この曲を聴け! 

The Tower / BOB CATLEY
ムッチー ★★ (2014-06-25 01:20:55)
1998年にリリースされた、ボブ・カトレイの1stソロアルバム。
TENのゲイリー・ヒューズが全曲の作詞作曲とプロデュースを手掛け、キーボードとベースもプレイ、
更に、同じくTENのヴィニー・バーンズ(Gt)とグレッグ・モーガン(Dr)によってレコーディングされた作品。

重厚なブリティッシュ・ロックの香りがぷんぷんに漂っていますね。
全編通してドラマティックで抒情的なつくりになっていて、その点は非常に好みです。
しかし、個人的には何度聴いてもどうも違和感が残るのです。感情とシンクロしないといいますか…。
明らかに楽曲の質は高く粒ぞろいで、贅沢な作品であることは感じられるのですが。
シンフォニックなキーボードが中心となって作られている楽曲自体は良いのに、
歌メロを安易にそこに同じメロディで被せているのが、恐らく違和感の原因なのではないか、と。
2ndではそのような点は全然感じずに、素直に楽しめるんですけどね…。
まぁ、このあたりは、あくまでも個人的な感覚ですので。

⑥"Madrigal"・⑨"Fear Of The Dark"は絶品ですね。
ゲイリー・ヒューズが手掛けたボブ・カトレイの3枚のソロアルバムは、
自分は2ndが最も好きですが、これも含めてどれもが良い作品なので、
MAGNUMファンはもちろん、TENのファンも是非とも聴いてみて下さいね。

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