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ONLY COME OUT AT NIGHT (2010年)
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ONLY COME OUT AT NIGHT
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解説 - ONLY COME OUT AT NIGHT
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2022-11-15 00:55:55)

ロニー・アトキンスからの信頼篤いPRETTY MAIDSのG兼Key奏者にして、グラミー賞ノミネート経験も持つ売れっ子プロデューサー、最近だと80年代の大ヒット映画主題歌をHR/HMアレンジでカヴァーするプロジェクト『AT THE MOVIES』シリーズ2作を手掛けたことでも知られるスウェーデン出身のマルチ・アーティスト、クリス・レイニーが’10年に発表した2枚目のソロ・アルバム。
ブライアン・ロバートソン、コニー・ブルーム、イアン・ホーグランドらをゲストに迎えて制作されている本作は、序盤はダークで重厚なHMナンバーが連続するためそっち路線の作品なのかと早合点しそうになってしまいますが、あいやしばらく。クリスの本領が発揮されるのは、悲哀に満ちたメロディを自らハスキー声を振り絞るように熱唱する哀愁メロハーの名曲④からであり、以降は溌剌と躍動感溢れる曲調に、思わず一緒に歌いたくなるキャッチーなコーラス、フックの効いたメロディとに彩られた80年代風味満点のポップ・メタル・ナンバーが立て続けに繰り出されますのでご安心を。
収録楽曲の中ではやはり④の素晴らしさが際立っているものの、それ以外にも世が世ならビルボード・チャートを賑わしたって全然不思議ではないキャッチーな⑥、スタジアムで大合唱が巻き起こる光景を幻視してしまう⑧、エッジを効かせてエネルギッシュに疾走するHRナンバー⑦⑨等々、逸曲がズラリ。
80年代のポップ・メタルの名盤群、あるいはクリスがプロデュースを担当したCRAZY LIXX辺りを愛する向きには猛烈にプッシュする1枚に仕上がっています。



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