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Carmen Maki - Blues Creation (火薬バカ一代)
Motherless Child / Carmen Maki - Blues Creation (火薬バカ一代)
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BLUES CREATION - 最近の発言
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Carmen Maki - Blues Creation

アングラ・フォーク・シンガーのカルメン・マキが、天才G奏者・竹田和夫率いるBLUES CREATIONと組んで作り上げた、'71年発表の作品。
「ジャパニーズ・ロックの黎明期が記録された貴重なドキュメント」(帯より抜粋)としての記録的価値のみならず、
クオリティ的にも全く文句の付けようのない本作。ここで聴く事が出来るのは、「ブルーズに光と影を付けて
ドラマティックに演奏した」LED ZEPPELINからの多大な影響が感じ取れる、ダイナミックなハード・ロック・サウンドで、
「日本のバンドにしては」等という注釈を必要としない、問答無用のカッコ良さを誇る。
マキ姐さんのVoも、声の表現力や深みにおいては、後のカルメン・マキ&OZ時代には及ばないものの、
若々しい歌声は聴いていて単純に心地良いし、何より、歌の巧さにかけては、既にこの頃から一級品。
ジミー・ペイジばりのGプレイが豪快に繰り出される①を筆頭とするハードロッキンな楽曲や、
ZEPの名曲“SINCE I'VE BEEN LOVING YOU"を思わせる猛烈な「泣き」を発散する③、ラストを締め括る
サッチモの名演で知られる“セント・ジェームズ病院"のカヴァー⑧のような、感動的なスロー・チューンも良いけど、
個人的に本作のハイライトは、その両者の美味しい部分を兼ね備えた⑤。トラッド/フォークの名曲を、
ハードロック・バージョンにアレンジし直した楽曲は、熱く、激しく、劇的極まりない仕上がりなのでロック・ファンは必聴のこと。
捨て曲なしの全8曲収録。全編、これぞ70年代ロック!という魅力に満ち溢れた、洋楽志向のリスナーにもアピールする名盤。

火薬バカ一代 ★★ (2007-11-27 19:52:00)


Motherless Child / Carmen Maki - Blues Creation
トラッド/フォークの名曲を、劇的なハードロック・バージョンにアレンジ。
「押し」と「引き」を自在に操るマキ姐さんのVoも素晴しいが、
本曲のハイライトは、火傷しそうな勢いで引きまくる
竹田和夫の絶品のGプレイ。特に後半部分の鬼気迫る迫力は
半端じゃありません。

火薬バカ一代 ★★★ (2007-11-26 22:58:08)


Motherless Child / Carmen Maki - Blues Creation
70年代ハードロックのカッコいいフレーズを寄せ集めたような展開ぶり。
研ぎ澄まされたマキさんのヴォーカルもカッコいい!!

帝王序曲 ★★ (2007-09-14 20:29:27)