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METALLICA
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METALLICA

解説 - METALLICA

1981年にアメリカのロサンゼルスで結成されたヘヴィメタル・バンド(後に本拠地をサンフランシスコに移した)。
初期はSLAYER、ANTHRAX、MEGADETHと共に「スラッシュメタル四天王」の一角と言われており、1990年代の全米アルバム総売り上げ4位のビッグ・バンドである。シングル、アルバムの世界総売り上げは1億枚を超える。
スラッシュメタルの先駆者としても知られ、1stアルバムではNWOBHMの影響を存分に受けたスラッシュメタルであったが、2nd~4thアルバムでは叙情的なフレージングと冷徹なヘヴィリフのコントラストを融合させたヘヴィメタルへと進化させた。古典的なヘヴィメタルの様式美とは若干異なり、冷ややかさのある耽美的な美旋律が特徴である。5thアルバムでは、スピードよりもグルーヴを重視した作風に変化し、当時のヘヴィメタルに留まらず、後のニューメタルやラウドロック等のロック・シーンに多大な影響を与えた。このグルーヴへの傾倒は6th・7thにおいて決定的となり、メンバーの音楽的なバックグラウンドを反映させた多彩なアプローチを盛り込んだオルタナティヴ・ロックに傾斜し、ヘヴィメタルシーンにおいて広く物議を醸すことになった。
歌詞の題材は、自己の内面や死、孤独、狂気、核戦争、司法システムの矛盾、表現の自由などシビアな内容が多く、その中で文学作品や映画からのインスパイアも少なくない。
James Hetfield、Lars Ulrichを中心に結成されており、元ギタリストのDave Mustaineは1983年の解雇後MEGADETHを結成、元ベーシストのCliff Burtonは初期メタリカの音楽性に大きな影響を与えたコンポーザーであったが1986年、ツアーバスの事故により急逝した。後任のJason Newstedは「自身のサイド・プロジェクトが認められなかった」ことを理由に2001年バンドを脱退している。

Current members (リーダーはLars Ulrich)
James Hetfield(James Alan Hetfield) – lead vocals, rhythm guitar (1981–present)
Lars Ulrich – drums (1981–present)
Kirk Hammett(Kirk Lee Hammett) – lead guitar, backing vocals (1983–present)
Robert Trujillo(Roberto Agustin Trujillo) – bass, backing vocals (2003–present)
→解説を作成・修正 
コメント・評価



1. N ★★ (2002-09-26 01:04:00)

何故か誰も書きこんでないのでMETALLICAについて
トップバッターで語らせてもらいます。
METALLICAというと、やはり初期の方が良いという声が圧倒的。
自分は昔のも今のも好きだけどMETALLICAの最高傑作は?と聞かれたら
やはり「MASTER OF PUPPETS」と答えている。
「LOAD」「RELOAD」からファンになったという人も多いが
そういう人達にMETALLICAで何が1番好きか?と聞いたら
もう15年以上前の「MASTER OF PUPPETS」と答えるのがほとんど。
(そうでなくとも、返ってくる答えは必ず初期の音源だ。)
やはりそれは、「MASTER OF PUPPETS」というアルバムが
流行に左右されない、ミュージシャンとしての信念(初期に見られた)を貫いた証、
何年経とうと色褪せない本物の音楽だからであろうか。
しかし、「LOAD」や「RELORD」だって本物のはずだ。
だがこれから何年、何十年経った後にメタル、もしくはロック全体の中で
「LOAD」「RELOAD」が傑作として多くの人に語り継がれ、称賛されることは
正直、無いと思う。
最後に。「RELOAD」から企画モノのアルバムを除けばもう5年も
待たせてるんだからさっさと新作出さんかい。



2. C3 ★★ (2002-10-14 13:48:00)

私は断然初期の音源派です。
「"MASTER OF PUPPETS"こそがMETALLICAだ」とおっしゃる大多数の人たちは、上記Nさんがおっしゃっているように、音楽に対する彼等なりの信念を貫き通す姿勢を評価しての意見だと思います。初期の音には聴き手に媚びない、我が道を突っ走る一匹狼的オーラが感じられます。アンダーグラウンドで必死に戦う"闘志"みたいなものです。荒削りながらその勢いで"聴かせてきた"METALLICAには最後までその勢いのままでいて欲しかったです。
ブラックアルバムこと「METALLICA」で(私に言わせると)産業ロックに走り、これは結果的に転機となるアルバムとなったわけです。いい表現ではありませんが、ショービジネス界に魂を売ったと私はみています。"売れ線"なんて最も無縁の彼等だと思われたのにこの変化には戸惑いを覚えました。どんなバンドだって"変化"はあり、最終的にはその変化を受け止め納得する。しかしMETALLICAの変化には「失望」という感情しかありません。その後聴いてはいませんが、もちろん「LOAD」以降素晴らしいアルバムを発表し、新しいファンを獲得しているのだと思います。でももし「METALLICA」を発表していなかったらどうなっていただろうと時々思います。チャートでヒット曲を飛ばすことなく、大々的でなく知る人ぞ知るMETALLICAのままだったらどうなっていただろうって。
最近のジェイムズを見て改めて痛感しました。「ああ、もう彼等は遠くへ行ってしまったんだな」と。




3. いぬの ★★ (2002-10-19 16:51:00)

はっきり云ってロックバンドとしてはもう終わっていると私は考える。ただ巨大な集金バンドとしては益々のさばっていくのだろう。ここ数年のシングル盤における未発表曲の切り売り。醜悪以外の何者でもない。ジェイソンは見切りをつけて大正解だと思う。


4. サッチモリー ★★ (2002-10-21 22:00:00)

なんとまぁネガティブな意見が多いなあ。
僕は完全に後追い世代(リアルタイムで聴いたのが4th)なんで、"デビューした頃の奴らは~"的な気持ちは分かりかねるけど、それが逆に変な色眼鏡で聴かなかったんで良かったと思う。
確かに2nd、3rdの素晴らしさは今さら語るまでもない。あれでロックの歴史を根底から覆したと言っても過言じゃないと思うし。
でも人の趣味嗜好なんて変わったり広がったりするもんで、いつまでも同じ土俵で頑張って何が面白い?
もちろんそれでいつまでも最高の音楽を提供してるバンドはいくつもある。
例えばベタやけどAC/DC、SLAYER、中期以降のIRON MAIDENなどなど。
でもそれは、始まった時に完成されてるからやしね。
METALLICAはそうじゃないやん。
MOTORHEADはどうや? 奴らも1枚1枚性格が違うやん。でもそれで、ここまで大々的に批判したか?
どのアルバムとってみても、根底には同じモンがあるやん。中心は同じで、それを取り巻くものが変化するのは当然の流れやと思うで。
俺はMETALLICAがどの方向に行こうとも素晴らしいと思う。決して、何をしても良いって意味じゃなく。
METALLICAなりのアティテュードとアイデンティティがあれば、それは紛うことなきMETALLICAミュージックちゃうか?
売れ線? それがどうしたん。それだけ良い音楽創ってる証拠やん。
あんだけデカくなったバンドが、いつまでもアンダーグラウンドな音楽でどうすんの? 一体、何人の人間が関わってると思ってんの?
いつまで経っても懐古してるヤツにはどの道METALLICAは相手してへんよ。
盲信と言われようとも大いに結構。
俺はMETALLICAミュージックを楽しむだけやし。



5. N ★★ (2002-10-22 12:55:00)

自分は今のMETALLICAは認められない、
全く興味が無い、というわけではない。
ただ最近のと昔の作品を聴き比べてみれば
やはり昔の方が良いと思う。 ただそれだけの話。
今、自分がMETALLICAの新作を熱望しているのは
「LOAD」「RELOAD」でMETALLICAが示した音楽の
まとめ、結論を知りたいから。



6. 雷電気椅子 ★★ (2002-10-22 14:55:00)

速い,重いというのが音楽に対しての賞賛にはならないだろうとは承知しているが今の彼らを見て感じることは、「老成したなぁ」それと「エゲツないなぁ」・・ 初期のような極端な曲を彼らが創らない、というならまだ仕方ないが、私が哀しいのは創らないのではなくもはや創れないのではということ(充分過ぎるほどの富と名声を手に入れた彼らに今更Gジャンにバスケットシュ-ズの怒れる若者に戻れと言ったってそりゃ無理だと言われれば返す言葉もないが。)縦しんば創れないことを甘受したとしても耐え難いのは、もはや演れないのではないかということだ。 例 ラーズ・・・
それゆえに間を重視した(グルーヴに変換可)曲に活路を見出しているのなら少しほろ苦い・・・
あとは「エゲツない」の理由について
何種類もシングルを出す、とにかく出す!しかも入っているのは他人の曲かライヴのツギハギ。出すのはいい、商売上手大いに結構、頼むから自分達の曲で勝負してくれい。さもなくばいずれはコレクターにも飽きられるだろう。
バンド名の由来はそもそも何じゃぁぁぁぁぁ!


7. Pap ★★ (2002-10-25 23:28:00)

彼らのルーツは、NWOBHやそれ以前のモーターヘッドやサバスあたり。カヴァー曲を聴いたり昔(マスター~の頃)のライブ見たり聴いたりしたことのある人なら元々グルーヴは重視していたのは解かるハズ。「ライド~」や「マスタ~」にあった感覚が薄くなってきているけど、やはり群を抜いたカッコよさとクオリティの高さ、そして天性の時代感覚(ラーズ)は90年代に勢いをなくしたり、力尽きたバンドばかりの中、とても頼もしかった。
ジェイムスのアル中治療とべーシストが気になるがまた新作でかましてくれると信じとるぞ!!!!!



8. サッチモリー ★★ (2002-10-25 23:50:00)

いやはやNさん、僕だって全く同じ意見ですよ。一番好きなアルバムはどう考えたってMaster Of Puppetsです。(もしくはRide The Lightningかな?)
ちょっと文面が荒かったですね・・・。あえてネイティブ・ランゲージである関西弁で書きたかったんです。
今に始まった事じゃないですけど、最近(特にLOADが出てから)のMETALLICAバッシングはちょっと酷すぎるような気がしてたんです。
なんでそこまで言われんとアカンのやろう、と。
某有名音楽雑誌のレビューで、あるジャーナリストが、
「確かにこれ(LOAD)は良いアルバムだ。限りなく100点に近い出来だ。でも、やっぱりMaster~やRide~は200点、300点の価値があった」
みたいな事を言ってたんです。
正直、僕も同じ意見です。
でも、だからって今のMETALLICAを批判する動機としては少し間違ってるんじゃないかと。
同じ事やってりゃ、また300点の価値があるんか?って思うんですよね。
音楽性も全く変えずに、同レベルの音源を出してるバンドには、
「これが10年前なら手放しで絶賛してた云々」
どっちやねん!と。
僕は、どう変わってもMETALLICAはMETALLICAやと思うし、彼らなりの、彼らしか出来ひん部分ってのが必ずあると信じて聴いています。
信じる、というか感じるというか。
そういうのを無視してただ批判するってのはちょっと。
"いつまで経っても懐古してるヤツにはどの道METALLICAは相手してへんよ。"
ちょっと乱暴な文章でしたね。
くどいようですが、Master~やRideは名盤(食傷気味な言葉ですが)やと思います。ただ、それをいつまでも引っ張るのは間違ってるで、と言いたかったんです。そういう輩が非常に多いもんですから・・・。
特別、ここに書き込んでる人に対して、じゃないです。
色んな意見があるのは当然ですから、僕のも一意見として受け取って頂ければな、と思います。
批判する人もしない人も、METALLICAに大きな期待を持ってるのは同じですしね。
次のアルバムが出るまで、もう少しの辛抱でしょうか・・・。



9. N ★★ (2002-10-27 12:44:00)

いや、自分も単に「MASTER OF PUPPETS」に対する
思い入れが強いだけなんです。
(クリフの大ファンなんです、自分。)
ただMETALLICAって「LOAD」「RELOAD」に限らずこれまでも
アルバム出す度に結構賛否を呼んだバンドですからね。
(2ndの「RIDE~」の時点で決別したファンも多かったんです。)
確かに、何で「LOAD」ばかりがボロクソ言われなきゃなんないんだ、
という気持ちはあります。
「MASTER~」の時にMETALLICAが
「オレ達はレコード会社やマネージメントやファンのために
プレイしてるんじゃない、オレ達自身が満足するために
プレイしてるんだ!」
と言ったように、
「LOAD」や「RELOAD」も結局、彼等の「やりたいこと」を
やったのではないかと。
自分は「LOAD」「RELOAD」の中の音楽を100%
受け入れることはできないけれど、確かにこのアルバムからも
METALLICAなりのアティチュ-ドを感じることはできます。
もし、彼等が本当に一般受けのみに走っていたら、
それこそ最悪なものができていたんじゃないかと。
とにかく、自分は「METALLICAはやりたいことをやってるんだ」
と信じたいです。「GARAGE INC.」や「S&M」などは
その表れだと思いますし。
ただ、アルバムだけは出し続けてほしい。
あぐらをかかせているには余りに勿体無いバンド名です。
そして自分がそのアルバムに要求するのは
「曲の良さ」と「本質はMETALLICA」の2つだけです。
「LOAD」の時にロック、ブルーズに手を出したように
さらに他のジャンルに挑戦して自分の音楽に組み込み、
それを発表して困惑させまくるも良し、自分は
「本当にやりたいことだけやってるんだな」と思います。
または「久し振りにやってみたくなった」という感じで
昔のようなメタルをやっても、
「今更、昔のファンに媚びを入れに来た」とは思いません。
素直に喜びます。
「やりたいことをやる」。ミュージシャンとして
理想的な姿だと思います。そして、それならもう周りが
とやかく言うことはありません。
ただMETALLICAに「良い作品」を期待するのみです。



10. test ★★ (2002-11-02 18:36:00)



11. el ★★ (2002-11-02 19:00:00)

僕も皆様と変わらず『RIDE THE LIGHTNING』『MASTER OF PUPPETS』
『...AND JUSTICE FOR ALL』を支持しまくっています。
個人的には『LOAD』『RELOAD』は嫌いですが否定はしません。
変わったなら変わったなりに名曲を生み出してくれればぶっちゃけ全て良しかな、と。

実際『UNFORGIVEN2』なんかは形態こそ違えど超名曲ですよね。
今度の新作でも素晴らしい名曲が1曲でもある事を祈りましょう。




12. YOSI ★★ (2002-11-09 13:16:00)

日頃はこないここに初の書きこみです。ちょっと部外者の意見を。
僕的には初期、現在のどちらのMETALLICAについても熱狂的ファンではありません。2枚目、3枚目はHM史上の名盤だとか「ONE」や「MASTER OF PUPPETS」は最高とか「ENTER SANDMAN」も捨てがたいとは思ってますが。
そんな僕が現在のMETALLICAがなぜ賛否両論生んでしまうのか考えてみました。
個人的な好みでは今のロックンロールよりの音は好きです。ただ・・・。多くの人が指摘するようにここ2作は実験的、過渡的な作品で、おそらく彼らが目指そうとしている「グルーヴィで渋い万人に支持される普遍的なロック」と今までの彼らの「過激で重くドラマティックなHM」とが入り混じり、やや中途半端な印象をあたえてしまう。でもいいかえるならMETALLICAはいまだにルーツを捨てきれていない。どこまでいってもルーツはMETAL、ルーツを隠せていない。その辺がメタルファンの未練というか期待を生み、賛否両論を生んでいる気がします。もし完全に彼らがメタルを捨て去ったならもう賛否両論どころか、メタルファンは彼らを追うのをやめてるでしょうし、もちろんもっと聴き易いロック/ポップスとなって新しいファンを獲得してるでしょう。だけど未だにポップスファンには重すぎ過激すぎひねくれすぎな尖った部分を残していて、そこがメタル者には往年の彼らを彷彿させてしまう。「FUEL」とか「AIN'T MY BITCH」とかを気に入るのはメタルファン以外の何者でもない。
で、もう一つの問題が「キメ曲」の欠如。つまり初期の彼らの作品はアルバム全体の出来も良いが何より、「BATTERY」があった。一曲の超名曲の存在はあらゆる批判を吹き飛ばしてしまう。問題作であるはずの「BLACK ALBUM」がそれでも多くのファンを納得させているのは「ENTER SANDMAN」が入ってるからだと思います。それらに比べると、ここ2枚は「佳曲」は多いけど、そこまでの「名曲」は得ていない。それに例え良い曲があっても、曲数の多さが散漫な印象を与えてることもあります。
結局、今の彼らは、新しい方向性を探っており、それが見つかればメタルの世界から完全に去ってしまうかもしれない。もし方向性が見つからなければこのまま、賛否両論生む中途半端さを抱えたまま。そして僕は、彼らがどこに向かおうと、「必殺の名曲」さえ生むことが出来ればなんとかなると思っています。



13. C3 ★★ (2002-11-09 14:19:00)

「METALLICA」以降の曲を全く聴いたことがないので何とも言えないのですが、初期の頃の音と「METALLICA」の音でなぜ賛否両論が起こったのかと私も考えてみました。最大の原因は"速さ"なのではないでしょうか。個人的には遅めの曲の方が好きなので「METALLICA」は嫌いではありません。でも初期の頃が大好きで"速さが売り"のMETALLICAだとの考えのファンにとってはかなりの打撃だったのではないでしょうか。



14. casa ★★ (2002-11-09 15:19:00)

1stには最近のガレージパンク風味もありましたよ。
『Hit The Light』のリフのハーフチョーキングあたりに顕著です。
ブラックアルバムでそれまで彼らが持っていた暗い叙情性を拡大して見せて、
それ以降はその暗い叙情性に1stの世界観をぶつけた…と私は解釈しています。
そんなわけで最近の彼らの曲は結構好きです。
ただ覇気のないリズム隊がどうしても好きになれません。
これは4thから感じていたことで4thではグルーヴが軽く、
テンポチェンジに説得力に欠ける気がします。それ以降はひたすら後ろ乗りです。
2ndや3rdの暴れる馬を無理矢理御するようなテンポチェンジも、1stから一貫して
いたガツンガツンした疾走感もない。
多分、ジェイムズ・ヘッドフィールドのアグレッシヴなリズムセンス(可能な限り
ダウンピッキング!)とラーズ・ウルリッヒの重い打撃(もたりがち)を強引に結
びつけ、さらにそこにプログレッシヴな優雅さをぶち込んでいたのがクリフ・バー
トンだったのではないか、と。
私は後追いのくせにクリフ・バートン信奉者でありますので、以上のように考えてしまいます。ジェイソン・ニューステッド彼本人は勿論イカしていますが、そういう本質的なところでMETALLICAと溶け合えなかったのかも知れません。
(METALLCAが本当に必要なのは非常に我が強いベーシストだったりして。ロブ・ロックもジェイソン・ニューステッドもデイヴ・エレフソンもみんな押しが弱そうだからなぁ)
最後に、最近のジェイムズ・ヘッドフィールドの写真を見てショックのあまり寝込みそうになりました。一時期は世界一かっこいい男だと惚れ込んでいたのに……憧れてエクスプローラー買ったのに……。



15. Rerure ★★ (2002-11-17 18:13:00)

初めまして。MetallicAを愛する者参戦!(笑)やはりLoad Reload嫌いは多いですなぁ。まぁ確かにクリフ様が脱退(彼は絶対生きている!!!)されてジェイソンさんが入られて...And Justice For Allが出ました。確かにクリフ様を軸として曲を作っていたMetallicA劇団でしたから少し違うな?と思う所も有りますが、普通に良い。てか良い。Black Albumだって普通に聴ける。てか良い。そして問題作(?)Load.確かにスラッシュ感は全く無くなってしまって弱い所は有りますが、それはMETALLICAから予想が付く事。MetallicA劇団は変わったんです。実際クリフ様脱退で変わったじゃぁないですか。だからしょうがない(という書き方は語弊が出るかもしれませんが)んですよ。で、別に聴けるし良いじゃないデスカ。ただ、「昔のMetallicAと比べたら駄目だなぁ。」と考えればそりゃ同感です。でも別に昔と比べなきゃ良いだけなのでは?過去に捕われる必要は全然無いと思いますよ。くどいですが実際MetallicAは変わったんですから。でももしMetallicA劇団に一言発言権をもらえるならこう言うでしょうな。「あんたら人気獲得しすぎだよ。」ってね。(笑)こう言いながら俺は初期命っす。無論後期も聴きますが。



16. Rerure ★★ (2002-11-17 18:14:00)

追伸失礼します。METALLICAってのはBlack Albumのことです。



17. keath ★★ (2002-11-28 21:59:00)

メタリカ!それは俺にスラッシュを何たるかを教えてくれたバンドですね。叔父から貰った「KILL'EM ALL」は何度も聴きましたね!
その後、叔父から「...And Justice For All」と「METALLICA」を貰いましたが・・・。
正直「METALLICA」は厳しかったですね。イメージが一新してしまった感がありました。
しかし、そこから流れてくるのは間違いなくジェイムスの声であり、ラーズのシンバルであり、カークのソロでしたね。
クリフはもちろん自分のフェイバリットベーシストの1人ですが、ジェイソンにも同じ事が言えると確信してますね。
それだけに脱退は非常に惜しまれますが・・・。あ、もちろん、名盤「Master of Puppets」は聴いてますよ?
いつの時代であれ、自分にアメリカンメタルというものを教えてくれたメタリカ。
今後の新作や、ジェイソンの活動にも期待してみたいと思ってます!




18. K3 ★★ (2003-01-07 21:27:00)

マスター、、、のアルバムのレビューで誰かがいってましたが、、、
なぜだろう メタリカを聴くと体が(頭が特に)自然と動く。
メタリカを聴くとメタル初心者に心がもどれます。
メタルに メタリカに 出逢えてよかった。



19. ロック狂少年 ★★ (2003-02-09 21:14:00)

俺はメタリカのアルバムで嫌いなものはない。メタリカこそカッコイイと言えるのだ。



20. TK ★★ (2003-02-10 01:55:00)

サッチモリーさん、elさんにそれぞれ一票!
楽曲が速いだの、遅いだのは関係なし。私の求める「METALLICAらしさ」が曲のどこかで感じられればそれでOKと思ってます。「それって何?」と聞かれるとうまく表現できないけれど...
確かに、最近の作品からはそれが感じられる楽曲が少なくなったと思う。過去の作品はまるで金太郎アメのように「どこを切っても」状態だったと思える。それはelさんが愛してやまないFADE TO BLACKの最後に延々と続くリフであったり、TO LIVE IS TO DIEの中間部のアルペジオだったりNOTHING ELSE MATTERSのJAMESのソロだったり。私はJAMESのソロが大好きなんですよね!コピーが難しくない割に弾けて自己満足に浸れるし(笑)。陳腐だけど一言で言うと「叙情性」という事になりますかな、やっぱり。あと、2ndから4thまでにあったアルバムの構成というか流れ(#1→超っ速、#2→長編大作、#3→ヘヴィ、#4→バラード、終盤→インスト)も私の大好きな「らしさ」かなと。まあ、要するに言いたいのはこの「METALLICAらしさ」がなくならない限り、私は彼らの曲を聞きつづけるだろうという事です。


21. YS ★★ (2003-02-11 06:21:00)

私は78年頃にHMのピークは終わったと80年代初等は洋楽に興味を失いかけていたのですが、それを甦らせてくれたのがメタリカでした。
怪物アルバム出して方向性がに変化しオールドファンが嘆いたバンドは過去にも山ほど存在すると思います。メタリカもその試練を受けているのだと。
でも、駄目になったと言われてからも味にある作品を提供する事も多いので、私自身はまだまだ注目しています(まだ大丈夫と言うのが正解かも)。
もし、責めるとするならBobRock?
「バンドの成功とはこういうもの」と安住の領域に導いてしまったのは彼では。
でも10年でClassicRockと言わしめるアルバムを作ったと言う点では
メタリカ以上にBobRockを認めざるを得ないというのも個人的意見です。



22. toyoo50 ★★ (2003-03-06 23:56:00)

えれふそん さんへ。
わずかな方でさえご参考になればこの上ない喜び。
申し遅れたが、私はおそらく日本最年長のメタリカマニア(笑)
嫁に行った娘が家に寄ったとき「お父さん!まだこんなの聴いてるの!歳を考えなさい!」と叱られたほど。
ご存知と思うがメタリカのボーカリストは日本にも支局のあるキリスト教の「よく話題になる例の異端派」なのだそうだ。(家族がそうだったらしい)
だから歌詞に人生訓や宗教関係のものが多いのだろう。
初期のクリーピング・デスは旧約聖書の出エジプト記をそのまま歌詞にしてある。
マスター・オブ・パペットは「人類は神の御手にゆだねられた操り人形」という歌詞。
同アルバムにあるリーパー・メサイアもある意味でイエス・キリストを皮肉ったもの。
リーパーはハンセン氏病患者のことで、聖書のなかのキリストはあちこちで奇跡を起こし、ハンセン氏病患者を助けた。
リーパーはレプラからきた言葉。
ブリィーディング・ミーはドイツの文豪ヘルマン・ヘッセの小説「車輪の下」を思わせるし、リロードの最終曲、フィクサーは彼らの歌の中でもっとも中味が重い。
やりたい放題に歴史(地球)を汚した人類に未来はあるのか?という社会学者が好むテーマだ(笑)
歌詞の内容からいえば「マスター……」を集約したものになる。
追伸:このサイトのウェルカム・ホームにもう1本の拙訳をカキコしておいた。
大阪池田小で起きた精神病患者の小学生大量殺人を予言した鬼気迫る内容の歌詞。



23. C3 ★★ (2003-03-07 15:19:00)

そう言えばジェイムズのお母さんがガンになった時「宗教上の理由」で薬、その他一切の治療が出来なかったと語っていたような気がします。



24. えれふそん ★★ (2003-03-07 20:26:00)

toyoo50さんへ。
僕も多少メタリカの歌詞に関しては読み込んだつもりでしたが全然勉強が足りませんでした。toyoo50さんの歌詞の内容、バックグラウンドについての知識量には驚嘆の一言でございます(笑)。
話は多少変わりますが、CDの対訳って結構適当であったり間違いがあったりすること多いですよね。メタリカに限らず。日本版盤は「対訳付」ということを売り(の一部)にしているのだから、間違いが多いのはおかしいと思うんですが。


25. toyoo50 ★★ (2003-03-07 22:05:00)

えれふそん さんへ。
>CDの対訳って結構適当であったり間違いがあったりすること多いですよね。メタリカに限らず。
>日本版盤は「対訳付」ということを売り(の一部)にしているのだから、間違いが多いのはおかしいと思うんですが。
知り合いの出版社の連中に言わせるとただ一言。
「しょせんレコード業界は由来が見世物と興行の世界。身内やコネ採用が多いから翻訳者の文学的なレベルが低いし修行も足りない」
出版関係の翻訳業は小説にしても専門書にしても、大学の英文科独文科をでて翻訳家になりたがるタマゴが山のように行列をなしている。
スキルを上げるために目的をもって留学するほど競争が厳しい。
「レコード屋はバイリンガルの帰国子女や、こっちの大学に入れなかった米国『遊学生』がウヨウヨ」と笑っていた。
出版社の冷かし或いは妬みかも知れないし、あくまで伝聞だからそのつもりで(笑)
そもそも多くのファンは対訳に重点をおかないし、外国語にのめりこむような性格の方はロックやポップスに興味を抱かない(笑)



26. toyoo50 ★★ (2003-03-07 23:39:00)


えれふそん さんへ
ノン・リーフ・クローバーの項にも意訳を載せておいた。
最後の二行はちょっと自信がない。前後の文脈からの強引解釈(笑)
Suck up for that quick reward boy
Suck up for that quick reward they said.....



27. toyoo50 ★★ (2003-03-08 01:06:00)

ロックはメッセージを持った音楽である。
若者のメッセージは時に社会を動かすほどのパワーを持つ。
さて、そのメッセージ内容は時代背景や歌い手の個性によってずいぶん違う。
50年代~60年代前半は恋愛を堂々と歌うことによって旧来の因習を破った。
60年代後半~70年代は反戦歌や社会へのプロテスト内容が多かった。
ところで歌い手もファンも必ず歳をとる。
ミック・ジャガーのように孫のいる爺さんが、ライブコンサートで「君が欲しい!今晩は寝かさないぞ!」と絶叫してもリアリティーがあるもんか(笑)
だからメッセージの選択は重要だ。
多くの作詞家は無難なところとしてテーマを恋愛に絞る。プリンスに至っては恋愛を通り越し、もろセックスの放送禁止用語を乱発。
メタリカが選んだテーマは人間の持つ狂気性。
およそ、このグループほど多くのアルバム、さまざまな歌詞にインサニティーが乱発される例はない。
(インサニティー:精神分裂病という言葉は差別用語として使われなくなるそうだ。日本語は統合失調症に落ち着きそう)
どのアルバムにもたいがい1曲以上は GO INSANE とかINSANITYが出てくる。
極めつけはマスター・オブ・パペットのシング・ザット・シュナッツビーと思う。
Drain you of your sanity, face The Thing That Should Not Be
人間から正気を失わせたとき、そこには見てならないものが存在する。
さてロックをメロディーやリズムを中心として受けとめた場合、メッセージの伝わり方は急減してしまう。
ここが日本のメタリカファンの最大の辛さと思う。言葉の壁があるからだ。
ブラックアルバムから日本のファン層が変わったというのも無理からぬ話。
ロードやリロードはもっと変化が激しく、ロックというよりブルーズという感じに仕上がっている。
デビュー時のアップテンポの曲ばかりでは、メッセージを伝えきれないと彼らが考えたからであろう。
リロードにあるCarp Diem BabyのCARP DIEM はラテン語だ。普通の英和辞典には載っていない(笑)
ホーレスという紀元前の詩人がオデッセイの1章19節で使った言葉とある。
「今あたえられた境遇を楽しめ」
こんな難しい言葉をロックの題名に使うのはメタリカくらいだろう(笑)
(続く)



28. toyoo50 ★★ (2003-03-08 03:38:00)

比喩が適切でないかもしれないがロックをご飯とする。
白米が演奏であり、ビジュアルなものが味噌汁、おかずは歌詞の内容だ。
どれが欠けてもメシは美味くないし栄養のバランスがとれない。
日本の洋楽世界は極端にいうと、お握りと味噌汁の世界。
あるいは、おかずをケチってフリカケで済ます世界(笑)
インストルメンタルの曲は大盛りスパゲティー、わんこ蕎麦に例えられる。
もっと酷いのがレコード会社の販売戦略で、おかずを粗末に扱うから田虫や砂混じりだったり合成添加物を入れる。
マスター・オブ・パペットの日本盤は「メタル・マスター」というタイトルだった。
このアルバムでメタリカの発したメッセージは Master Of Puppets The Thing That Should Not Be Welcome Home (Sanitarium) Leper Messiah と全7曲のうち4曲を通じ、神と人間と狂気の世界に終止する。
Disposable Heroes は戦場の「使い捨て兵士」が直面する死の世界、Damage Inc.だって血まみれのダメージ人生を歌う。
こういう重いメッセージを日本のファンに訴えたら、絶対にレコードは売れるはずないとレコード会社は考えたのだろう。
アメリカの若者の叫びは心の悩みや社会抗議にあるのでなく、大音量で楽器をかき鳴らすところにある、とすり替えてしまったに違いない。
メタル・マスターという語感や響きは特定のヘビメタバンドが持つ、演奏テクニックの卓越さを想像させるではないか。
ところがそういう安易な営業方針で売り出しちゃったから、後日のメタリカがオカズはそのまま、メシだけを茶碗でなく皿や重箱に入れて出した時、日本のファンは面食らってしまった。
前に食ったおいしいご飯はどこへいったのだ?



29. ギターの国から2002.遺言 ★★ (2003-03-08 05:28:00)

初めまして。
METALLICAとは直接関係ないかもしれませんが気になった点を一つ。
「・・・・・、外国語にのめりこむような性格の方はロックやポップスに興味を抱かない(笑)」
上でこういう意見が出ていますがこれに関しては僕は異論を唱えたいと思っています。発言者の方は文章の後に(笑)マークを付けていらっしゃるので発言自体はそれ程本気ではないのでしょうが・・・。
まず、私は音楽と言語は非常に似通ったものであると考えています。何を隠そう私は大学で言語を専攻しておりましたので、普通の方よりは言語に対して見識が深いと思っております。そして私は言語研究とロックに大きな興味を持った人間なのです。
音楽と言語。全く関係が内容に思われますが実は表裏一体の関係にあるのです。まず音楽が「音」から構成されるものであるというのは誰でも分かりますが、言語に関しても口から出てくる空気、つまり声も「音」の要素の一つなのです。確かに言葉には口語と文語がありますが、原始的にみるならば口語の方が文語より重要かつ価値があるはずです。
そして、その声に関しても子音(唇や舌、歯、喉によって調声される)と、母音がある訳で、その組み合わせによっては何万もの音の組み合わせができるわけです。その他、音の長さや声量によっても響きは変化します。それが言語を作り出す要因となり、現在のように何千もの言語が世界に存在するのです。逆にその組み合わせがほとんど一緒なら言語としての認識はなされず、方言として捉えられるでしょう。
これを音楽に置き換えてみると、音楽にも音符や音の長短があり組み合わせれば数え切れない程の音を作ることができるでしょう。
世界には沢山の言語がありますが、それはつまりそれだけの音の組み合わせ、つまり音声体系があるわけです。これも音楽で考えてみると、例えばイタリアの音楽にはイタリアっぽい音符の組み合わせがあり、日本の音楽にも日本独特の音符体系があるわけです。
つまり音楽も外国語も音を扱うという点にとっては同じである訳です。
そういうわけで、外国語にのめり込む人は意外に音楽も好きという人は多いと思います。そういう人は音の響きと組み合わせを楽しんでいるのではないのでしょうか。




30. toyoo50 ★★ (2003-03-08 14:19:00)

ギターの国から2002.遺言 さんへ
>子音(唇や舌、歯、喉によって調声される)と、母音がある訳で、その組み合わせによっては何万もの音の組み合わせができるわけです
私は言語学の専門家でなく趣味愛好家にすぎないのでお手やわらかに(笑)
日本語は音の単位である音素が23個しかないそうだ。英語は45、ドイツ語は39、フランス語は36……
気の毒なほど表現力に乏しい言語だから我々は英会話でTHとSやZやDの違い、LとRの違いなどの「発音」に苦しめられるという。
音素が少ない言語は発音の違いで言葉の意味の差異化を図ることが難しい。
端、橋、箸をアクセントやイントネーションの違いで聞き分けてもらうよりも、前後の関連言葉から想像してもらったほうが手っ取り早くなる。
その欠点を補うため、漢字を音読み訓読みと使い分け、カタカナを加えることによって日本語を構築してきた。
だから日本語はビジュアル系言語の頂点と考えられる。
聞くよりも目で見たほうが理解しやすい言語だ。
Hydrocarbon Hydraulics brakes Hydrometer を耳で聞いてもわかりにくいが、炭化水素、油圧ブレーキ、液体比重計と「文字」で書いてくれるならば理解しやすい。
さて本題のロックだ。
ここ20年間、ロックを中心とした日本の洋楽界でなぜ言葉の比重が激減したか?
最大の理由はアメリカ音楽の主流にHip hop が伸し上がったことからと想像する。
HIPという言葉に「腰をゆする、踊る、跳ねる」という意味は全然なく、口語で「喋る、伝える、理解させる」を意味する。
Rapも同様で「喋る、伝える……」
I wanna hip you といったら「ケツを貸せ」というゲイの会話でなく「分かってくれよ」の意味だ(笑)
だからヒップホップやラップという音楽は、リズム楽器をバックに「メロディー抜きのまま、延々と喋り続ける」曲ばかりである。
異国の音楽はその国の言葉がわからなくてもメロディーの美しさや演奏者のパーソナリティその他で、外国人さえも共感を分かちあうことができる。
ところがメロディー抜きに自国人しか理解できないレベルの社会問題や人種差別問題を「難解なスラング」で喋り続けられたら外国人はたまったもんじゃない。
残念ながら最初から拒絶する雰囲気になってしまう。
こうして80年代半ばから日本人の洋楽志向は激減し、J-ポップが大流行する素地をつくったと思う。
ヘビメタに関しても多くのファンはビジュアルな面だけを受け入れ、言葉の持つ比重は非常に薄くなったと考える。
ガンズンローゼスの大ヒット曲、パラダイスシティーはタイトルと正反対にアメリカという国の残虐性、貧富の差の極大化を罵った歌だ。
とうとうホームレスになっちまったぜ
あわれなもんだろ よお!なんか食い物めぐんでくれよ ゼニは後で返すから
金持ちは開き直るさ
「君たちもがんばれ! 富と名誉をめざして 人生は勝負だ! 遊びじゃないんだよ」
てめえらがやってる事はごまかしと使い込みじゃねえか
パラダイスシティに入れてくれよー
豊かな緑に 可愛い子ちゃんがいっぱい
アメリカって国は貧乏人と金持ちが分かれちまうんだよ
「人生を最初からやり直してみようよ」と道化師もどきが言ったのさ
俺は頭がブチ切れたぜ I must be losin' my mind-
てめえはメクラか? "Are you blind?"
俺は(失敗した人を)100万遍も見てきたぞ I've seen it all a million times
この歌で「てめえはメクラか?」という超過激発言が話題にならなかったこと自体、日本のロックシーンにおける言葉の不毛を私は感じる。
J-ポップでこんな不穏当な歌詞を作ったらレコード会社そのものが潰れるだろう(笑)



31. YOSI ★★ (2003-03-08 16:01:00)

僕も混ぜて下さい。僕はMETALLICAの音楽の大ファンというわけでもないし、言語学に造詣が深いわけでもありません。ただ、僕が思うのは、「音楽」において「歌詞」、「言葉」はそれほど重要か?と思うのです。そのへんのこだわりに対して、日本人と英語圏の人々の間で差があるように思います。洋楽が理解できないという友人が僕にいいました。「洋楽で歌詞がいいとおもったことがない」。それに対して僕がいいました。「歌詞の良し悪しは、その歌詞が作られた時代や国の背景を理知らなければ理解できない。邦楽だって、現在のヒット曲の歌詞は多分30年後にはダサいと感じられるかも。不変の価値を持つ歌詞がどのくらいある?」
音楽は、歌詞とか内容が分からなくても世界中に通じる共通言語であることに意味があるのでは。まあ確かに僕も、洋楽の対訳のまずさには賛成です。さほど英語が得意でなくとも、明らかにおかしい歌詞なんていくらでもあります。でも・・・、例えば日本語で歌われる音楽を、その曲のニュアンスを正確につかんで英語に対訳するのは大変難しいと思います。言葉遊びのような部分やナンセンスな響きが面白いもの、日本独自の文化から生まれた流行語、そういうものをどう正確に英語に対訳できるのか?例えばサザンオールスターズや奥田民夫なんかは、歌詞のナンセンスさが魅力だと思うんですが。
だから思うのは、洋楽CDに無理に対訳はいらないということです。本当になくすと対訳者の仕事がなくなることになりますが。英語で歌われたものは英語のまま楽しむ。聴くものそれぞれが独自の解釈ができる余地を残し、正確な訳が知りたい人間はそれを自分で調べ、意味などどうでも良い、メロディや曲さえ良ければと思う人間はそのままで。
あと、もう一つ思うのは、Hip hop などのリズム主体の音楽が歌詞やスラング
が正確に理解できないと楽しめないかというと、そういうことは決して無いと僕は思っています。僕の考えでは、あれは節回しの良さ、言葉のリズムへの乗せ方の妙、言葉の響きの格好良さ、韻の踏み方の面白さ、単語の語尾と頭のつながり、そういうものを楽しむものだからです。例えばHip hop に限らずJazz Voにおいても、スキャット、あるいはフェイクという手法で、言葉を自由に崩したり、意味のない思いつくままの言葉をアドリブで連発したりします。センスが悪ければ不快なだけかもしれませんが、上手ければ拍手喝采となります。日本の古い音楽、民謡とか祭囃子みたいなものにも、そういう「意味のない掛け声」とか「言葉遊び」とかあるはず。
いやもちろん「歌詞の内容」を重視した音楽の歴史も見逃せませんが、もう一方で「歌詞の内容」よりも「言葉の響き」とかを重視した音楽だってあっていいはず。
あと、邦楽ポップスに過激な歌詞の内容が少ないのは、「平和で戦争がない、犯罪が少ない日本」ならではじゃないでしょうか。多くの国々は、全面戦争ではなくとも、国境や周辺の国々との紛争が絶えず、徴兵制がない国の方が少ない。そういった国々では自然歌詞の内容も過激になりますし、戦争や死や犯罪をテーマに扱った歌詞もリスナーに身近なものと感じられ、支持も受けますが、日本ですとそんなものリアリティがないわけです。さらに日本は人権問題や差別発言に敏感ですが、これは欧米も基本的に変わらないはずですが、それ以上に「多民族国家」のアメリカなどでは、民族・人種間の対立もあるでしょう。だから差別的発言が規制される一方で、逆に他人種をバカにする歌詞なんかが支持されることもあるかも。あと「てめえはメ○ラか?」は国をとわず普遍的に問題発言でしょうが、しかし日本語の「メク○」とか「チ○バ」とかいう言葉は身体的な差別ニュアンスの言葉であり「盲目」とか「片足損傷」とかならそれほど問題じゃないでしょう。"Are you blind?" がてめえはメ○ラか?」というニュアンスなのはそうだと思いますが、「blind」自体にそう差別的ニュアンスがあるわけでないので、検閲には引っかからないのでは。「BLIND FURY」という映画もありましたし、「BLIND GUARDIAN」なんてバンドもいます。あのガンズが、あのアクセルが歌うからそういうニュアンスに訳せるわけで、もっと「穏当」に「無難」に訳すことも出来るはず。



32. えれふそん ★★ (2003-03-08 21:55:00)

toyoo50さんno leaf cloverの訳読ませていただきました。この曲は歌詞を読んでも対訳を参考にしてみても意味が余り分からなかった物の一つでして。謎が解けました(笑)。「no leaf clover」というタイトルのセンスの良さに惹かれてはいたのですが・・・
洋楽の歌詞、対訳に関しては僕の様な小僧が意見をはさめるレヴェルの話では既にないのですが、少しだけ言わせてください。僕も対訳はいらないと思います。アーティストの放ったメッセージを対訳により違った方向に解釈してしまうよりは、拙くとも自分で正しい大意をつかんでいたほうがいい。または単純にその曲の持つエネルギー、言葉のかっこよさを楽しんでいたほうがいい、と思うからです。曲の理解は表面的になりますが。


33. toyoo50 ★★ (2003-03-08 22:18:00)

YOSI さんへ

はっきり言うと論旨に関し、ほとんど貴方の主張が正論なのだ。
失礼を承知でいわせていただくが
「非のうちどころない正論、模範解答的オーソドキシー、議論の過程でさえも伏字をつかう気配り……」
こういう大人のセンスを打ち破るアナーキー性にロックの基本があると思う。
大人のセンスの正論には人生のリアリティーを映すものが少ないからだ。
ましてやメタリカの場合、他の多くのロックやポップスの連中とは違う。
「君が好きだ、愛してる、離さないぞ、いっしょに暮らそう……」のような甘いラブソングと距離を置いている。
彼らは絶叫しながら、あるいはギターをかき鳴らしながら「人間の持つ狂気」をファンに伝えようとしているのだ。
リロードにあるLow Man's Lyric などは、依頼者に正直と忠誠を誓うため、ウソで固めた人生を送る弁護士の悩みを歌う。
さてここ数日書いた一連のログ、私の主張の根源は何か?
レコード会社の怠慢を責めたい。
多くのファンを欺く好い加減なヤッツケ仕事で高い「日本盤料金」を取るな(笑)
約1000円も高いんだから従業員にマジメな仕事をさせろ(笑)
>言葉遊びのような部分やナンセンスな響きが面白いもの、
これについては私も大いに認める。
河内音頭にある「えんやこらせーのよっといせ」は英訳できないだろう(笑)
メタリカの曲でアイルランド民謡のWhiskey In The Jar にあるMusha ring dum a doo dum a da Whack for my daddy-o Whack for my daddy-o も正確な邦訳は無理。
ドンジャラドンジャラ とーちゃんのためなら えーんやこーらー!
しかしながら、この曲のイメージを「ウイスキーに明け暮れる酔っ払いのザレ歌」と伝えるか、「性悪女に引っ掛かり、強盗をはたらいた上、最後は監獄にブチこまれるツイてない男の嘆き節」と伝えるかでリスナーの受けとめ方は180度違ってくるだろう。
ジェームスがアルコール依存症という先入観もあって、多くのファンは歌詞を読まないかぎり、ウイスキー賛歌ととらえてしまうのではないか?
>Hip hop などのリズム主体の音楽が歌詞やスラングが正確に理解できないと楽しめないかというと、そういうことは決して無いと僕は思っています。
プリンスのヒップホップを聴いたとき、歌詞を理解できるファンは顔を紅潮させ、耳を塞ぎ、周囲を見回すはずだ。
「……普通の女の子は知らないの。ママは内緒で私に教えてくれたの。女の子はすぐに股を開いちゃ、ダメよって!……
彼女は野郎のチンポコをあそこに突っ込まれるまではカネをもっていたのさ……
チットという馬鹿野郎が彼女とヤリたくて呆れるようなおべっかで言い寄った。
彼女がフェラチオしてくれたら、お返しに最高の絶頂感に送ってやるよって……
この黒ん坊の色きちがい!女はみんなヤリたがっていると思ったら大間違いよ、あんたは勝手にイケるけど女はイクのに時間がかかるのよ!」
アルバム「ゴールド・エクスペリエンス」より『プッシー・コントロール』の試訳。
全文引用は内容があまりに凄まじく、私でも恥ずかしい(笑)
ただしプリンスのメッセージは「愛は性欲より尊し」という結論だった。
つまらん男に引っかかるなという教訓話だが、例によって日本盤レコードの対訳は滅茶苦茶な誤訳の連続で解読不能。
次は有名なジャズだ。
『 奇妙な果実 』 ビリー・ホリディー
南部にはおかしな果物が木になるのよ
葉っぱは血だらけ、根っ子にまでしたたって
ポプラの木には真っ黒な遺体がぶるさがり
南部のそよ風に揺られているの
すてきな南部の田舎には
膨れ上がった眼 ねじまがった唇
甘くてフレッシュな木蓮の薫りは
突然 人肉の焼ける臭いに変わるの
カラスにつっつかれ 雨にうたれ
風に吹かれ 落ちていくの
おかしな果物 悲しい収穫(みのり)
(試訳toyoo50)



34. toyoo50 ★★ (2003-03-08 23:11:00)

Garage Inc. (1998)にあるウィスキー・イン・ザ・ジャーの一部分は以下のとおり。
Now some men like the fishn' and some men like the fowlin'
And some men like to hear. to hear a cannonball roaring
世の中にゃ魚釣りの好きな野郎も、鳥撃ちの好きな野郎もいるだろうよ
(俺みたいに)大砲をブッ放す音が好きな奴もいるぞ
さてミニアルバムとして発売された1998年11月のNYローズランド、ライブ盤でジェームスはその歌詞を変えて歌う。
And some men like to hear. to hear the crowd roaring
俺みたいにみんな(聴衆)の歓声を聞くのが好きな奴もいるぞ
この場面で観衆の声援がウォー!と高まり、ライブ盤の魅力が冴えてくる。
Cannonball(大砲) をcrowd(応援してくれる仲間)と変えたことで、演奏者とファンの距離は一気に縮まり、臨場感が盛りあがってくる。
こういう説明を日本盤ライナーはキチンと書くべきなのだ。



35. toyoo50 ★★ (2003-03-09 00:39:00)

えれふそん さんへ
中途半端だが FIXXXER も掲載しておいた。



36. toyoo50 ★★ (2003-03-09 15:58:00)

WHISKEY IN THE JAR は童話みたいに愉快な内容だよ。



37. うにぶ ★★ (2003-03-10 01:46:00)

私は対訳と解説が欲しくて日本盤を買います。だってそんなに英語力があるわけでもない(もちろん中国語、イタリア語、ポルトガル語etcも)し、バンドの情報やなんかに詳しいわけでもないですので。
歌詞は重視しないという人もいるでしょうが、私は歌われてる内容もできれば知りたい派です。だって好きな曲には感情移入したいですから。歌詞の内容を知って失望したり、知っても特に何とも思わない場合も多いですが、歌詞こみで好きになった曲には、本当に思い入れができます。
だからこそ、多少高くても、いつも日本盤を買い求めるわけです。
まあ、確かに素人目に見てもこの訳はおかしいというのはままありますが、それでもないよりはマシです。一応の助けにはなりますから。
でももちろん、対訳の内容が正確で、かつ分かりにくい部分に補足が入ってたり、解説で歌詞の説明なんかもされてると、より嬉しいです。
そんなわけで、toyoo50さんのレコード会社に誠実な仕事を求める主張には心から賛同します。




38. toyoo50 ★★ (2003-03-10 09:52:00)

宣伝をするつもりは毛頭ないが、CDは渋谷か下北沢のレコファンで買っている。
新品で1680円、ブロックバスターのときは1280円の場合もある。
ワン(9分49秒)、ウィップラッシュ(4分46秒)、フォー・フーム・ザ・ベル・トールズ(5分50秒)、ラストケアーズ(2分25秒)の4曲ライブアルバムは、何と新品で167円だぞ。
(定価367円、会員割引が200円、入会金は無料だった)
自慢じゃないがメタリカはミニアルバムを含めて20数枚(笑)
ウィスキー・イン・ザ・ジャーは輸入盤を買ったら3曲だけ、日本盤は6曲もある。
行き違いがあって両方買ってしまった(爆)



39. toyoo50 ★★ (2003-03-11 08:52:00)

And Justice For All にある The Frayed Ends of Sanity はとてもテンポが速く、初期メタリカのヘビメタらしさをシンボライズした曲だと思う。
7分40秒は緊張感の連続といういう感じで無駄がない。
さてこの歌は彼らの一連のメッセージである、人間のもつ狂気性に関し、決定的なダメ押しを示現している。
Frayed Ends of Sanity ⇒ 「正気の限界」というタイトルもすさまじいが、歌詞のなかにある Twisting under Schizophrenia というフレーズにご注目。
Schizophreniaは精神医学界の学名で精神分裂病を意味する。
ヤツは頭がおかしいとか彼は気が狂ったという意味で使われる言葉に
Crazy , Mad, Out of head, Gone insane
などがある。
しかしながら日常会話でSchizophrenia (スキゾフレーニア)が登場することは考えられない。
いかにメタリカが「心の病」にこだわっているか、お分かりいただけると思う。
当然ながら、日本盤の解説書にそういう肝心なことは書かれていない。



40. toyoo50 ★★ (2003-03-12 07:21:00)

Schizophrenie (ドイツ語) という精神分裂病の学名は、スイスの天才精神病学者がEugen Bleuler(1857~1930)命名したといわれる。(臨床精神薬理学:小林雅道著、1997、南山堂 )
その英語形がSchizophrenia になるらしい。
精神分裂病という疾患名は誤解を招きやすく、また差別のもとになりやすいという理由から近年改正すべきとの声が内外から高まっております。
国立精神神経センターの金吉晴氏はこうした理由からとりあえず「スキゾフレニア」と表記することを勧めており……(社会的ひこきこもり:PHP新書、斉藤環著、1998)
Frayed Ends of Sanity という曲はイントロが不気味な「オーイーッオッ!ヨーオッ!」の繰り返しでスタートする。
歌詞の内容は自分が精神分裂病に陥っていく過程の恐怖感だ。
そしてラストは
Frayed Ends of Sanity (もう正気の限界だ)
Hear Them Calling (ヤツらの叫びを聞け!)
Hear Them Calling Me (ヤツらは俺を呼んでいる)
で終わる。
トドメはジェームスが Calling Me と絶叫したあとに「ケラケラケラ」と笑い出す気味の悪いエンド。



41. toyoo50 ★★ (2003-03-13 09:20:00)

ONE というタイトルをなんと訳すか?
これは実にデリケートな問題なのだ。
メタリカは単刀直入というより、意図的な問題提起の意味で 「もの」 と訴えている、と私は解釈した。
昔、ザ・フーのミュージカルでトミーという問題作があった。
主人公のトミーを「オシでメクラでツンボのガキ」などと、ドラマの表現にしたがって訳したら、鬼畜のごとき差別主義者と弾劾されるだろう。( " That deaf, blind and dumb kid " )
Landmine
Has Taken My Sight
Taken My Speech
Taken My Hearing
Taken My Arms
Taken My Legs
地雷は自分にそなわった人間としての機能、すなわち手足、目、口、耳などすべて奪った。
Now the World Is Gone I'm Just One
今の自分はベッドに縛りつけられ、点滴のチューブで生かされている「もの」にすぎないという過激なメッセージ。
戦争記念物としての単なる物体にすぎない自分、という表現はいくらメタリカでも危なすぎる。
まかり間違ったら全世界の身体障害者や人権擁護団体を敵にまわしかねない。
そこを踏み切った蛮勇さこそ、つまりメタリカ自身が持つ確信犯的な狂気性だと私は思う。
本来ならばこの歌は、全世界の平和愛好団体や地雷敷設反対運動グループのBGMになって不思議でない名曲なのだが。



42. el (2003-04-04 14:40:00)

こうやって深く探りを入れていくとつくづく深い魅力に満ちたバンドだと感じさせられます。
なかなか興味深い話題に発展していますね。
>TKさん
そうです。その通りです。
Fade To Blackのエンディングのリフレインは未来永劫愛し続けます!(笑)




43. HAL9000改 ★★ (2003-04-04 18:30:00)

ロバート・トゥルージオの加入で、メタリカがどう変わるか楽しみです。



44. toyoo50 ★★ (2003-04-11 17:05:00)

精神病院に隔離されて怒っている歌はサナトリウム。
They keep me locked up in this cage
can't they see it's why my brain says Rage
そこで歌った怒り(RAGE)より、やや弱い怒りがANGER。
新曲のSt. Anger は直訳すると激怒聖人か、憤怒上人(しょうにん)か(笑)
St. はSaint の略で聖人とか上人。
St. Nicholas が訛ってサンタクロースになったという。



45. toyoo50 ★★ (2003-04-21 00:30:00)

ある歌詞サイトで、過去現在すべてを含む歌手やグループの、歌詞検索アクセス・ベストテンが発表されている。
1位は Eminem で2位はなんとメタリカ。
http://www.musicsonglyrics.com/
社会批判的な発言内容の多いヒップ・ホップが1位になるのは当然だろうが、7年間もオリジナル・アルバムを出さなかったグループが2位とは立派なもの。
3位はビートルズだった。
いかにメタリカの訴えるメッセージを、アメリカ人が真摯に受け止めているかの表れと思う。



46. たける ★★ (2003-04-21 16:52:00)

METALの中で、最も愛するMETALLICAについてこれまで何も発言するつもりはなかったのですが、最近の一連の書き込みに心を動かされました。
>toyoo50さん
はじめまして、大変興味深く試訳読ませていただきました。
英会話能力(英語力ではなく)に乏しい私にとって、toyoo50さんの解説はもろに魂に響いてきました。
日本版の対訳のなんと意味のないことか!!と、ず~っと思っていたところで、このページを見つけ本当に嬉しいです。
ひとまとめにしてご自身のサイトを開いてはいかがですか?(^_^)
それほど素晴らしい解説です。今後も期待しています。負担にならない程度に続けてほしいな~
Memory Remaindsの試訳、まさにおっしゃるとおりだと思ってました!
絶対におかしいですよね。CDにくっついてる対訳。なんじゃこりゃ??って。
私は日本盤が出るときはあえて日本盤を買い、日本での売れ行きに貢献しようと思ってます。
もう対訳とかアホらしくて見ることをやめてしまいましたけどね。(笑)

話は変わりますが、ご存知の方も多いと思いますが、
WELCOME HOME (SANITARIUM)は、映画「カッコーの巣の上で(One Flew Over the Cuckoo's Nest)」-1975年のアカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚色賞、主要5部門を独占した名作-を題材にしているし、
ONEは、映画「ジョニーは戦場へ行った(Johnny Got His Gun)」を題材にしています。
どちらも見たあと、ものすごくどんよりした気分に浸れます。
双方のもつ曲の雰囲気(特に後半盛り上がる部分)が、単なる「ヘヴィメタル」では語れない、大きな世界観があることを感じ取れると思います。METALLICAが好きなら、ぜひとも「誰がために鐘はなる(FOR WHOM THE BELL TOLLS)」とあわせて見ておきたいですね。
ONEの題名考察・・・難しいですよね。
映画の中で、優しい看護婦がジョニーの傍らに、コップに入れた一輪のの花を飾るのですが、そのシーンがすごく印象的でした。
私は勝手にあの「一輪の花」をONEと決めました。(笑)

METALLICAとは大きく話がそれてしまいますが、歌詞とメタルを熟慮されるtoyoo50さんには人間椅子をおすすめしたいな。(^_^;)



47. toyoo50 ★★ (2003-04-21 19:54:00)

たけるさんへ
ジャック・ニコルスンで思い出したが、たぶんジェームスがヒマさえあれば夜中に見ているビデオが『シャイニング』と想像する(笑)
スタンリー・キューブリックはメタリカの大先輩にあたる人で、これほど統合失調症(精神分裂病)をテーマに映画を作りづけた監督は他にいないだろう。
スパルタカス
ロリータ
博士の異常な愛情
シャイニング
時計じかけのオレンジ
2001年宇宙の旅
バリー・リンドン
アイズ・ワイド・シャット
これら作品の共通テーマは「人間が心に秘めた狂気性」 ⇒ 「追い込まれた末に統合失調症の発病」 に絞られている。
スパルタカスだけはそのテーマを押し通そうとした結果、映画会社と衝突して途中からブン投げてしまった。
「2001年宇宙の旅」では宇宙船内コンピューターの「ハル」が発狂する(笑)



48. たける ★★ (2003-04-25 19:17:00)

ここらで小休止。
METALLICAバンド名の由来について・・・聞いたことある人も多いかもしれませんが・・・
ラーズが若い頃、友達に質問されました。
「バンドを作るんだが、どんな名前がいいかな?この候補から選んで欲しい」
その候補の中に、METALLICAという名前があって、ラーズはこのネーミングを気に入り、
これは自分がいただいちゃって、その友達には、候補の中の別の名前を
推奨したそうです。ちゃっかり自分はMETALLICAをちょうだいした。
これってホントかな?



49. エアロ酢飯 ★★ (2003-05-03 22:01:00)

↑あり得ますね~、ラーズの場合。



50. なおき ★★ (2003-05-14 02:25:00)

メタリカのニューアルバム、B!誌でえらく絶賛だね。6/11発売。「St.Angry」
直訳すると「怒りんぼ坊主」か!?
買ってみるか。でもドキドキ。メタリカの場合、過去の変なアルバムは路線変更
じゃないもんね。単なる手抜き。メタリカがへたれになったのは、ライブ見て
確信してました。どがつく下手さだった。でも、また速い曲やるっていうしなぁ。
ああ、ドキドキ(^^) 昔はこんなに買う前にドキドキするバンドじゃなかったんだが。



51. ローランDEATH ★★ (2003-05-24 19:02:00)

今度は少し期待して良いものか?
ここでの評価を見てからにしよう。




52. koizumi ★★ (2003-05-28 18:03:00)

www.metallica.comで新作3曲の視聴が出来ますよ


53. なおき ★★ (2003-05-30 01:02:00)

べりーべりーさんきゅーです。早速聴いてきました。
いいっす。ボロクソ言ってきましたが、そんな様子はかいま見えません。
Franticは思わず頭が動きます。ボーカルが別人のよう。ギターも高速リフ。まるで機関銃。圧倒され感動する曲かどうかは分かんないけど、確実にこちらの心臓の鼓動はあがり、呼吸が荒くなりそうな曲です←例えね。



54. KOT ★★ (2003-06-02 21:47:00)

METALLICA
ここまで好きになったバンドはいない。
高2の時アニキに「GARAGE INC.」のDIE,DIE,MY DARLINGと「RELOAD」のFUELを聞かされハマッタ!一番好きなのは 「...AND JUSTICE FOR ALL」だけど
「RELOAD」は当時から曲単位だといいけどアルバムとしては~?だった。それは今も変わらない。
それから1週間でアルバムを全部を揃えたんだよな~なつかしい、S&Mの発売日前日は眠れなかったもんな~
そんな俺でも待った待ちに待った新作が。「St.Anger」が・・・!
METALLICAのファンになって初めて新作のスタジオアルバムを買う!
かなりコーフンして文がおかしいですけど、とにかくみんな買っておけ!
スラッシュがどうとかは関係ないMETALLICAがする事は多分全部理解してしまうだろう。ただしジェイソン脱退はマジショックだった!
あ~~~もう訳がわかんない!
とにかくMETALLICAは世界で一番カッコいいバンドです!



55. ヤング・ラジオ ★★ (2003-06-11 00:10:00)

「メタリカは変わった」というのが、90年代以降のメタリカ・ファンの合言葉であった気がする。「時流との格闘」が90年代の彼らの、最大のテーマであった気がする。新作が何故ここまで出なかったのか?それこそが、彼らの苦悩を表している。「戦略放棄」した新作がセールス的に成功するのか?の予想は、大変難しい。しかし一つだけ言えるのは、もはや彼らは完全にセールスや時流に背を向けたということである。待ちに待ったアンダーグランドの帝王の復活である。シングル向きの楽曲もなければ、妙に計算された所も無い。それにしても、圧倒的な威圧感である。凄すぎて、頭が割れそうである。



56. カリタメ ★★ (2003-06-11 03:37:00)

新譜を買う前に今までのアルバムを順に聴いておさらいをしたところ、
発表当時はイマイチだった「LOAD」「RELOAD」の楽曲群が
どれも凄くかっこよく聴こえるのには驚いた。
当時は全然気が付かなかったが、何れの曲も、曲の至る所に
実に多彩な音楽センスが詰め込まれ、非常に良く練り込まれていたことに、
そして、当時は見事にそれらを聴き逃していたことを思い、言い様のない感慨に浸った。
時間を置いて改めて聴いてみてはじめてその曲を好きになるというアレ(どれ?)を、
まさか「LOAD」「RELOAD」で体験するとは思わなかった。
当時と比べて様々なジャンルの音楽を聴くようになり、
色んな聴き方が出来るようになったからかも知れない。
……さて、買いに行きますか。


57. なおき ★★ (2003-06-15 00:10:00)

当たり前のようにビルボード初登場No.1になりましたね。
日本でもdailyでNo.1。イギリスでも駆け上ってるし。
期待度の高さを物語ってますね。



58. C3 ★★ (2003-06-16 12:27:00)

親愛なるラーズ・ウルリッヒ様
ラーズ様、私は今まで貴方様のことを“ヘタウマ"ドラマーと呼んでおりました。本当に申し訳ありません(涙)。貴方様がやたら明るくノーテンキなキャラゆえ、インチキ臭くどうも信用ならなかったわけで・・(大汗)。しかし!私は確信しました。貴方様は実は上手かった。今になって気づくとは・・・恥ずかしい(涙)。
この度の新譜の仕事ぶりはお見事としか言い様がありません。カンカンカンと鳴り響くスネアの音、素敵です(ポッ)。それでは。




59. C3 ★★ (2003-06-16 21:23:00)

「ST.ANGER」と「SWEET AMBER」って発音が似てるのですが、意図的に付けたのかなー。



60. el (2003-06-17 13:55:00)

あれま、本当だわっ!



61. 更迭の撃墜王 ★★ (2003-07-13 01:43:00)

11/6の代々木チケットをゲット!!
まだ4ヵ月も先だけど、、早くも興奮が最高潮に。。どうしましょ。(笑)
1曲目に「Fight Fire...」のあのイントロが流れたら...たぶん失神。


62. JENESIS ★★ (2003-07-20 14:33:00)

やはり個人的にメタリカに求めるのは、スピード感を備えたアグレッシヴな音楽でした。正直、MASTER OF PUPETSを始めて聴いたとき、そのような曲がひとつも無くて愕然とし、しばらく長い間はメタリカの他のアルバムをろくに聴きもせずにずっと離れていました。
しかし、最近になってようやくRIDE THE LIGHTNINGとKILL 'EM ALL聴いて、そのサウンドの攻撃性に見事にノックアウトされ、これこそが自分がメタリカに求めていたサウンドなんだと悟りました。今となってはこの2枚をもっと早く聴いていればと後悔してます。
いまでは完全にメタリカにはまってしまいました。




63. ヤング・ラジオ ★★ (2003-07-23 22:44:00)

発売から約1ヶ月半が経過したが、今でも当然ヘヴィ・ローテーションである。このアルバム、やはりすごい存在感である。「ロード」が発売された時、ファンの多くは「メタリカは変わった」と言った。それは音楽評論家も然りである。彼らの新作が今後のシーンの流れを変えると、「ロード」発売当時は彼らに対しては相当注目度が高かった。この新作「セイント・アンガー」は、それに比べると注目度は低かった気がする。もはや多くのファンの間では、終わったバンドとして認知されていた気がする.........。1stシングルである②を初めて聴いたとき、不安だった。いまいちかな?と思った。しかし、まさかの裏切りであった。それは、勿論いい意味での裏切りである。個人的には、名作「マスター・オブ・パペッツ」をもしのぐ出来であると思う。ファンの方に勘違いしてもらいたくないのは、完璧である必要は絶対にないという事である。この作品に妙な計算は無い。過去を振り返った場合、名作と呼ばれる作品には絶対に妙な計算が無いという事に気がつく。少々音質が悪かろうが、似たような楽曲ばかりであろうが、そんなことはあまり重要ではない。心に響くのは、アーティストの音楽に対する情熱が伝わったときである。単純に昔に戻らない所も、非常に彼ららしいと僕は思う。



64. C3 ★★ (2003-07-24 13:19:00)

期待は全くなし、新譜は買う予定もなかったので、まさに“棚からぼた餅"です。良かったですよ。
もうMETALLICAは終わったなどと悲しいことを仰っているファンの皆様。私を含む新しいファンが着々と増えていっていますので安心して下さい(笑)。




65. ernte ★★ (2003-07-29 00:00:00)

その新しいファンの一人です(笑)St.Angerを聴いてファンになりました。
今、少しずつMASTER OF PUPPETS等昔のアルバムを集めています。
MASTER OF PUPPETSをリアルタイムで聴けなかったのは惜しいところですが、
振り返ると宝物がいっぱいな状態というのもいいもんですね。



66. rtb ★★ (2003-08-04 17:07:00)

JENESISさんへ
はじめてカキコします。
>MASTER OF PUPETSを始めて聴いたとき、そのような曲がひとつも無く
1,5,8曲目は十分に速くてアグレッシヴだと自分は思うのですがどうでしょうか。


67. JENESIS ★★ (2003-08-05 03:29:00)

↑まあ個人の考え方の違いです。
どの程度までに過激にして、これでもう十分激しい、と感じるのは人によって違うでしょうな。
MASTER OF PUPPETSを聴いたのはかなり昔なので、今とそのときとは当然激しさの感じ方も違いますし。
BATTERYは今聞いてみれば十分に聞き応えあります。
けど個人的にはやはりRIDE THE LIGHTNINGとKILL EM' ALLくらいの過激度が自分に合ってると思います。




68. ZSE ★★ (2003-08-15 00:33:00)

正直いって頭の悪いファンが多くて困る。MUSTER OF PUPPETSはすばらしい作品ですけど、ブラックアルバム以降のアルバムもすばらしい!4作品ともMUSTER~と並んで普及の名作として後世に語り継がれるだろう!!(もちろんその他の作品も)
そしてそれがメタリカが偉大なバンドである理由なのだ!!!



69. ZSE ★★ (2003-08-15 23:47:00)

頭が悪いってのは言いすぎですね。ごめんなさい。



70. ZSE ★★ (2003-08-16 00:46:00)

ちなみに2個上の文章の2行目が間違ってます。「普及」ではなく「不朽」です。ごめんなさい。



71. ZSE ★★ (2003-08-16 01:01:00)

と言うか、メタリカをスラッシュのバンドだと思ってる頑固な人が多くて困る。ROADやREROADを聴いてしっくりこないとすればそれは好き嫌いの問題であって正しい評価ではない。メタリカは偉大なロックバンドであり、彼らは自分たちの創りたい音楽を好きに創ってるだけなんだから作品さえすばらしければ何もいう必要はない。ジェイムズは17歳ぐらいのころから自分たちの音楽以外は聴いてないらしいので、彼らが売れ線を狙って時代に合わせて曲を創ってるなんていう奴らの言い分は間違いだ。



72. 5150 ★★ (2003-08-16 02:11:00)

↑自分達以外の音楽は聴いていない?ブラックアルバム作る時は、特にジェイムズはALICE IN CHAINSにハマっていたようですが。
好き嫌いの問題であって正しい評価ではない?正しい評価って何だろう?私達は評論家ではない。ここではある程度個人の好き嫌いを述べてもいいと思う。
たまたま初期のMETALLICAのファンが多いだけじゃないでしょうか?
偉大なバンド!ファンは盲目になりがちだ。好きなバンドが何をやっても好き。神格化しているために。
そういう風にみえますよ。
↑の方の意見こそ、ただ一人の意見でしかないわけだし。METALLICAに限らずいろいろな意見を持った人はたくさんいるものだ。だから、自分と違う意見だといって、頭が悪い、頑固だなど言わないでほしい。
私個人は初期METALLICA好き、LOAD・RELOADはあまり好きではない。ST.ANGER好き。これは単に好みでしょう。いいんじゃないですか。好きなアルバムに書き込みしたって。




73. ZSE ★★ (2003-08-16 20:43:00)

アルバムの好き嫌いを書き込むのは別にかまいませんよ。ただねえ、嫌いだからって質が悪いだの、だめバンドになったなどと言われると腹が立つんですよ。わかってないようだから言っときますけど俺が一番好きなアルバムはMUSTER OF PUPPETSなんですよ?でもROADやREROADも大好きなんです!それを嫌いだからって言ってでたらめ書かれてもねえ...。



74. ZSE ★★ (2003-08-16 20:52:00)

ちなみにジェイムズの話は俺の勘違いの可能性大です。ごめんなさい。



75. ZSE ★★ (2003-08-16 20:56:00)

今気づきましたが、ロードとリロードの綴りが間違ってますね...。
LOAD・REIOADでした。すみません。



76. ZSE ★★ (2003-08-16 20:58:00)

また間違えてますね........。RELOADでした。
俺はきっと馬鹿ですね...。



77. 今日は違うパソコンから→5150です ★★ (2003-08-16 21:53:00)

ZSEさん、確かに。言いたい事わかりました。前の発言失礼しました。確かに私はST.ANGERかなり好きなのに、ただ「質が悪い」だの「METALLICAは終わった」だの書き込み見ると腹立ちますよね!
落書きのスレットにもありましたが、そのアルバムを嫌いだからってただ中傷するような発言はいけませんよね。
しかし、それが「わかってない」のかどうかはわかりませんよね?その人なりに聴きこんで、大嫌いなのかもしれません。しかしそういう書き込み方はよくない。そんなに嫌いなら書き込むなって感じですよね。まあ、気にしないようにしましょうよ。
私が思うに、「最近はダメになった」とかいう発言もイラつきますが、「わからない奴は頭が悪い」「認めない奴は頑固」「デタラメ」って言うのも同じくらいイヤな事だとも思います。ホント、気にしないことですね!同じMETALLICAファンとして、大きな目で見てやりましょうよ。
ZSEさん!綴り、間違いすぎですよ(笑)MASTER OF PUPPETSでしょ?(笑)


78. ZSE ★★ (2003-08-16 22:58:00)

本当にすみません(超泣)!!!!やっぱり俺は馬鹿だ~!!!!



79. toyoo50Jr ★★ (2003-08-29 13:11:00)

ヘビメタはメタリカ以外、ほとんど聴かないファンでCDは30枚近く保有。
やはりST・ANGERは駄作。
というよりも彼ら自身が音楽産業としてのレコード販売のトラブルに抗議する意味で、開きなおりジャンク・フードのつもりで発売したものと推測する。
てめえら、こんな屑でも有り難くコピーする気が起きるのか(笑)
ナップスターやMP3の普及で、英語圏のメタリカ・ファンは「タダでダウンロードする泥棒ファン」ばかりになってしまったという。
以下はhttp://www.law.co.jp/okamura/copylaw/mp3.htmより
1999年12月6日(米国時間)、まずRIAA傘下のレーベル十数社が集団でカリフォルニア北部地区の連邦地裁にナップスターを訴えた。ナップスターで交換されているファイルの多くは海賊版であって、ユーザーによる著作権侵害行為にナップスターが助長し侵害に寄与しているなどとしている。「寄与侵害責任」(contributory infringement)と「代位責任」(vicarious liability)とが中心であり、他にカリフォルニア民法980条(a)(2)と不正競争法(unfair competition)違反も主張されている。
2000年1月7日に、Jerry Leiber、Mike StollerとFrank Music社は、Napster社と旧CEOEileen Richardsonに対して、同じように境遇にあると考えられる音楽出版社(「音楽出版社原告」)を代表して、著作権違反の寄与侵害責任及び代位責任を理由に、訴を提起した。
これらに続き、ヘビメタバンドのメタリカ(Metallica)も、2000年4月13日、米ナップスター社と3つの大学をカリフォルニア州の連邦地裁に訴えた。
訴えられた大学は、エール大学、南カリフォルニア大学(USC)、インディアナ大学だ。訴状によれば、ナップスターは大規模な海賊行為に基づくビジネスを構築し、容易にブロックできるはずの大学がこれを助長したとメタリカ側は主張している。
訴えを受けたエール大学は学内からナップスターへのアクセスを禁止し、インディアナ大学も、アクセス禁止後に一旦はアクセスを認めたが再びアクセスを禁止した。
南カリフォルニア大学も使用できるコンピュータ制限措置を執り、これらの大学への訴えは取り下げられた。
仮にナップスターを使った著作権侵害行為が存在するとしても、それは個々のユーザーの行為にすぎず、ナップスター自体が侵害行為を行っているわけでなければ、ナップスターのサーバで海賊版ファイルを保管しているわけでもない。米デジタルミレニアム著作権法(DMCA:Digital Millennium Copyright Act)では、インターネット接続プロバイダ(ISP)はユーザーが自分のサービスに著作権侵害コンテンツを流しても原則として責任を負わずにすむと規定されているというのが、ナップスター者側の主張だ。
*************************************
曲をタダでコピーするメタリカ・ファンは歌詞もネットでコピーしてしまう。
だからメタリカのリリック・リクエストはNO・1にならざるを得ない。
http://www.lyricsfreak.com/
リロード以後にメタリカが新作を発表しなかった最大の原因は裁判疲れだったと思う(笑)
逆の立場で、タダで新作をコピーしまくる意地汚いヘビメタマニアは、メタリカの裁判を目の敵にした。
http://www.killmetallica.com/
乞食のガキは勝手にジャンクを食ってろ!どうだ!屑の味は?
その怒りのメッセージがANGERであり、RAGEだと推測する。


80. サッチモリー ★★ (2003-09-10 20:25:00)

しかしST.ANGERへの書き込み、すごい数やなぁ。MASTER OF ~の数に迫ってますやん。まぁ中傷も中にはあるでしょうが、これだけの人数が買え!って言ってるんやからねぇ。多数決が好きな日本人としては放っておけへんでしょう。



81. ERORIN ★★ (2003-09-22 14:54:00)

METALLICAの皆さんにしてみれば、あいつらは終わったとか、ブラックアルバム以降は糞だとか、新作はいいとか、悪いとか言われても、セールス、知名度は上がっていく一方なので、全然関係ないんでしょうね。



82. 昔Kという名だった男 ★★ (2003-09-25 19:53:00)

toyoo50Jrさんの書き込み、いつも熱いし、共感もてます。二つ上のが特にすごいです!長い書き込みが苦手だっていう人も読んで下さい。
ところで、最近の彼ら(METALLICA)のテクニック、LIVEパフォーマンスはどうだと思います? ST.ANGERについていたDVDはうちにデッキがないってことと、ST.ANGERがあまり好きじゃないという理由がかさなって見てません。 MTVICONでちらりと見た程度なのであまり見てないんです。



83. あごにぃ ★★ (2003-09-26 01:56:00)

11月6日にST.ANGERのリミテッドボックスなるものがでるらしいです。
特製Tシャツと"聖なる怒り"拳ネックレスがついた、メタリ缶Z仕様ボックス
・・らしいです。うーん、特典はほしいけどアルバムはもう持ってるしなぁー。あと、ライブCDとDVDの5枚組のと、既発アルバムの紙ジャケ版も同時発売です。金ないっつーの!



84. 5150 ★★ (2003-09-26 10:42:00)

メタリ缶の方は税抜き6500円もするそうです!
LIVE SHITのDVDボックスは9500円です。
LIVE SHITはVHSの時は15000円もしたので、今回のDVD発売はお得だと思います。
どちらも完全生産限定だそうなので、とりあえずLIVE SHITは予約してきました!さすがに両方は買えないので。
楽しみ!




85. 素人ギタリスト ★★ (2003-09-28 12:20:00)

ジェームズって歌いながらあの速さのリフを弾くんだから、凄いっすねー



86. ばかぼちゃ ★★ (2003-09-29 11:14:00)

ここ10年くらいのMETALLICAが発表した作品を聴いてみて、なぜ彼等は「METALLICA」と言う名で活動を始めたか、と考えるようになった。ここ10年くらいの作品は個人的にメタル、ましてはスラッシュメタルとは言いたくない。だがその一方で彼等は新しいファンを増やし大金持ちになったのは間違いないだろう。ただ初期のファンのほとんどが納得していないと思う。大げさに言えば彼等はデビューから付いてきてくれたファンを裏切ったのだ。僕は彼等に「メタル」というものを貫き通してほしかった。その気持ちを強くさせたのは周りのバンドの影響も少なからずあると思う。「SLAYER」、「MEGADETH」、「ANTHRAX」と一緒にスラッシュメタルの4羽ガラスと呼ばれた彼等だが途中で大きく初期のファンを裏切ったのは彼等だけであると思う。話はズレるが、その点「SLAYER」は凄い。「メタル」と言うものを今なお現役で続けているからである。この間「スラッシュ四天王の中で何が一番好きか」というアンケートをネット上で見た。結果は「SLAYER」がダントツ1位で彼等は何とか2位だったが他の2バンドとはかなりの小差だった。彼等はメタルを中途半端に、完全に制覇しないままに他のジャンルのバンドになってしまったのである。だが僕は彼等を見放した訳では無い。いつの日かスラッシュメタルの頂点に立つ時を心から待っていたいと思う。



87. ZSE ★★ (2003-09-29 19:36:00)

おれにとってMETALLICAは大好きなアーティスト。メタルであることはもちろんスラッシュであることなんかまったく望んでません。彼らにはファンを裏切るなんて気持ちはまったくないと思います。ただ単に好きなことをやってるだけなんでしょう。



88. サッチモリー ★★ (2003-09-29 19:42:00)

メタルの定義って何でしょう。サバスなんかはヘヴィメタル・リフの王者とされてますが、コテコテのメタルバンドとして扱われてないんじゃないでしょうか。どっちかって言えば、ブルーズと60年代ハードロックを自分達なりに味付けし見事に昇華させ唯一無二のサウンドを創り出したバンドだと思います。でも聴く人が聴けばあれはメタルだと言うでしょう。
そこでメタリカ。彼らって何でしょう。大きくカテゴライズすればメタルでしょう。昔にも"メタル軍団"なる曲をやってますし。(僕はいまいち歌詞を重要視してないんで、何を意味していたのかは解りませんが) でも思うに、そんなに大層な思想を持ってあの曲を創ったようには思えません。
その昔、スラッシュメタル・バンドとして見られていたメタリカ。彼らは何になりたかったんでしょう。おそらくは何物でもない「METALLICA」になりたかったんではないでしょうか。その意味では見事に成功しています。
昔のファンを裏切っただどーだと言いたくなる気持ちは非常に解る。でも、そんなこと言ってしまえば、2nd出した時点で「裏切った」ことになりますよね。なにせその当時、パワーバラードや大作インストをあのメタリカが演るなんて誰が予想したでしょう。
「METALLICA」の一番のファンであるメタリカの連中が楽しめるのなら、リスナーの我々は二の次でしょう。彼らの気持ちに共感できればアルバム買ってライブに行くし、認めたくないのなら無理して聴くことはないでしょう。
しかしながら毎回驚かされるのがMETALLICAに対する賛否両論の数の多さ。こんなバンド、他にいますか?



89. DESTINIA ★★ (2003-09-29 19:50:00)

僕も場かぼちゃさんと同じ意見ですね。
たとえメタリカに初期のファンを裏切る気持ちが無かったとしても、「彼ら自身が好きな事をやる」といったカタチで結果として裏切ったのだから。
まぁ本当のファンならそれを見守ってやれというのもあるでしょうけど、個人的にはばかぼちゃさんと同じ様にメタリカの本当の意味のリターンを待っています。
余談ですが、確かに今のスレイヤーはメタルしていますが、僕はどうも4枚目からの某エネミーの様にモダンへヴィネスに走ってしまいそうで怖い。。。これはディアボロスを聞いた頃から思っていました。
まぁ何はともあれ、メタリカ大好きです!




90. FADE TO BLACKENED ★★ (2003-09-30 12:27:00)

アーティストがファンの希望に縛られたらオシマイだ!
昔のファンを繋ぎとめる為に二番煎じを繰り返すよりステキだ!
「METALLICAが好きだろうが嫌いだろうが、速い曲が好きだろうがスローな曲が好きだろうが、METALLICAについて言えることは、一度も人を騙したことがない、自分達の魂を売ってまで何かをしたことは一度もない。それは俺の誇りであり、これからもそれに変わりはない。」by Ulrich(BURRN!6月号より)
この言葉を信じてます。


91. キック・アックス ★★ (2003-09-30 14:12:00)

メタリカは今まで常に変化をしてきました。1STから2ndの変化が一番衝撃的でした。当時からメタリカには彼らにしか出せない音があり、それは今でも変わりません。スタイルで音楽を聴く人、ジャンル限定でしかもロックの1ジャンルであるメタルの更に1スタイルにこだわる様な人は、1アーティストのファンになっても裏切られることが多いでしょう。取巻く環境が変われば当然変化して当然。



92. シンナー ★★ (2003-10-06 17:15:00)

最近、不眠症気味だけども
St.Angerかけて床につくと、一番寝つきが良い。
とても良いアルバムだ。


93. 韋駄天カープ ★★ (2003-10-09 17:22:00)

METALLICAがSt.Angerで復活したなんていうのは私は大間違いだと思う。アルバム全体的には確かにいいアルバムだと思うが、あきらかに今までのもとは異質のものであり、いい方を変えればLOAD以降の実験的なアルバム作りと質は違えど一緒ではないのか。数年たって我々ファンがFranticやSt.Angerをライブで求めるかというと疑問である。



94. C3 ★★ (2003-10-09 17:46:00)

少し見方を変えてみました。
「復活した」という表現はあくまでも個人的な想いで、METALLICAに対する熱い想いが再燃したという意味だと思います。だから復活したと全く思わない人もいるでしょう。私は今回のアルバムでそう思っている人を端から見ているのは楽しいですね。どのタイミングでもそのバンドを再評価できる時期が訪れるということはまだまだ終わっていない証だと思います。METALLICAにはまだ終わりが見えないってことですよね。私は凄く嬉しいです。




95. 0フレット ★★ (2003-10-18 04:27:00)

私も含めて、「1番好き」なバンドには必要以上に「想いいれ、や願望」が強く
なってしまい「冷静」さを失いがちですよね。
私はベヴィ・メタルが生まれる以前、70年代から今だロックを聴き続けている
人間です。 当時メタリカが日本でも10代のリスナーを核に絶大なる人気を持ち初めて来た頃、「どんなバンドだあ」と数曲聴いてみました。(曲名は忘れましたが)その時の感想「こういう曲調がこれから主流になるの!ああーっ!H/Mが
壊れてくうーっ」って感じでした。 そう!新しいものが生まれる時は従来のもの
が壊されて行く、これは音楽に限らず世の常ですから。
特に、初期派のファンの人はこの今までのバンドには無かった「アグレッシブ」さに心を奪われたのでしょうね。 ここまで書けばもう分かると思いますが完全に
私は「BLACK」でやっとメタリカとマトモに接する事が出来るようになった人間です。 ただ昔の人間って、今より聴くネタが少なかったんで、そのバンドでも
以前のアルバムや、影響を受けたバンドやらを「さかのぼって」聴くのが結構習慣
づいていたんですね。ですからちゃんと初期のメタリカも聴きました。 だから
「MASTER OF ・・」がダントツの人気というのも理解しています。
その上で、「BLACK」以前と以降でずいぶんと論争が交わされていますが、
私にしてみれば、どちらも「メタリカ」です。以前は「スラッシュ」色の強い土俵
の中で、新しいものを作りあげ、以降は「ヘヴィ・メタル」色の強い土俵の中で
新しいものを作りあげた。と思いますよ。 そう!以降もちゃんと新しい事やって
んですよね。メタリカじゃなきゃ作れない!こんなH/M今まで無かったですよ。
そんで、供給側も需要側も苦悩?の長い時間を経てSt.Angerへとつながって
きたんですが、特にDVDなんか観てると「熱さ」は伝わって来ます。でも、これ
を観(聴き)終わった後、最も不人気の「Re LOAD」で1曲目の「FUEL」
あたり聴いてると、Angerに入っていてもあまり違和感ないんじゃないの?
なんて感じてしまうんですよね。 まあコレが冒頭に書いた「冷静」につながる
んですけどね。




96. またオレのなかでロックが復活している ★★ (2003-10-19 00:03:00)

来日中止!?そんな事ないですよね?



97. 仁 ★★ (2003-10-19 14:07:00)

来日中止とは正に青天の霹靂ですね。
というか本当に疲労が原因なんでしょうか…


98. 紅髪 ★★ (2003-10-21 17:24:00)

一番期待してたのに、海外でのセットリスト見てからというもの・・・・



99. St.AngerのTATTOO ★★ (2003-10-22 14:42:00)

マジッすかぁ~!!!!来日公演中止!!!ショック.....


100. またオレの中でロックが復活している ★★ (2003-10-25 17:45:00)

公式HPみてると来日公演復活の方向に進んでるような感じになってます。
どっちなのかはっきりコメントしてくれ____!!!


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