この曲を聴け!
Set the World on Fire / ANNIHILATOR
すりっぷのっと ★★ (2003-05-08 00:13:00)
このアルバムは問題作ですよ。1st&2ndと比べると楽曲が遥かにソフトになっていてしかもバラードが2曲も収録されてます。
Voが2ndからまた入れ替わりアーロン・ランドールになりました。これで3作連続Voが替わったことになります。初めて①の「SET THE WORLD ON FIRE」を聴いた時は「このVoじゃダメだ~っ!!」などと思ってしまいましたが、数曲聴いてる内に「アレ!?結構イイんじゃん!?」に変わってきました。分からんものですね~。
楽曲的にも初めて聴いた時は「もう一生聴かないかもな・・・」と思うほどショックでした。1st&2ndを溺愛する私にはコレほどまでの曲調の変化に対応出来なかったのです。ところが数年後もう一度だけでも聴いてみようと思い、いざ聴いてみると・・・・おい、凄くイイじゃね~か!!!この間に音楽の幅が広がった所為かもしれないが、数年間もったいないことをしたものだ、オレのアホ!!!
①②⑩は従来のANNIHILATORらしいスラッシュメタルと呼べますが、⑤⑦は彼らの初のバラードです。しかも、どちらの曲も素晴らしい完成度と来てます。ジェフ・ウォーターズの作曲家としての天才ぶりが発揮された秀逸なメロディが堪能できます。それにVoも切ない男らしさがよく表れていて非常に味がある!!!この2曲を聴くと特にVo交代は正解だったのかもと思いますね。⑪のカヴァーも本編の曲に負けないくらいに好きな曲です。2ndの頃に近い曲風に仕上がってますね。
もし1st&2ndは好きなのに3rdは嫌いという人がいたら(そんなアホな奴ってオレだけ!?)もう一度CDラックから引っ張り出して聴くことを強くオススメします。これは名盤ですよ~~~。
★★★★
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