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今日の10曲
失恋船長 (2024-11-30 10:51:41)
『週末はサスペンス映画で』10選



①多羅尾伴内
最後の銀幕のスター小林旭が主演する
七変化が売りの推理ドラマ
グロ目の描写もインパクト大
今では映倫に引っかかり撮影不可能な映像だろう
力技に度肝抜かれるが
昭和の映画は凄かった
これは序の口
凄いのは次の多羅尾伴内 鬼面村の惨劇だろう
あればぶっ飛んでいた
竹井みどりが新鮮だ
夏樹陽子斧でバーンである





②危険な女たち
原作はアガサ・クリスティのホロー荘の殺人をリメイク
舞台は日本だし現代劇だ
だからもう原型はないと言えるが
実力派の俳優を揃えたが無駄使いに終わっている
この映画世間一般的には駄作と言われる
たしかにそうなのだが
子供の頃にみたインパクトが強く
頭に残っている
サスペンスの王道が詰まっているのかもしれないが
やはり俳優の無駄使い
野村芳太郎のメガホンをもっても名作にならなかった
覇気が無い
それは制約を設けたからだろう



③丑三つの村
古尾谷雅人の怪演も話題
所謂津山30人殺しを題材にした映画
ワリと忠実に描いている部分が多いと言われる
それだけに18禁の危険映像だ
とくに夜這いのシーンが多めなのでエログロナンセンスの名作とも言える
いずれにしろ攻めた映画だが
後味の悪さでも有名な一本だ
うら若き田中美佐子のフルヌードも話題である











④女獄門帖 引き裂かれた尼僧
日活ロマンポルノみたいなタイトルだが
そんな軽い気落ちで見ると度肝抜かれる
エロシーンもあるのだが
それよりもぶっ飛んだ殺戮シーンにひっくり返る
力技だ
昭和のコンプラだから成立する映画だ
これを単なる成人映画で片付けて欲しくない










⑤ウィッカーマン
不気味な映画である
異文化というか文明社会から隔絶された島の歴史
その宗教観が恐ろしい事件を引き起こす
周到に計画された儀式への序章
不気味な映画だ
これがあるからミッドサマーが生まれたのだろう
ちなみにリメイクされたハリウッドヴァージョンは大駄作である

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