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The Lair of the White Worm / GOD DETHRONED
Usher-to-the-ETHER ★★ (2009-03-16 22:31:00)
2004年発表の6th。日本デビュー盤らしいです。

メロデス的な泣きメロやブルデス並のファストパートなど、エクストリームメタルの美点を集めたような作風は以前と変わってませんが、今作ではそれに纏まりが出て、そうした要素も含むデスラッシュとカテゴライズ出来そうな音になった感がありますね。以前の作品には(特に音質面で)B級っぽいところもあったんですが、作風が垢抜けたのと同時に音質もよく纏まった音になっていて、総じて一級品の、メジャー志向のメタルといえる作品に仕上がっていると思います。

ただ、後半からデスラッシュ志向が強くなりすぎて、彼らのメロディとブルータリティを高レベルで両立させている作風が好きな私にとっては、少し物足りないと思う部分も。個人的には前半だけなら名盤、トータルでは良盤という感じ。

BURRN!誌では高評価だったようですが、マニアの間では過小評価なバンド、もっと語られるべきバンドとして認識されているみたいで、世間では実力の割に評価されてないみたいですね…意外と買い逃してる人多いんじゃないでしょうか。その過小評価のせいか、メタル専門店では結構中古が安く売ってたりしますね。そんな今こそ、ARCH ENEMYやIN FLAMESと並べても何ら劣る事のない一級品のメタルが、格安で手に入るチャンスなのかもしれません(笑)。

ちなみに私は700円くらいでゲット。なんかバンドに対して申し訳なくなってきます(笑)。

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