1995年にカナダ、アルバータ州ハナにて結成されたロックバンド。
バンド名は、メンバーのMikeが以前アルバイトをしていたスターバックスコーヒーで、よく「Here's your nickel back.(5セントのお返しです)」と言っていたことに由来する。
1996年には1stアルバム『Curb』、Kroger兄弟の従兄弟でもあるドラマーBrandon Krogerを解雇し最終的にRyan Vikedalが加入して1998年には2ndアルバム『The State』をそれぞれ自主制作にてリリース。これがきっかけとなり、Roadrunner Recordsと契約。
2001年に発表したシングル「How You Remind Me」がラジオのエアプレイによって大ヒットしたことにより、一躍メインストリームのロックバンドを代表する存在となった。同曲は公式発表で42万6千回以上のオンエア回数を記録し、ジュノー賞「シングル・オブ・ザ・イヤー」受賞やグラミー賞の「レコード・オブ・ザ・イヤー」部門ノミネート、さらには様々なラジオ音楽賞への受賞・ノミネートを受けた。これ以後2007年までの6年間、アメリカの主要シングルチャートであるBillboard Hot 100で唯一、年間ランキングも含め1位を獲得するロックバンドとなった。アメリカ同時多発テロ事件と同日に発表された3rdアルバム『Silver Side Up』は全世界で1,500万枚を超える売り上げを記録し、16ヶ国でプラチナ認定を受けるヒット作となった。この頃、メンバー各々の活動も成果を上げ、Chad Kroegerは2002年に映画『スパイダーマン』の主題歌「Hero」をヒットさせた。2005年に加入したドラムのDanielは元3 Doors Downのドラマーとして活動していた。
以降も2003年発表のシングル「Someday」「Figured You Out」はゴールド認定を、2005年発表の「Photograph」はダブルプラチナ認定をそれぞれ受けるヒットとなった。2005年発表の5thアルバム『All the Right Reasons』は、アメリカでは7曲がシングルカットされ、うち「Photograph」を含む3曲がBillboard Hot 100でトップ10入りを記録し、イギリスでも1曲がトップ3入りとなり、各国でヒットを記録した。2010年にはバンクーバーオリンピック閉会式において「Burn It to the Ground」の演奏を行った。
2014年にはRepublic Recordsへ移籍。
2011年までに世界で5,000万枚以上のアルバムセールスを記録している。
Current members (リーダーはMike Kroeger)
Chad Kroeger – lead vocals, lead and rhythm guitar (1995–present)
Ryan Peake – rhythm and lead guitar, backing vocals (1995–present)
Mike Kroeger – bass (1995–present)
Daniel Adair – drums, backing vocals (2005–present)