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月光蟲 (1990年)
解説
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1. 風車ルリヲ, 1. 少年,グリグリメガネを拾う, 1. デコイとクレーター, 1. サボテンとバントライン(リミックス), 1. 夜歩くプラネタリウム人間, 1. 僕の宗教へようこそ, 1. 悲しきダメ人間, 1. 少女の王国, 1. イワンのばか, 1. 少女王国の崩壊
コメント・評価
Selected Comments
1. Boogie ★★ (2003-04-08 04:32:00)
筋少の歴史の中で燦然と輝く完成度を誇る大傑作。
同時に大槻の持つダークな歌詞世界と橘高・本城らの屈指の演奏力とがかみ合って生まれた、日本ロック史上比べるものがどこにも見あたらない怪作。
バンドの異様なテンションの高さ、そして重さ・暗さは十分にヘヴィ・メタルと呼んで差し支えない。それにファンク、プログレッシブ・ロックや様式美HR、Queenをすべてミクスチャーした意味ではオルタナティブの極北とでも呼びうる。じっくり腰の据わった、熟練したサウンドを是非堪能してもらいたいものです。
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6. Kamiko ★★ (2004-04-18 12:57:00)
演奏力と楽曲の良さはこのバンドにとっては当然のコトだろう。この作でもそれは当然のように現れてます。
結局大槻氏の世界にハマれるかどうかなんだろうが、ボクは彼の描く世界はホント楽しいと思う。
釈迦さん同様、この作では「イワンのバカ」の世界観とインパクトに戦慄が走った。
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15. 上野田吾作 ★★ (2005-08-02 17:33:00)
みんな好きなんだ・・・・・俺は嫌い・・・・・・・
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16. ミミモ ★★ (2005-11-11 00:51:00)
コレは初心者には濃すぎてオススメできないかも(苦笑
それくらい筋少汁全開なアルバムです。
今聞いても全然。むしろ新鮮。
こんなバンドもう出ないのでは?
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17. ルリヲ・フルチ ★★ (2005-11-16 17:36:00)
初めて筋少を聞くなら、これか「サーカス団~」でしょうな。
とにかく名曲ぞろいです。
しっとりとした感じの狂気が楽しめます。
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Recent 20 Comments
18. yog ★★ (2006-05-23 19:53:00)
乱歩小説のような、それでいて甘美で儚く美しい世界な作品。
すばらしい狂気に酔えます。
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19. Dr.Strangelove ★★ (2007-01-08 11:49:00)
レティクル座と甲乙つけ難い狂気の名盤。
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20. LUCANDA ★★ (2007-02-02 21:59:00)
初期のヘンテコリンな曲とメタル、ポップなどが融合した筋少の全盛期の完成系を提示したアルバム
とりあえず買っとけ
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21. ずなきち ★★ (2008-09-13 21:52:00)
全曲に一貫性があって、その雰囲気がよい。いまだに聴きます。
このアルバムは筋少の中でも独特の世界観があるように思う。
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22. opiken ★★ (2008-11-05 01:09:00)
ルリヲ~グリグリメガネで狂い、バントラインで泣き、少女の王国でちょい休み、イワンのばかでまた泣き、少女王国の崩壊でマジ私も崩壊する感じ。
橘高ギターと太田ドラム最高!
オーケンはもはや神。
23. 火薬バカ一代 ★★ (2008-11-10 23:02:00)
後に、再結成アルバム『新人』でリメイクされる事となる名曲“イワンのばか"を収録し、沼田元氣の手による奇怪な
ジャケット・アートワークといい、アングラ臭が濃密に匂ってくる歌詞世界といい、ドロッとネガティヴな雰囲気の漂う楽曲の
数々といい、筋肉少女帯のカタログの中でも、一際、ダークな(と言うか「病んでる」)作風を誇る'90年発表の5thアルバム。
収録楽曲は、やはり正統派HMとはかなり距離を感じさせる捻くれた味わいだし、とてもじゃないが「キャッチー」と言い難い
仕上がりなんだけど、聴けば聴くほど、この奇妙な味わいがクセになってくるのだから不思議だ。
アグレッシブなGリフとリズムが畳み掛けてくる①、シュールな歌詞と、橘高文彦の流麗なGソロが耳を惹く②、
鬱々としたバラード③、孤独な少年テロリストの短い一生を、やたら壮大且つポジティブな曲調で綴った④、
…続き
24. おっちゃん ★★ (2008-12-30 20:58:00)
不気味で切なくて馬鹿馬鹿しくてグロくて美しくてハードでポップで切迫していて暢気で欝で、そのすべてが一時に押し寄せてくる
甘くてしょっぱくて辛くてすっぱくて、さらにその奥に言葉にできないうまみのあるタイ料理のようなアルバム
25. 京城音楽 ★★ (2009-05-28 14:22:00)
中期の傑作
現筋少のスタイルはこのアルバムで確立されました
太田さんのドラミングがすばらしい
26. vox ★★ (2009-06-30 19:02:00)
傑作の多い筋肉少女帯のアルバムでも、こいつは最も幻想的で、最も不気味で、最も神秘的なアルバムだ。
素晴らしい作品だと思う。
テーマはやはり「月」なのだろう。風車男だとか、グリグリメガネを拾った少年だとかを聞くたびに思う。
一体「月」に何があるのか? と思わせる。あの煌々と光り輝く月が、不気味なものにしか見えない。
美しい作品だと思う。
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27. 悲しみブルー怒りのレッド ★★ (2009-08-15 10:43:00)
これが出始めた頃からだよな。
元々毒々しかったこの人達が益々毒々しきなって行ったのは。
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28. 悲しみブルー怒りのレッド ★★ (2009-08-15 10:43:00)
これが出始めた頃からだよな。
元々毒々しかったこの人達が益々毒々しくなって行ったのは。
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29. イレギュラー ★★ (2009-11-21 12:39:00)
最も彼等らしさが出ているアルバムだと思います。
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30. おさるの脳髄 ★★ (2010-03-06 14:58:00)
このアルバムとレティクル座妄想の
大槻が書く歌詞は文学の域に達していると思う
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31. 乃坂繭士 ★★ (2010-05-25 19:18:00)
筋少の代表作「イワンのばか」や
「サボテンとバントライン」が
収録されてる、
彼らの歴史を語る上では
外せないアルバムだと思います。
これと「断罪~」から
筋少のアルバムを
自分で購入するようになりました。
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32. 怪奇植物 ★★★ (2011-10-14 22:49:53)
筋肉少女帯感と楽曲が傑作。 バンドとしてもコピーし甲斐がある1枚です。
筋少が本当に文化系ロックとして日本に根付くことになったきっかけの1枚では
無いでしょうか。このアルバムの意味は非常に大きい。
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33. さつき ★★★ (2014-02-28 19:49:14)
オーケンの作曲力が爆発してるアルバムですよねー!
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34. 乃坂 繭士 (2015-02-01 20:31:25)
ライブ音源を編集して、
アルバム、「月光蟲」の
ライブ再現アルバムを
作成してみました。
このアルバム、やはり名盤で
「少女王国の崩壊」以外は
ライブで全て演奏されています。
新たな発見として、
「悲しきダメ人間」のギターが
思っていたよりも「速弾き」だったのは
意外でした。
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35. ずなきち ★★ (2018-04-11 06:59:35)
ルリヲで幕を開けるこのセンス、そして妖艶な曲だがバラエティに富んだ構成、名曲イワンのばか、と、かなりいいアルバム。
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36. 名無し (2018-07-04 20:28:35)
大槻さんはムーンリバーをカバーしたかったそうです。収録されていたら、また違ったアルバムになっていたでしょう。
37. 失恋船長 ★★★ (2024-03-07 08:37:12)
大槻ケンジの歌声が全くダメで、全然ハマらなかったバンド。一人様式美メタル橘高文彦のギターワークにブレがないのが凄いというか笑える。このブレない男を許せるバンドサウンドというのか許容性が、このバンド最大の魅力なんだろう。各自が持ち合わせた音楽性を闇鍋感覚で楽しむのだが、では方向性が散漫かと言えば、そんなことはなく、バンドサウンドは緻密な構成の元に楽曲を構成、②のようなキャッチーなナンバーですら、先を読ませない展開で魅了と懐の深いバンドサウンドを展開している。
彼らの代表曲と言われる⑨もX.Y.Z→Aで二井原実先輩に歌わせる位なのだから、橘高文彦にとっては自慢の一曲なんでしょうね。
やはり大槻の歌は苦手だが、こうして時が経つと免疫も出てて若い頃ほど気にならない、本当に楽器の一部くらいにしか感じない。他のパートの妙味が上回っており、そちらに興味が持っていかれる。
当時
…続き