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To the Gory End / CANCER
kamiko! ★★★ (2020-08-21 00:59:34)
英国産オールドスクールデスメタル1990年作
ワリとデスメタルにハマり始めた初期にゲットした作品だが、当時は有名な鉄板デスメタルに激ハマりしていたこともあり
そんなに沢山は聴かなかった盤だが、適度なゴア要素を含んだ作品としては、AutopsyやObituaryと肩を並べることができる名盤だ。
↑の書き込みで知ったが、そうですか、この盤はB誌で4点という酷評の洗礼を受けていたのか。当時はタワレコでバイト代つぎ込んで
デスメタルを買い漁っていた時期で、ジャケ買いした作品だ。このアタマをザックリ肉切り包丁でカチ割られている男性の絵と
目が合ってしまったんだよね。当時としてはこんなにシンプルで現実味を帯びた残酷なジャケは珍しかった。
演奏に安定感もあるし、楽曲もしっかりとしている、仄かなゴア要素を含む硬派なギターの音、タイトで乾いた質感のドラム、起伏のある展開
凄みよりも無機質なやるせなさを感じるデスヴォイス、テンポの緩急、この時代のデスメタル特有の気持ち悪いギターソロなど
ワリとオールドスクールデスに求めるハードルをクリアしている優秀な作品だ。

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