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Michael White / Michael White
失恋船長 ★★ (2018-03-26 12:47:46)
マイケル・ホワイトって誰やねん?であろう。その昔、L.Aメタルの秘密兵器LONDONの創成期のシンガーであり、一時期、ウド・ダークシュナイダーが抜けたACCEPTに参加してデモ音源を残していると言われる幻のシンガーです。
そんな詳細不明なマイケル・ホワイトですが、実は1987年にソロアルバムをリリース、しかもインディじゃなく大手Atlanticからです。その事実に驚くのですが、大手の音源は強いよ。ダウンロード盤があるんだからね。名前だけは知っているが聴いた事のない音源、今までマニアの間でも話題にならなかった作品&男だよ。不安要素は大だが、ポチっとボタンを押すと購入の気軽さが怖いですね。簡単にイケますもん。やっぱりCDやアナログの手にした重みの弊害が出ていますのですが、ディヴィット・リースの前に歌っいた奴がいるんだという事実がマニア魂に火をつけてしまい、理性を押し切ってしまいました。
適度にアーバンで乾いたソフト目のハードサウンド、正直、声に個性もないし、特段歌が上手いわけでもない。勿論、日本人好みの泣きやフックはない、その平坦さに大らかなノリを好むアメリカンさを組みとるのだが、一発ヒットの馴染みやすい曲がないのがチョイと掴みどころのなさを誘発するだろう。全般的に並という印象を受けるのだが、ブルージーなマイルドハードサウンドを好む方の需要もあるかと思いますよ。
でも一番の話題性は、やはりACCEPTのメンバーと音合わせをした実績があるという事実だろう。
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