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80年代 | 90年代 | V | アメリカ | アメリカンロック | ドラマティック | 叙情/哀愁 | 正統派VIRGIN STEELE
The House of Atreus: Act I (1999年)
解説
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1. Kingdom of the Fearless (The Destruction of Troy), 2. Blaze of Victory (The Watchman's Song), 3. Through the Ring of Fire, 3. Prelude in A minor (The Voyage Home), 4. Death Darkly Closed Their Eyes (The Messenger's Song), 5. In Triumph or Tragedy, 6. Return of the King, 7. Flames of the Black Star (The Arrows of Herakles), 8. Narcissus, 9. And Hecate Smiled, 10. A Song of Prophecy, ....
コメント・評価
Recent 20 Comments
1. えが ★★ (2006-01-02 20:17:00)
1999年。傑作「INVICTUS」に続く9thアルバム…なのだが、22曲(!)の収録曲中、3分を超える曲は半分以下の10曲。ギリシャ神話をモチーフにして場面展開の多いドラマを描こうとしたのだろうが、つなぎの小曲(語り、インスト含む)が入り乱れてアルバムの流れはとにかく悪い。印象に残るのは01、03、15あたり。中盤はダレます。
次作への過渡期的作品。
→同意(0)
2. ゴリャートキン ★★ (2008-08-12 06:37:00)
1999年11月発表の通産9枚目。マリッジ3部作に続く「アトレウス2部作」の第1弾。
ストーリーもののコンセプト・アルバムで、マリッジ3部作とは違い、小曲やインストが散りばめられた全22曲という構成。
そのための取っ付きにくさは確かにある。日本盤が出ず、物語の概観をザッとつかめない辛さもある。
歌のスタイルは前作に続いて表現優先で、裏声や威嚇シャウトを多用している。
ただ前作はストレートな楽曲も多かったのに対し、本作はドラマ重視なムードなので、その歌のスタイルは前作よりはハマっているのではないか。
1曲目サビの力を抜いた歌唱などには不満もあるが、アルバム全体を見ればB!誌レビューでの「腑抜けヴォーカル」という酷評は不適当と思う。
事実、本作は前作に引き続いて欧州での彼らのステータスを高めたアルバムなのだ。
楽曲のスタイルとしては、黒いジャケットの
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3. ゴリャートキン ★★ (2008-08-12 06:45:00)
歌詞について
ストーリーは、トロイ戦争最後の戦いから始まる。
ギリシア連合軍の総大将、アルゴス王(ミケーネ王)のアガメムノンは10年続いたトロイ戦争についに勝利する。
狼煙のかがり火は山を連なり、ギリシア全土に勝利が知れ渡る。しかし王妃クリュタイムネストラはアガメムノンの帰還をまったく望んでいなかった。
試練の炎の輪(トロイ戦争)をアガメムノンはくぐりぬけたのだ。一方、トロイは徹底的に破壊された。しかしアガメムノンは本当に勝利のただ中にいるのか。
王の帰還をアルゴス市民(Elders)と王女エレクトラは讃える。アガメムノンは武神の加護(Flame of the Black Star=ヘラクレスの矢)ゆえの勝利と語る。
しかし王妃クリュタイムネストラこそ、武神の加護を頼みつつ、王への憎しみを募らせている最中であった。
不吉なムード(インスト
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4. ゴリャートキン ★★ (2009-02-11 11:51:00)
訂正。
その後、アイスキュロスの「アガメムノン」を読んでみたが、エレクトラはアルゴスに残っていた。
オレステスがアルゴスから脱出したのか、事件時にアルゴスでいなかったのかなどは不明。
また、14曲目"Days of Wrath"を神罰と見なしたが、少し不正確。
確かに神の怒りを買ったタンタロスの事件があり、呪いをかけられていたのは事実。
だが、クリュタイムネストラの策謀によってアガメムノンが神の怒りを新たにも買っていたのだ。
それは、真紅の絨毯に土足であがったこと。
戦勝者なら当然、と妃に勧められるままに土足であがってしまった王だが、これが神の怒りを買ったという。
現代のイベント時のレッドカーペットの習慣はここから来るのだろうか。
衣料が貨幣ともなるような時代においては、畏れ多いほどの贅沢なことだったようだ。
これにより、アガメ
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