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We Come Alive / Teenage Rebel (火薬バカ一代)
Teenage Rebel (火薬バカ一代)
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We Come Alive / Teenage Rebel
80年代へとタイムスリップするSEに続くドラマティックな
イントロだけで掴みはOK。爽快さと哀愁が程好くブレンドされた
OPナンバーにして本作の魅力を分かりやすく伝えてくれる名曲です。

火薬バカ一代 ★★★ (2024-08-01 23:06:51)


Teenage Rebel

80年代愛が詰まった“ON THE RUN”と“1989”のコミカルなPVのビジュアル・インパクトでも話題を呼んだスウェーデンの5人組、NESTORがデビュー作『KIDS IN A GHOST TOWN』(’21年)の高評価を追い風に、'24年に発表した2ndアルバム。
北欧における80年代トリビュート・ブームの盛り上がりを支える多くの若手バンドと異なり、NESTORは80年代実体験組(結成は'89年まで遡るという)。そのためヒゲ面のオッサンが揃ったメンバーのルックス面の華やかさでは数歩遅れをとるものの(失礼)、スウェーデン国内のポップ・シーンを中心に、数々のヒット曲を数多のアーティスト達に提供してきたトビアス・ガスタフソン(Vo)の磨き上げられたソングライティング・スキルが光る収録楽曲は、彼らが派手な見てくれだけが売りのバンドでないことを立派に証明してくれています。
期待感を煽るイントロSE①から爽快感を伴って盛り上がっていく②、歯切れ良く躍動するアルバム表題曲③、高いヒット・ポテンシャルを感じさせる④…といった具合に、溌剌とした曲調にフラッシーなGと煌びやかなKey、キャッチーなコーラス・ワーク、北欧らしい哀愁とポップ・センスが絶妙なバランスのメロディとに彩られたメロディックHRチューンの数々は、確かに80年代風味全開である一方、じゃあ具体的に80年代のどのバンドに似ているのかと考えてみる案外例えがパッと思い浮かばないという、実はNESTORならではの個性もしっかり刻印された仕上がりとなっています。特に胸を締め上げる哀愁のメロディ大盤振る舞いな⑤なんて本編のハイライトに推したいぐらいの名曲ですよ。
力作だったデビュー作を更に上回る、捨て曲なしの完成度を有する1枚じゃないでしょうか。

火薬バカ一代 ★★★ (2024-07-30 23:44:51)


Kids in a Ghost Town

彗星の如くシーンに現れたベテラン新人バンド、垢抜けないオッサン集団な見た目とは違いカラフルな80年代型HM/HRサウンドを奏でている。栄光の日々を再びと言いたげなラジオオリエンテッドな作風、それでありながらも芯にあるハードな質感、軽やかで耳馴染みの良いメロディを軸に、実に地に足の付いたパフォーマンスとアレンジで楽しませてくれます。
余りにも素直なスタイル故に、新しい発見はないのだが、古典に根ざしたAOR風味満点のメロディアスロックは、ここ日本においては大きな市場があると思えるだけに、このバンドの認知度も上がりそうである。メディアがどう批評したのか気になるところだが、メロディ派にとっては、また一つ優れたバンドに出会ったと歓喜するでしょうね。
主役は楽曲という事なのだろうが、もう少しロックな部分が欲しいと思うのだが、このクオリティがあれば十分でしょう。熱波を吹き飛ばす爽快感のある叙情派サウンドの旨味、全身で浴びたいですねぇ。
苦労してデビューにこぎ着けたという感じがしないのも良いでしょう。

失恋船長 ★★★ (2022-07-01 18:27:29)