アルバム冒頭のイントロ『ESSENCE』とそれに続く疾走曲『EAGLE OF THE SUN』。 まずは『EAGLE OF THE SUN』について。イントロが、そのまんま『REBIRTH』のANGRAを意識したような暖かみを持ったサウンドで「お、前評判通り」なスタート。 間奏もやはりANGRAを意識した展開でなかなか聴かせる。ギターソロの構築もキコからの影響が見え見えで、実際にそれを弾きこなしている彼等はやはり素晴らしい実力を持っていることが良く解る。ライヴで合唱できるパートがあるのも勿論○! 素晴らしい飛翔感を持つサビメロも、どこかメタルっぽくないメロディで結構色んな層から受け入れられそう。この飛翔感、やっぱり"Eagle"だねぇ。 残念なのが高音域に達すると若干ヴォーカルが苦しそうで、折角の飛翔感が多少なりとも削がれてしまうことか。 でね、俺が好きなのはね、『EAGLE~』よりも『ESSENCE』なんですよ。 これまたANGRAの『Crossing』を髣髴とさせる、自分が森の中にいるかのような小鳥のさえずり、その後に聴こえる笛の音とストリングス、「サッ、サッ」という控えめなリズム楽器。1:15辺りからリズムが速くなって緊張感を増す展開。ゾクゾクしますよ、マジで。 素晴らしいインスト、イントロです!