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Silverwing / Burning Bridges / ARCH ENEMY
Ray-I ★★★ (2015-04-08 23:32:04)
青空と表現されがちなこの曲ですが、
楽曲を聞いた時にはアクアマリンやオパール、トルマリンがキラキラと舞う中、
感情があふれるあまりに慟哭して泣きむせぶ男の人の姿が見えました。
こういう表現をメロデスにしてよいのかはわかりませんが、
本当に透明感のある煌きと慟哭が一緒くたになる芸術というのも珍しい。
なんというか、ズジスワフ・ベクシンスキーの作品をビジューで表現したというか。
いや、ビジューを通してベクシンスキーを覗きこむような感覚…
宝石やクリスタルガラス(クリスタルプラスチック)を通して
おぞましいなにかを垣間見るような感覚とでも申しましょうか。
美しいものと残酷なものを同居さを一度に味わうような音楽のように聞こえましたね。
これは感情表現に長けたヨハンとマイケルのメロディ、
そしてバンドの演奏技術があったからこそ成立した世界観でしょうね。
リズム重視のアンジェラが辿りつけない境地なのも頷けます。
(アンジェラもアンジェラで演奏を邪魔してない歌い方だから
それはそれで私は好きなんですけどね)
ファンを自称するなら一度は聞いてみるべき名曲
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