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10年代 | V | スラッシュメタル | ドラマティック | プログレメタルVEKTOR
Black Future (2009年)
解説
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1. Black Future, 1. Oblivion, 2. Destroying the Cosmos, 2. Forests of Legend, 3. Hunger for Violence, 3. Deoxyribonucleic Acid, 4. Asteroid, 5. Dark Nebula, 5. Accelerating Universe
コメント・評価
Recent 20 Comments
1. 火薬バカ一代 ★★ (2010-04-21 22:34:00)
労作の割りにチープな印象が拭えないジャケット・アートワークや、70分に迫る勢いの長大過ぎる
収録時間に尻込みしつつ聴き始めた作品だったが、いやいや、これが素晴しいの何のって!
VOIVODやDESTRUCTIONといったバンドが比較対象に挙げられており、実際、首絞められた鶏の断末魔みたいな
Voはシュミーアを、理系の歌詞世界、プログレッシブでフューチャリスティックな雰囲気漂う
楽曲の数々はVOIVODを彷彿とさせる本作。それでいて敷居の高さを感じないのは、テクニカルな楽器陣が
生み出す張り詰めたテンションの高さ、複雑なテンポ・チェンジを難なくこなしつつ、タイト&キャッチーに
疾走するリズム隊、そしてフラッシーに弾きまくるだけでなく、楽曲にきっちりとフックを構築するGコンビの
素晴しい仕事っぷりゆえ。中でも、時にスリリングに絡み合い、時に劇的に重な
…続き
2. カットタン ★★ (2010-04-22 21:08:00)
わはー、いつの間にやらVEKTORが!
僕にとって、2009年の裏のナンバー1作品はこのアルバムでした。
ジャケットを見る限り、どう転んでも国内盤なんて出そうにないマニアックな絵ではありますが、内容は最高です。
若手のスラッシュメタルバンドが出したアルバムでは、断トツで好きですね。クオリティも恐ろしく高い。若手の代表格になってほしいです。
プログレからの影響を存分に感じさせながらも、勢いを殺さず、走りまくって弾きまくって叩きまくって叫びまくって。
VOIVODとDESTRUCTION。この二バンドが銀河の果てで打ち上げ花火に興じているかのようなアルバム。
ある意味僕が夢に見たアルバムでもあります。おっしゃる通り、これはどこかへ転がり込んででも国内盤を出すべきですぜ。
この先が楽しみすぎるバンド。順調な活動を祈ります。
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3. cri0841 ★★★ (2010-12-26 15:50:04)
ジャケットのそれっぽさから判るとおりVOIVODの影響を受けた、との事だが、
あれほどプログレ寄りと言うよりは、ツインギターの正統派メタル寄りですね。
アメリカのバンドらしいのですが、音を聴く限りはヨーロピアン・スラッシュ
です。全編を支配する哀愁のギターがたまりません!スラッシャーのみならず、
正統派メタル好きにも聴いて貰いたい。勿論プログレメタル好きにも。相当に
テクニカルで、誤解を招く言い方を敢えてするなら、ドリームシアター以上に
スリリングです。個人的には10年に一度の名盤クラス。正直度肝を抜かれました!
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4. 失恋船長 ★★★ (2014-06-12 20:26:59)
カルト的なジャケットが醸し出す悪魔的な匂いがスパイスとなっているのも見逃せませんね。エッジの効いたサウンドとスピード感、楽曲の構成も緻密に積み上げており複雑なリズムを多用したりと知的なムードも漂いスリリングな展開はグイグイと彼らの世界に引き込んでいきますね。ハイテンションな歌もエグみを増し小気味いいギターリフと疾走感あふれる楽曲は実に鮮度がイイんです。どこかアンダーグラウンドな香りがするのも個人的にはツボでした。2009年リリースの1st。US産らしいコキコキと精密機械の如くテクニカルでタイトなプレイの数々、ドラマ性を配した構成、デビュー作とは思えないクオリティに脱帽です。やはり凝ったアレンジがエエわ
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5. netal ★★★ (2015-09-24 23:45:41)
このバンド、DestructionやVoivod等、スラッシュの中でも癖のあるバンドとよく比較されるようである。
成程、確かにリフの緻密さと複雑さ、リフ連打の猛烈さはかなりのもので、一聴強引に思えるような所も無くはない。
さて、このアルバムが素晴らしいのは、徒に手数を増やしているのではなく、それら全てがスラッシュ好きのツボを完璧に押さえている所で、
絶妙な刻みを巧みに絡めたリフの連打による快感には堪らないものがある。
更に、それと対照的に配置されたサイバネティックだったり、物悲しかったり、荘厳だったりする旋律も絶妙に用いられていて(トレモロ多めなのも個人的嗜好にマッチしている)、10分を超える長尺曲でも苦にさせないスリリングさもある。
要するに、リフ連打の齎す快感と精神が宇宙を旅しているかのような夢想的空間を味わえる、1枚で二度美味しいアルバム。
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