この曲を聴け! 

Voodoo Lounge / THE ROLLING STONES
酒とバラの日々 ★★ (2004-08-19 01:18:00)
94年発表。ストーンズのアルバムの中ではあまり語られることのないアルバムだったりする。
89年の「スティール・ホイールズ」で真の大御所バンドとして復活してからは、
アルバムの発表と超大々的なワールド・ツアー(チケット価格の高騰ぶりに「集金ツアー」と揶揄もされてもいたが)を繰り返し、
キャリア40年の「生ける伝説バンド」の花道を邁進しているストーンズですが、
今作では60年代の刺々しさというかロックの本来持っている危うさみたいなものが復活してきた、みたいなことを言われていたようです…
とはいえ、自分みたいな若いファンにとってはどの時代のストーンズもまるっきり同じ「金太郎の飴」状態であり、どこがどう違うのかサッパリ分かりませんけど…
作品自体は中古CD屋にゴロゴロ転がっているには勿体無いと思えるぐらいのなかなかの内容。
シングル・カットされた「ユー・ガット・ミー・ロッキング」「スパークス・ウィル・フライ」はスリリングなロックンロールだし、
18番のストーンズ・バラード「アウト・オブ・ティアーズ」では泣かせてくれる。

→同意