとくる
アルバムを締めくくる最高のクロージングソング
こういう曲をかっこよくやれるバンドはそうはいない
日本最強のバンドであり
かつては最も愛すべきバンドでした
最新作はつまらん





⑤EARTSHAKER - Fugitive (Rerecorded Version)
解散前にリリースされたリメイクベストから
エンディングにライブ同様ドラムソロを追加
甲斐のベースも唸りをあげ魅了
なによりマーシーの艶やかな歌声が全盛期を迎えている
シャラのギターも泣かせる
歌メロだよなぁ
大した事は歌っていないのだけど
なんかグッとくるのよ
永川俊郎のバッキングも効いているよ



⑥CYNTIA - Wish
ポジティブな歌詞が息苦しい世の中で苦労する
嘘をつけない素直な子供達の背中を押してくれます
時代が違えば売れたような気がする
もうCDを買うのは高齢者だけだからね
若い子を買わないのよ
そういう時代にデビューしたのは不運だ









⑦Saber Tiger - Paragraph IV - MABOROSHI
下山でも2回目となるサーベルタイガーの代表曲
今回はマシーンさんと御大のツインギター編成で
メンツも時代も変われば細やかな変更はある
その違いを楽しむのが一番
この叙情的なサウンドは古くさいと言われようが大好物だ
メタルに新しいも古いもないハズである
久保田陽子さんヴァージョンも録音して欲しいねぇ







⑧MARINO - MARINO
何度聴いてもワクワクゾクゾクさせられる
この疾走感と心地よいリズムの刻み
レオの歌も大好物なんですよね
歌メロも好きだなぁ
リードギターも最高にカッコいい
あのフレーズ弾きたいわ





⑨Blizard - Shallow Runner (Fool's game)
チョイ無理目のハイトーンが好き嫌いを分けますよね
この哀愁とライトなアメリカンテイスト
上手いことやっています
決め手に欠けたというか下村の歌が日本人過ぎた
バックが本格的なハードサウンドだっただけに負けていた
でもそれがブリザードの味わいでもある
英国テイストを匂わせる
哀愁のミドルナンバー
ダイナミックな演奏と噛み合っている
ギターソロはもっと聴きたい






⑩Aldious - I Wish for You
この曲はアルディアスらしくはない
おそらく新加入のR!Nちゃんに合わせたのだろう
しかし泣ける
歌の上手さと歌メロに泣かされる
こういうドラムを叩けるのは褒めるべき
ホロリとなるのよ
オジサンはね
歌の上手さは折り紙付きだが短命に終わる予感はあったよなぁ
NAMM Show のパフォーマンスも良かったなぁ




946. 失恋船長 (2024-09-15 02:31:42)

『胸キュン/胸熱ロック 85』10選



①ANTHEM - SHED
福田洋也の曲
今ではやらないタイプの英国式ハードサウンド
英三の荒削りな歌声もライブの合間にレコーディングしたんだろうと考えますね
過渡期の成長を色濃く見せつけた一曲
刺激的な歌詞も印象的


②早川めぐみ - Mystic Magic
POWER MIXから
路線変更により歌唱スタイルに余裕が生まれました
でもアレンジが決まっている
日本人らしい情念とライトなサウンド
良くも悪くも国産ハードシーンを象徴するような
中途半端な売れ線サウンドである




③Reaction - JOY RIDE
鳴沢浩幸の歌うそのシートから
音質は良くないが勢いは伝わってくる
梅沢のテクニカルかつパワフルなドラム
それに負けない良く歌うベース
トリッキーなフレーズが耳を惹く斉藤のギターワーク
主要メンバーが二人いなくなったので再結成は難しいだろうが
初期の彼らは好きだった




④Sabbrabells - Metal Saber
永遠のメタルアンセム
光り輝けメタルサーベル
喜一さんのステージアクションが目に浮かびます




⑤DANCER - GRAVE DIGGER
ヘヴィでダークなミドルナンバー
色気のあるサウンド
トニーもハイトーンだけじゃないという魅力を魅せてくれた
こういうタイプの曲を増やして欲しかったが
一部メディアの酷評は痛かった
ワタクシは断然支持しますよ



⑥BREEZE LEAST - INSIDE THE BROKEN DREAM
1stにも収録された曲を歌詞やタイトルを変えてリメイク
当然アレンジも加わりドラマ性は大幅にアップ
個人的には女性シンガーの歌唱スタイルのおかげで
感動も倍増
彼女はキーボードでも貢献しているので評価は大
2枚目のアルバムはコピーした音源しか持っていないので
是非ともオフィシャルな形での再発を望む
メロディ派のマニアには家宝となるだろう
1枚目も凄く好きです
夢は2枚同時に正式音源を手に入れること
ワシは我慢してリプロ盤に手を出しませんでした
Aメロ泣けるのよ






⑦黒木政彦 - CROSS LINE
現役を引退して用ですね
黒木さんのメロセンス好きでした
粒だったギターサウンドも好きでした
このアクセルを踏みこみたくなるような
スリルと洗練された楽曲にグッときます
打ち込みのインストナンバーですが
艶のある黒木さんのプレイに魅了
速いだけじゃないのよ
センスなのよ
塊だったのよ






⑧EX DANGER - SILENCE OF NIGHT
クラウス・マイネ風の歌い回しですが迫力はない
そんな姿も懐かしい山口県の6人組のメタルバンド
国産様式美を愛するマニアには懐かしい名前でしょうね
後年海外でリプロ盤もリリースされました
今作はコンピ作に提供した一曲
このメロウさも魅力でしたね





⑨EMERALD FOREST - Nowhere To Run Nowhere]To Hide
中間のソロに脱帽
正直曲自体は大好きではない
線の細いハイトーンも好みではないのだが
この緊張感のあるプログレ風味と
中間のソロに脱帽
圧巻である
イケメンで画になる長身のギタリスト
だから天狗になったのだろうが性格がまでインギーしちゃダメなのよ
無念の天才である






⑩ACTION - 悲劇へのプロローグ This is just prologue
感動のスローナンバー
こういう曲ではヨシロウの甘い声も気にならない
サビメロも印象的
昭和歌謡チックだが
そこが好きなポイント
こういう路線を突き詰めて欲しかったなぁ
そうすればダミアン浜田聖飢魔Ⅱみたいな感じになれたかもしれない




947. 失恋船長 (2024-09-27 07:44:43)

『胸キュン/胸熱ロック 85』10選



①FLATBACKER - HARD BLOW
TMGなんて小綺麗なの聴くから
下品な歌声が欲しくなりました
いい加減にしなさいよ今に痛い目に遭うわよ
ぶちのめされます
パンクメタル番長の凄みにカツアゲされました


②FLATBACKER - GUERRILLA GANG
フラットバッカーのハシゴです
女が待っている
こっこっ子供が待っている
凄いインパクトです
強烈な歌詞と個性的なサウンドに飲み込まれます
今聴いても個性的
日本が世界に誇れる喧嘩番長メタルである




③凱旋March - 大行進
力はいるわ
大行進ですよ
日本が誇る軍歌メタルの総帥
唯一無二の個性をぶち上げている
肝据わってるわ
一曲の濃厚さが二郎系ラーメンである




④Crowley - Fairy Tricks
妖艶ですねぇ
サタニカルなサウンドがグッと響きます
このバンドの唯一無二の個性を光らせていましたね





⑤Murasaki - I'm on Fire!
もっと認知されるべきバンドだよなぁ
沖縄の歴史を背負う伝説のロックグループです
音そのものがホンモノなんですよね
アジアの血が流れるホンマモンのロックなんですよね
ボーダレスとはこういう事をいうんだよね
酔わせるねぇ味わい深いねぇ



⑥樋口宗孝 - Tiger
歌うは片山圭司
ギターは山本恭司でベースはナルチョさん
凄いよね
そしてキャッチーな疾走ナンバーで分かりやすく派手
その派手さに負けない豪華な演者による一触即発のプレイ
たまに無性に聞きたくなりますねぇ








⑦本城美沙子 - After Illusion
ストリングスアレンジが効いています
オリジナルよりもドラマティックになりましたね
演歌臭さが薄まりました
こういう形で我らがLOUDNESSの曲を聴けるとは
彼女頑張りましたよ
でも一番はストリングスアレンジです






⑧LOUDNESS - Who Knows
ただロックをやるだけじゃないよ
こういう浮遊感のあるメロディが耳を惹くプログレテイストも
彼らの魅力
アメリカでブイブイ言わせていた彼らの勇姿が眼前に蘇ります
この時代に影響を受けましたねぇ






⑨Omen - Torture Me
初めて聴いたオーメンの曲
それだけにオーメンと言えばこの曲を真っ先に思い出します
彼らにしてはストレートで親しみやすい部類の曲だ
トーチャーミーって凄い意味だよね






⑩Lady Beast - We Are the Witches
回転するリフワーク
癖がないから聴きやすいのよねぇ
地下室サウンドだが彼女が中和する
そこが個性でもある



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