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Rituals of Desecration / CINERARY
GOD ★★★ (2015-12-27 22:02:55)
2001年発表のEP。今のところ彼ら唯一の作品です。
長らく廃盤だったのですが、2015年にリマスター&ジャケ違いで再発されました。
ちなみにジャケットは2004年版のものともまた違います。
音質ですが、クリアーかつ重低音もかなり効いており、さらにリマスター効果か音圧も凄まじく最高としか言いようの無い音質。デスメタルとして理想の音質のひとつではないでしょうか。
ヴォーカルはあのMattiですが、とにかく凄まじい!感情表現が今まで以上に豊かです。ありとあらゆるガテラルを駆使していますが彼が参加したあらゆる作品のヴォーカルの中でもトップクラスです。
Disgorge USのCranial Impalementの時にも匹敵する凄まじさです。(ヴォーカルスタイルはやや異なります。)
ギターはゴリゴリしてたり邪悪なリフをかなでたり、またはハーモニクスをきかせてキュイキュイとヒステリックな音を奏でたり、はたまたスラミングデス調のズンズンしたものもあり、多彩です。
ドラムはDisgorge USの中心人物ともいえるRicky Myersが叩いています。
Disgorgeでは癖のある音質が多かったですが、このEPでは音質のおかげか元々凄かったのが更にパワーアップして聴こえます。
ブラスト、ツーバスともに音がでかく激速でテンポチェンジもさらりとこなし、もたり知らず。
カッチリしているだけでなくリズミカルさも充分にあるいう事なしのドラムです。彼がドラムで参加した作品の中で最高のドラミングだと思います。
無音部分や隠しトラックをいれても19分と短いですがUSスタイルのブルデスファンはマストです!
隠しトラックはかなりおふざけ要素が強いですが、それを差し引いてもこの作品は凄いと思います。
今年活動を再開したみたいなので、是非フルアルバムも欲しいですね。
残念ながらRickyは今はメンバーではないようですが。
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