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ZOSER MEZ
聖なる守護神 ★★★ (2020-05-11 18:47:13)
ハンク・シャーマンとマイケル・デナーの元MERCYFUL FATE組が中心のデンマーク産4人組唯一作(全9曲)。
我輩はその昔、西新宿にあった名店『GOLD』で買い求めたCDで、のっけの①からシビれる。
一応、Vo.として正式メンバーにクレジットされているのはケニー・リューブケだが(①⑤⑥の3曲のみだった)、もう2人がスペシャルゲストVo.として名を連ねる。内、1人はこの後ハル・パティーノ(この後キング・ダイヤモンド作品などに顔を出す)やトニー・レノ(EUROPEの初代ドラム)などと=Y=(2作ともPro.はトミー・ハンセンだった)っつう変わったバンド名で活動したYenz Cheyenne(②⑦)という男だったりしたが誰も知らんだろう。
そのゲストが唄った②も同様の怪しさ漂うメタルもシビレる。
またややこもり気味の音質なのだが本作にはソレが不思議と合う。
そして③もゲストが務めているが、もう1人のBerthelがヤっとるが違和感は全くなく、途中の怪しいギターソロなどたまらんものがある1曲。
そして④である...思いっきりMERCYFUL FATEを思わせる始まりはそれだけで失禁モノ。
その後も怪しさ満載で良い。
で'07年再発盤っつうのもあってそちらはMERCYFUL FATEのカバー⑨がカットされ、その代わりにデモ5曲がボーナスとなって全13曲となっている。またオリジナルに比べるとジャケ色がやや白みが強いものとなっているがブックレットの方は充実している。
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