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Back to Attack / GRAVESTONE
失恋船長 ★★★ (2019-01-09 19:10:45)
まずはオープニングから景気よく駆け抜けます。バンドメンバーの結束力も高まったのか前作よりもバラエティの富んだ内容になっており、余りのも遊びのなかった前作の反省を踏まえた音楽性の充実度は高い。
ただ残念なのは前作よりもミックスのバランスが悪くベースの音も目立たず低音の迫力不足感は否めず、せっかくのパワフルなジャーマンスタイルが活きてこないのが残念だ。また名手マティアス・ディートも今作で脱退。この後、SINNERへと参加するのですが、ギターコンビも前作程の見せ場がないように感じるのも残念。ハロウィーン登場前のジャーマンシーンを知る上では外す事の出来ないバンドであり、マニアならずとも聴いて欲しい一枚です。ベンド名やコンセプト的にはGRAVE DIGGER辺りに近いのだろう。個人的にはシンガーの声質も手伝いドイツのLOUDNESS的なスタイルにも感じる。メジャーな存在には成れなかったがアイデアとセンスを持ち合わせたバンドだった。

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