本名:松本 秀人、(生:1964年12月13日 - 没:1998年5月2日)
神奈川県横須賀市出身のミュージシャン、ギタリスト、歌手、プロデューサーである。
中学生の頃、初めて聴いたKissのレコードに大きな衝撃を受け、ロックに目覚める。以後は俗に言う「ロック少年」となり、様々なロックを聴き漁るようになり、その中でKiss(特にAce Frehley)、The Clash、Iron Maiden、Deep Purple、Van Halen、The Damned、Led Zeppelin(Jimmy Page)、Japanなどに影響を受けた。BOWWOWの山本恭司ファンではあるが、hideの代名詞となる「モッキンバード」は、同じBOWWOWの斉藤光浩が使用していたのが気になった事がきっかけであると語っている。高校が「エレキ禁止」であったためにバンドを組めずにいたが、祖母にギブソンを買ってもらった彼は不良の溜まり場などと言われていた横須賀のどぶ板通りに出入りするようになり、「サーベルタイガー」を結成。高校卒業後にはハリウッドビューティ専門学校へと進み、卒業して実際に美容院で働いてもいた。「サーベルタイガー」を解散した時には、全ての音楽活動からは足を洗って美容師として生きていこうと決心したが、結局はYOSHIKIの誘いでXに加入することになる。
Xではギター以外にもバンドのビジュアル全般を担当し、メンバーの髪のセットなども行っていた。主にYOSHIKIがXの作詞・作曲を行っていたが、HIDEも一部の曲で作詞・作曲を担当。
1989年4月、Xのギタリストとしてアルバム『BLUE BLOOD』でメジャーデビュー。
Xでの活動と並行して1993年1月21日にLUNA SEAのJとINORANと共にMxAxSxS名義でオムニバスアルバム『DANCE 2 NOISE 004』に参加し、
同年8月5日に2枚のシングル「EYES LOVE YOU」、「50%&50%」を同時発売しソロデビュー。
1994年2月、ソロ1stアルバム『HIDE YOUR FACE』を発売。ジャケットの仮面のオブジェは、映画『Alien(エイリアン)』などで知られるH. R. Gigerによるデザイン。また、同年3月から4月にかけて初のソロツアーを開催した。
1996年、ライソゾーム病を患ったファンである少女、貴志真由子に出会ったことがきっかけで、個人的に骨髄バンクに登録。一方で、アマチュアバンドであったZEPPET STOREの楽曲や存在を世間に知らしめたいという動機からレーベル「LEMONed」(レモネード)を立ち上げる。5月22日に同名タイトルのオムニバスアルバムとビデオを発売することでレーベルの存在を公にした。また、6月よりソロアルバム制作を開始し、9月2日に2ndアルバム『PSYENCE』を発売。
1997年9月、TOSHIの脱退によりX JAPANは解散を発表し、同年12月31日の「THE LAST LIVE」をもってXは解散。その翌日の1998年1月1日、hide with Spread Beaverとして朝日新聞紙上に全面広告を掲載。同年1月28日にシングル「ROCKET DIVE」を発売。
1998年5月2日の朝7時30分頃、自宅マンションの寝室にてドアノブに掛けたタオルで首を吊って呼吸停止した状態になっているのが同居していた婚約者によって発見され、病院に搬送されたが午前8時52分に死亡が確認された。33歳没。
5月、シングル「ピンクスパイダー」「ever free」が生前に予定されていた通りに発売。7月23日、生前にRay McVeighとPaul Ravenと共に結成されたプロジェクトzilchの1stアルバム『3・2・1』が発売。10月21日、未発表曲としてシングル「HURRY GO ROUND」が発売。これは生前に録っていた仮歌の音源を使用して、hideと共に最もレコーディング作業に深く関わっていたI.N.Aによって制作された。11月21日、3rdアルバム『Ja,Zoo』が発売。このアルバムは生前には未完成であったが、Spread Beaverのメンバーや、サーベルタイガー時代からの仲間であるkyoや菊地哲などの参加により完成された。
ソロでの音楽性はX JAPANのそれとは大きくかけ離れており、インダストリアルロックを始めとして、グランジなどのオルタナティブロック、ビッグバンド/ジャズなどの影響も取り入れている。
Spread Beaver Band members (PATAは助っ人怪人)
I.N.A (稲田和彦) – percussion, programming (1993–1998, 2008)
Ran (松川敏也) – guitar (1994–1996)
Chirolyn (渡邊紘士) – bass (1994–1998, 2008)
Joe (宮脇知史) – drums (1994–1998, 2008)
D.I.E. (野澤大二郎) – keyboards (1994–1998, 2008)
Kiyoshi (本間清司) – guitar (1996–1998, 2008)
K.A.Z (岩池一仁) – guitar (1998, 2008)
PATA (石塚智昭) - guitar (1994-1998, 2008)
4. SCARECROW ★★ (2003-01-04 18:33:00)
hideの音楽センスは光るものがありました。この人の世界感が大好きでした。あのニュースを聞いたときは本当に信じられませんでした。
自分が今でも愛聴している数少ない邦楽アーティストの1人です。
10. ぜるる♪ ★★ (2003-07-24 20:55:00)
ギターも握らなかった。
いつまでたってもこの人は私の神です。
18. sz ★★ (2003-10-06 14:52:00)
19. RoSe ★★ (2003-10-29 09:54:00)
24. しゅんぺ~ ★★ (2004-03-24 15:59:00)
25. 粗茶ですが ★★ (2004-03-25 22:36:00)
hideに金が入るわけじゃなし、お金を儲けたい誰かさんたちの懐を潤してあげる気は全くなし。
28. Ja. ★★ (2004-04-18 10:58:00)