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GARGOYLE (????年)
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GARGOYLE
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解説 - GARGOYLE
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Recent 50 Comments



1. 失恋船長 ★★★ (2014-11-13 17:48:35)

METAL MASSACREシリーズにも参加した事がある4人組が1988年にリリースした1st。湿り気のある歌声が変に力む事無く朗々と歌い、パンチ力もないし個性は薄いが安定感はありソツなくフロントマンとしての重責をこなしています。、王道をいくリズム、ワビサビを心得た叙情派ギタリストと普通すぎるくらい普通なんですが、明るくなる事を許さないブリティシュ寄りの王道を行く叙情派HM/HRサウンドが奏でる湿り気と美意識にマニアには何ともしがたい魅力を放ち続けます。とは言えメリハリの少ない展開や構成、王道すぎて感情表現の薄さが気になるかも知れませんが、叙情的なメロディとスピード感のあるソロなどギターには工夫と煌びやかなセンスが光り、そこへのアプローチと聴かせ方を練り込んだら、スケールが一段も二段もUPしたと伺わせるだけに、インディーズ盤の悲しい性と言うものでしょうね。またシリアスなサウンドを活かす為にも、もう少し重さがあればなお良いです。とは言え全体的に包まれる湿り気と叙情的な雰囲気は大好物で、手を出したくなるジャンルなんです。欧州大陸の香りがするHM/HRが好きな方には楽しんでもらえるかと思います。ちなみにCDやiTunesなどで検索すると、おそらく同じ内容かと思いますが、「Nothing Is Sacred」という作品もあります(このサイトの登録時にこちらが優先されたのでgargoyliのGARGOYLEにしています)重複しないように気を付けてください。でも確かEP盤がまた「GARGOYLE」ってタイトルだったような記憶があります??



2. 聖なる守護神 ★★★ (2019-02-12 12:41:23)

デビューシングルでは...『B!誌』でモノの見事にコケ扱いされながら、心機一転(唯一作となってしまったが)放ったこの1st"Same"[1988年]は音作りのひ弱さがあるものの、その叙情的メロディを操る正統派HMはとても魅力的な作品に仕上っています(オリジナルCD盤はレアだが'00年に1.500枚限定の再発盤もあまり見かけないけど、コピー盤も存在するのでお気を付けを...)。
(HALFORDのギタリストであったパトリック・ラックマンの実兄ある)ティム・ラックマンの少し素っ頓狂気味なハイトーンはあるが、良く練られた歌メロとシングルギターながら随所でキメフレーズをカマすプレイとが、ナントも叙情的雰囲気を演出し、スピード曲②④⑥(特に②⑥は名曲)と素晴らしい曲が並ぶが、実はその間に配置されたミッドテンポ曲もとても魅力的と言うのがこのバンドの肝である。
↑の方も仰っておられますが、非力感(特に軽いドラムは...)を感じてしまうプロダクションはマイナス点...しかしそれを上回る大きな魅力を持った1作。
捨て曲無しのB級メタルの名盤...と言っておこう。



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