前作『DARK DAYS IN PARADISE』よりかなり元気になって、聴いてて楽しいアルバム。ダンス・ポップにハードなギターって組み合わせは元から嫌いではないので、けっこう気に入りました。 どうせならスクエアプッシャーみたいなジャズ・ロック風のクレイジーなドラムンベース作品にしちゃっても面白かっただろうな~。 最近またバンド組んでロック方面に戻ったようだけど、ゲイリーにはいつまでも新しいことに挑戦する若さを忘れないでいてほしい。
僕もこのアルバムはけっこう聴き込みました。モダンなダンスリズムとギターの融合は案外イケてました。ゲイリーって結構頑固なイメージがあるけど、昔から流行には敏感で常に挑戦的ですよね。このアルバムに伴うツアー時のブート聴いたけどこれがまたブートとは思えない程の高音質で絶品!このアルバムから"Lost In Your Love"、"Surrender"、"Fire"の3曲演奏しているが、どれもアルバム・テイクより素晴らしい。ゲイリーのギターが冴まくっている。必聴!
前作はちょっと中途半端な感じがしたけど、ここまで徹底して打ち込み系のBeat感覚を取り入れられると、かなり聴いてて気持ちいいですね。 Jeff BeckがYou Had It Comingで見せた、あのへんの突き抜け方に近いものを感じる。 ハードロックでは無いが、ハードなエッジが有る良質なロックアルバムではある、と思う。 昨年出た最新作では、またブルーズ路線に戻ったけど、こっちのエレクトリック路線にまた戻ってもいいよ。