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Metropolis Pt.2: Scenes from a Memory / DREAM THEATER
ハルディン ★★★ (2012-09-21 21:18:58)
脱退したデレクの後任としてLTE(LIQUID TENSION EXPERIMENT)でも共演した凄腕Key奏者であるジョーダン・ルーデスが加入して新たな体制となり、バンドとしては初のセルフプロデュース形式で挑んだ5th。タイトルからも想像できる通り2nd収録の「Metropolis pt.1~」の続編となるコンセプト作となっており、「輪廻転生」をテーマとした物語をドラマティックに綴る。

テーマの重さゆえに気軽には聴けない側面もあるのでキャッチーはちょっと控えめであるが、音楽の深みに関して言えば以前の作品をも凌駕するほど。またこのころから歌<インスト志向が顕著に現れてくるため(具体的に言えば5、6あたりが特にわかりやすいかと)そこを楽しめるか退屈に感じるかで評価が分かれるかもしれないが、常軌を逸した怒濤のバカテクインスト9以降の流れは感動を呼ぶほどの素晴らしさがある。ペトルーシのGがいつにも増してエモーショナルに迫ってくるもの個人的には○。

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