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Beastiality / THE HANDSOME BEASTS
失恋船長 ★★ (2015-11-17 14:29:06)
古くは70年代から活動を開始する英国はナニートン出身の4人組が1981年にリリースした1st。世の中に酷いジャケットは沢山あるが(死体とか臓物系ね)個人的に今作は実に嫌悪感を覚える一品。笑えなくもないが悪趣味をこえたものがる、そしてその写真の裏を見て驚愕、豚と戯れる彼氏はなんとバンドメンバーでしかもヴォーカルときた(笑)Garry "Flabby" Dalloway、ギャリー・ダロウェイそのデップリとしたお腹を突きだした、だらしのない体躯に釘付け、結局ジャケ買いをさせた恐るべき一品でした。サウンドはいたって地味で攻撃的なNWOBHM群とは違い、もう一つの部分を支えていたブルージーかつブギーなハードサウンドを披露、類似的にはSledgehammerあたりを思い出す古めかしいロックサウンドに、彼らなりのメロディセンスを生かした音楽性はブルースロックからの影響も大きく、少々底の浅い面もあれどダーティさも含まれており、この手のサウンドが好きな人には懐かしい音と耳に響くでしょう。1996年にCD化の際には4曲ボーナスでリマスター盤が出ております。この強烈なジャケに引き寄せられたなら迷わずGETです。だってギャリー・ダロウェイが手を掛けている看板に書かれている文字は「動物に餌を与えないでください」だもんね。

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