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ヘヴィメタル/ハードロック
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EVILE
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War of Attrition
/ Hell Unleashed
(火薬バカ一代)
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War of Attrition
/ Hell Unleashed
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刻んで刻んで刻みまくるGリフに、せかせかと突っ走るリズムが
「これぞスラッシュ!」なカタルシスをもたらしてくれるスピード・ナンバー。
演奏に埋もれがちなオルのVoがちと惜しいのですが、その分スリリングに駆け巡る
ツインGの方で埋め合わせをしてくれるので、まあいいかと。
火薬バカ一代
★★★
(2021-07-21 01:27:31)
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Hell Unleashed
オルとマットのドレイク兄弟を中心に結成され、00年代に盛り上がったスラッシュ・メタル復権の波に乗り人気を博したアメリカ出身の5人組、EVILE。ツアー生活に燃え尽きてオルが脱退してからこっち、プツリと音信が途絶えてしまっていた彼らが、オルの復帰/入れ替わるようにマットが脱退/後任は迎えずオルがVoとGを兼任する4人編成へ…というメンバー・チェンジを経てレコーディングを行い、'21年に久々に発表した5thアルバム。
勿体ぶった前置きは抜きに、開始早々からフルスロットルで突っ走るOPナンバー①と、ラストをこれまたスピーディに締め括る表題曲⑨が叩きつけて来る通り、本作では初心に立ち返ったかの如く、頭からケツまで全力で走り抜けるスラッシュ・サウンドを実践。刻みの細かいリフに、緩急を盛り込みダイナミックに曲展開を支えるリズム、その間隙を縫ってスリリングに閃くツインG…と、彼らがここまで衒いなくスラッシュしてくれているのはデビュー作以来じゃないでしょうか。
唸るような怒号主体のVoは前任者に比べると少々魅力に欠けるのですが、思うにシンガーとしてもっとテクニカルなマットが本作でも歌っていたらば、これほどスラッシーな内容にはならなかった――あるいはできなかった――のではなかろうか?と。オルがVoを取ることで逆にストレートなスラッシュ・メタル・テイストが強調される形となったのだったら結果オーライ(無論、要精進ですが)。スピーディ且つアグレッシブな曲調にツインGが印象的に斬り込んでくる④なんて、ブランクを全く感じさせない名曲ですよ。
気合の入った帰還の挨拶に顔が綻ぶ1枚であります。
火薬バカ一代
★★★
(2021-07-20 01:03:40)
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Skull
気合いの入りまくった①に鼻血も出そうです。メリハリの効いた構成とスリリングな演奏が煌めきを放ち唸らされる突貫スラッシュナンバーにまずはガッツポーズ、スタスタスタターと軽快に走る②切れ味鋭い千切りリフワークが心地よい③と流れ良く進みスラッシュメタルのなんたるかが詰まった構成は実に気持ちいいですね。後半もダークで重苦しいヘヴィなパートを盛り込んだ楽曲なんかも用意し凄まじいまでの存在感を放っています。どこかオリエンタルなメロディも聞こえるバラード⑤なんかもあり聴きどころも満載、攻撃的なプレイも耳を惹くし卓越したセンスを武器とした構成とタイトな演奏は興味深いし味わい深い、個人的には少々長尺を感じる趣もありますがパワフルで劇的なナンバーも目路押しな充実の一枚でした。
失恋船長
★★★
(2014-06-12 20:45:18)
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Skull
/ Skull
→YouTubeで試聴
アルバム表題曲にして、EVILEという
バンドの魅力を判りやすく伝えてくれる
起伏に富んだダイナミックなスラッシュ・ナンバー。
しかし、この手の楽曲を歌わせると
マット・ドレイクの歌唱は本当に
ジェイムズ・ヘッドフィールドに似ますね。
火薬バカ一代
★★★
(2013-10-02 22:34:11)
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Underworld
/ Skull
→YouTubeで試聴
OPナンバーに相応しく、情け無用で突進する
アグレッシブなスラッシュ・ソングですが、
初期に比べるとマット・ドレイクの歌唱力が
飛躍的に上達しているので、攻撃的に突っ走っても
どこか貫禄のようなものが漂います。
火薬バカ一代
★★★
(2013-10-02 22:31:23)
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Skull
スピーディだが緩急の演出にも気を払い、印象的なツインGのハモリが随所に散りばめられたサウンドは構築感十分なんだけど、劇的/ドラマティックと言える程の華々しさや愛想はないという、「嗚呼、英国産スラッシュ・メタル」の王道を実直に歩むEVILEが、'13年に発表した4thアルバム。
執拗なシュレッド・リフを前面に押し立てて突貫する①③、ダイナミックな曲展開を擁する②⑥⑨のような、このバンドの魅力を体現するスラッシーな楽曲で要所を固める一方で、80年代スラッシュ・メタル愛に満ちた1st、よりへヴィ且つシリアスに表現の幅を広げに掛かった2nd、そして両者の美味しいトコ取りだった3rd・・・と、アルバム毎にサウンドのマイナー・チェンジを試みてきた彼らだけに、今作においても例えば、禍々しさ漂わすミッド・チューン④、デス・メタリックなアグレッションを撒き散らす⑦等、旺盛な前身意欲を感じさせる楽曲も散在。以前にも増してメロディをなぞって歌う場面の増えたVoの実力は、男泣きのバラード⑤において存分にご堪能あれ。
全体的に「80年代スラッシュ風味」は減少傾向にありますが、それでも国内盤が出て然るべき完成度を誇っている辺りは流石。まぁ国内盤、出てないんですけどね。
火薬バカ一代
★★★
(2013-09-30 23:26:44)
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