ゲイリー・ムーアで一本テープを編集するならこの13曲! SIDE-A m1.MURDER IN THE SKIES m2.WISHING WELL m3.SPANISH GUITAR m4.ONE DAY m5.DARTMOORE(from "Octopuss" by Cozy Powell) m6.END OF THE WORLD m7.THE LONER (live) SIDE-B m1.STILL GOT THE BLUES m2.THE MESSIAH WILL COME AGAIN m3.SO FAR AWAY/EMPTY ROOMS(live) m4.DON'T TAKE ME FOR A LOSER m5.OVER HILLS AND FAR AWAY m6.PARISIENNE WALKWAYS カヴァー曲が多い、との印象が強いかも。 ゲイリーがすぐれたライターであることは間違いナイ。 そのうえ、魂を揺さぶる泣きのギタリストであることは言うまでもない... で、カヴァー曲を選ぶ鑑定眼も、このヒトは最高ということではないでしょうか。 自身のプレイを 120% 活かす曲選びがなされていると想うのです... 念のため、THIN LIZZY の曲は外しました...
以前、名バラード「CRYING IN THE SHADOWS」の兄弟曲である「THE CROSS(愛の十字架)」を聴きたいがために、本田美奈子のベスト盤を買ったことがある...。「THE CROSS」の他にも「TEMPTATION」という良い曲があったのは見っけもんでしたが、他の曲はロックファンとしてはキツいモノばかりで、中でも「好きと言いなさい」という曲のとんでもなさには本気で気絶しそうになりました。 で、今日中古盤屋で「TEMPTATION」が入っている本田美奈子の1stアルバム(廃盤?)を見つけ、興味本位で買ってみました。「TEMPTATION」がベスト盤と違うテイクだったのに驚いた...けど、もっと驚いたのが「マンハッタンの蛍」という曲のとんでもなさ。HO HO HO HOTARU♪のコーラスは、「好きと言いなさい」並の痛恨の一撃。開いた口が塞がらず。 GARY MOOREの次のアルバムは、またもやブルースものらしい。ガッカリ。 本田美奈子にまた曲提供してくんないかなぁ...。
ゲイリーのギタリストとしての最大の特長と言えば、ジャズロック、フュージョン、ブルーズ、から、ハードロック、へビーメタル、時にはロックンロールのような曲まで、実に幅広い音楽性を持ち合わせているという所。 それに最近ではいわゆる「速弾き」に代表されるような技術的に優れたギタリストは世界中に沢山いると思うが、この人ほど感情のこもったメロディーを弾ける人はあまりいないと思う。 しかもギターだけでなくヴォーカルまでこなしてしまう。 特に80年代のHM/HRをやっていた時代はスゴかった。 ハードな曲では鬼神のごとく弾きまくるマシンガンピッキングで圧倒したかと思えば叙情性たっぷりのバラードで涙を一滴残らずしぼり取らんばかりの泣きのギターを聴かせる。 特に僕はこの泣きのギターをフューチャーしたバラード系の曲が大好きなのだ! こういった曲はHM/HRからブルーズへ傾倒していった90年代からも更にみがきがかかる。 しかしその器用な性格が逆に作用してしまうこともあり、最近ではまったく別の世界へ行ってしまっていて、ライヴでも80年代の曲はあまり演湊してくれない。 ひょっとしたら幅広い音楽性を持っている彼にとって80年代にやっていた事は単なる気まぐれだったのだろうか? もう永遠にHM/HRの世界には帰ってきてくれないのだろうか? ゲイリ~~ カムバ~~~ック! ところが次のアルバムではまたアイリッシュ系の作品になるみたいではないか! それが「WILD FRONTIER」のようなHR作になるかどうかはわからないが・・・ う~ん、期待大! アウトランダーズがMDで作ったゲイリームーアBEST! Vol 1 1.BACK ON THE STREETS 2.YOU 3.HIROSIMA 4.NUCLEAR ATTACK 5.DON'T TAKE A LOSER 6.END OF THE WORLD 7.ROKININ EVERY NIGHT 8.VICTIMS OF THE FUTURE 9.MURDER IN THE SKIES 10.OUT IN THE FIELDS 11.OVER THE HILLS AND FAR AWAY 12.WILD FRONTIER 13.THUNDER RISING 14.BLOOD OF EMERALDS Vol 2(バラード編) 1.SONG FOR DONNA 2.I LOOK AT YOU 3.REST IN PEACE 4.ALWEYS GONA' LOVE YOU 5.FALLING IN LOVE WITH YOU 6.EMPTY ROOMS 7.THE LONER 8.CRYING IN THE SHADOWS 9.STILL GOT THE BLUES 10.STORY OF THE BLUES 11.ONE DAY 12.BLUES FOR NARADA 13.LIKE ANGELS
やっぱゲイリーのバラードは最高っす ! もっと入れたい曲はたくさんあるけど74分MDで作るとこんな感じです。 他にたまに入れ変えて聴いてる曲は、FRIDAY ON MY MIND、TAKE A LITTLE TIME、 PARISEENNE WALKWAYS、STRANGERS IN THE DARKNESS、など。
その日本ツアーのセットリストは、ブルースチューンで固められていたようですが、 はたしてどんな感じだったんでしょうね。盛り上がったのかなぁ? 近年の『LIVE AT MONSTERS OF ROCK』とか聴いても、生であのトーンを聴いたら ホント泣きそうになるくらい大感動しそうだな~。いつの日か行けたら行ってみたい。
ところで、最近、昔のSKID ROWやTHE GARY MOORE BAND時代のアルバムも手に入れて、 それらを聴いて改めて思ったんですが、ゲイリーってほんと方向性が一定してないというか、 幅が広いというか。近年は安定してブルース・ロックを演っているようですが。 まとめると、SKID ROW・THE GARY MOORE BANDではプログレッシヴ・ロック、 COLOSSEUM Ⅱではジャズ・ロック、THIN LIZZY・G-FORCE・ソロでハード・ロックを演り、 90年代に入って『STILL GOT THE BLUES』を機にブルース・ロックに方向転換、 『DARK DAYS IN PARADISE』・『A DIFFERENT BEAT』 ではなぜかデジタル・ポップ路線へ、 そして『BACK TO THE BLUES』でブルース・ロックに回帰し今に至るといったところでしょうか。 結局何が言いたいかっていうと,つまりはどれもゲイリー・ムーアなのであり,良いということです!
1. IMOGAN ★★ (2001-09-07 23:39:00)
SIDE-A m1.MURDER IN THE SKIES m2.WISHING WELL m3.SPANISH GUITAR m4.ONE DAY m5.DARTMOORE(from "Octopuss" by Cozy Powell) m6.END OF THE WORLD m7.THE LONER (live)
SIDE-B m1.STILL GOT THE BLUES m2.THE MESSIAH WILL COME AGAIN m3.SO FAR AWAY/EMPTY ROOMS(live) m4.DON'T TAKE ME FOR A LOSER m5.OVER HILLS AND FAR AWAY m6.PARISIENNE WALKWAYS
カヴァー曲が多い、との印象が強いかも。
ゲイリーがすぐれたライターであることは間違いナイ。
そのうえ、魂を揺さぶる泣きのギタリストであることは言うまでもない...
で、カヴァー曲を選ぶ鑑定眼も、このヒトは最高ということではないでしょうか。
自身のプレイを 120% 活かす曲選びがなされていると想うのです...
念のため、THIN LIZZY の曲は外しました...
2. H・W ★★ (2002-10-09 02:14:00)
そうして生み出される極上の素材を、前人未到の泣きを発散させる「左手」と、猛烈なアグレッションを叩き出す「右手」を使って料理する。
ゲイリー専売特許のこの方法は、殿堂入り名曲を数々生み出してきた、必殺の錬金術であった。
しかしゲイリーは、あえてその術を封印した。
より「両手の技」の研鑚に重きをおき、侘び寂の境地を求める旅に出たかのような齢の重ね方は、彼の「ギタリスト本能」に導かれたものなのだろうか。
それとも・・・
たまたま趣味で作ったブルースアルバムがアメリカで大ヒット。
例によって「アメリカでの成功」という究極の麻薬に犯されてしまった彼が、その後の人生設計を書き換えた、ということに過ぎないのか。
ただ、アメリカ中を敵に回す事があろうとも、これだけは言っておく。
ゲイリー・ムーアの音楽が最もまばゆい輝きを放っていたのは、「錬金術」を駆使していた、あの時代だ。
・・・今のところは、そうだ。