↑思い入れのある作品ですので、僭越ながら。 「新年早々BOCの3枚目までドゥームロックだ、などど大嘘をぬかす、とんでもないセンスの持ち主が現れた」との事情については存じ上げませんが、そんな方がいらっしゃるならば全く仰る通りかと思います。(なにゆうとんねん! て声に出しました。) ただ本作はクトゥルフ神話とも関係無い訳でもなく、2曲目ではもろにインスマス系の歌詞だったりします。 ラブクラフトの源神話に触発されたパールマン作の(BOC結成の動機ともなった)「イマジノス」ストーリーを前面に出した半コンセプトアルバムと思うのですが。 舞台はWWⅡ、ドイツ軍、地球外の知性との密約(SECRET TREATIES)、外相ディスディノヴァ、天文学、オカルト好きとしてはワクワクしてしまいます。 また初期の彼らがドラッグカルチャーを受け入れていたのは、1st.2ndの幾つかの曲(Then Came The Last Days Of May, Before Kiss,A Red Cap, O.D'd On Life Itself etc.)からも窺えるかと。 愛聴している作品だけに、細かいところにこだわってしまってすみません。