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ヘヴィメタル/ハードロック
アーティスト分類-ABC順
W
WILD HORSES
THE FIRST ALBUM
(1980年)
1.
Reservation
(3)
2.
Face Down
(3)
3.
Blackmail
(0)
4.
Flyaway
(1)
5.
Dealer
(0)
6.
Street Girl
(0)
7.
No Strings Attached
(0)
8.
Criminal Tendencies
(0)
9.
Nights on the Town
(0)
10.
Woman
(0)
11.
Rocky Mountain Way
(0)
12.
Saturday Night
(0)
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Reservation
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No Strings Attached
コメント・評価
Recent 50 Comments
1.
スイカマン
★★
(2003-07-11 21:16:00)
80年当時、日本の雑誌等ではIRON MAIDEN、GIRL、DEF LEPPARDと並びN.W.O.B.H.M四天王と呼ばれていたが、各メンバーのキャリアを考えるとその枠に入れるのは少々無理があると思われるWILD HORSESの1st。ブライアン・ロバートソンは「THIN LIZZY時代、自分のアイデアが作曲面で採用される事は殆どなかった。」と語っている。その時のアイデアなのかは不明ながら、THIN LIZZY的なフレーズも随所に顔を出す。POLICEなんかを連想させるような曲も、聴いて全く不自然さを感じさせない。N.W.O.B.H.Mという先入観でこのアルバムに手を出すと肩透かしを喰うが、ツボを押さえた曲作りはさすがと思わせるロック・アルバム。秀作!
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2.
おれ流
★★
(2004-12-03 01:25:00)
トレバーラビンプロデュースで、ジミーがいたので、LP買いましたが
いまいちのような気がしました。
2ndの方が、よかったかな。
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3.
たかつんリターン
★★
(2006-05-23 22:24:00)
もっさりしていて 全体的にイマイチ印象が薄い本作ですが
「Face Down」みたいなツインリードも爽やかな佳曲あり
英国ガレージロック的なこじんまりとした感じ 不良性はあまり無い
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4.
火薬バカ一代
★★★
(2021-06-08 00:03:16)
NWOBHMの盛り上がりは新人の台頭とベテランの奮起によって支えられており、そのベテラン側に属していたバンドの一つとして知られるのが、このWILD HORSES。THIN LIZZYから脱退したブライアン・ロバートソン(G)と、元RAINBOWのジミー・ベイン(Vo、B)を中心に、後にUFOに参加するニール・カーター(G)、PAT TRAVERS BANDやLIONHEART等での活動で知られるクライヴ・エドワーズ(Ds)という布陣で結成された彼らが、トレヴァー・ラビンをプロデューサーに起用して'79年に発表したデビュー作がこちら。
日本ではIRON MAIDEN、DEF LEPPARD、GIRLと共に「NWOBHM四天王」として紹介されたバンドなれど、実際のところは他の3バンドから「フフフ、奴は四天王中でも最弱…」とか言われてしまいそうなNWOBHM度数の低さ。そもそもバンド自身にNWOBHMの一員との認識はなかったでしょうし、フィル・ライノットやスコット・ゴーハムとの共作曲も収録する本作で聴かれるのは、THIN LIZZYに通じる快活なロックンロール・サウンド。ジミーのVoに強烈な個性が欠けるのと、これといったキメ曲も見当たらないため初めて聴いた当時の感想は「なんか地味じゃね?」と冴えないものでしたが、今となっては「そこが良いんじゃない!」と。クライヴのドラミングがもっさりと頑張る本編中最もハードロッキンな①、2本のGが奏でる懐っこいメロディがTHIN LIZZY風味を醸し出す②、しんみりと哀愁薫るバラード④等、英国産らしい明るくなりきれないポップ・センスが活かさたHRサウンドを彩るブライアンのGプレイも、全編に亘って実によく歌ってくれています。
一発で掴まれるというよりは、じわじわと浸透してくる、聴くほどに好きなる1枚ですよ。
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5.
失恋船長
★★★
(2021-06-14 19:43:21)
遺恨を残してバンドを去ったとワイドショー並みの話題を提供したブライアン・ロバートソンと元RAINBOWのジミー・ベインが合流することで結成されたバンドのデビュー作。
THIN LIZZYにも通ずるポップセンスと哀愁のメロディを武器に割かし馴染みやすいサウンドを披露。オープニングの①こそヘヴィな音像で迫るが、②からリジィ節も作れる、ロマン溢れるバラード④ときてバンドの方向性も見えてきましたが、軽快なロックンロールスタイルと、垢抜けない英国風味を強く打ち出し各メンバーのバックボーンも無理なく投影した、実にオーセンティックなハードスタイルで勝負、勢い重視のNWOBHM勢に対して、ベテランの駆け引きの上手さと言うのか、引き出しの豊富さを魅せた形になったでしょうね。
古典ハードロックとして矜持といったところなのでしょうが、英国的なロックスタイルが強く打ち出されており、NWOBHMの枠組みに放り込むには無理があるでしょうね。ギターもブルース過ぎるしね。
90年代の中頃から、グングンとNWOBHMの魅力にひかれ、2000年以降はメインとなるのがマイナーNWOBHMバンドだった。日本で紹介されたNWOBHMというのは随分と湾曲されて伝わっているなぁと肌で感じましたね。そんなワタクシは、このバンドがかつてNWOBHM四天王と日本で紹介されたと知った時は心底驚きましたよ。
しかもメイデン、GIRL、DEF LEPPARDの組み合わせですよ。今とは違い特定のメディアの情報に頼るしかない時代背景があればこそ通用する枠組みですが、今となっては笑い話ですよね。
ちなみに、当時を知る人に、四天王の話を聴いた時は信じられませんでした。何故ってGIRLは外タレ好きの女子からワーキャー言われ、このバンドもレイバンのサングラスがカッコいいと、女子から支持を受けたんだと教えられました。にわかには信じられませんが、本当なら凄い話ですよ。
どう考えてもレコード会社と雑誌編集者が結託して、この地味目のベテランバンドを売る為に考えられた戦略にしか思えない。ある意味、プロパガンダと言いたくなるような政治的な戦略であろう。
そのおかげで女子ウケしたのなら戦略勝ちですね。そして、それってバンドの足枷になったような気がする。このバンドからは厳つさは幾度感じない。80年代当時でも古いレイトバックした英国スタイルを築き上げている。
若い人なら知らないエピソードだろうが、NWOBHM云々ではなく、古典英国ロックとして楽しんで欲しい。英国流儀に則ったバラエティ豊かな楽曲が目白押しである。そして、オッサン臭い地味なサウンドを飽きの来ない定番をやっています。
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