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ヘヴィメタル/ハードロック
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JOHN SLOMAN
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13 Storeys
2003年にソロをリリースしたジョン・スローマン、前作から3年のインターバルを経て作り上げたサウンドが、アコギを片手に弾き語るフォーク/アートロック路線に変更。前作のような不自然な歌い回しはなくなり、彼らしい高音を駆使したエモーショナルヴォイスが復活。全13曲、ジョン・スローマンの歌声をタップリと味わえる仕様となった。
個人的には、眠くなるようなスタイル故に、惹き寄せられるものはないのだが、クラシックなサウンドが好きな人には一定の需要もあるでしょう。唄以外にもマルチな活躍をする、文字通りのソロアルバム、紆余曲折を経て辿り着いたのが今作だったんですねぇ。
失恋船長
(2021-04-15 11:07:44)
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Dark Matter
70年代から80年代まで活躍した元HEEPであり、脱退後はジョン・サイクスやニール・マーレイとBADLANDSを結成したりと活躍していた、ポール・ロジャースタイプのシンガーとして知られるジョン・スローマン久しぶりの音源となるソロ2枚目。時代は2003年、モダンなヘヴィネスサウンドが席巻しているわけですが、今作もグランジ以降のサウンドメイクを基調とした古典ロックを披露。古臭い手法にざらついたファットなギターが似合うかは嗜好によるだろうが、いかにも2000年的ではある。
色んなアーティストが時代の中で試行錯誤していたことを思い出しますが、今となっては、この音も懐かしい音となるわけですから、時代の移り変わりを感じます。トレンド志向ではなかったのでハタから見ていた側としては余計に、そう感じてしまいますね。
若い頃はファルセットを交えエモーションに歌い上げていたジョン。今作には若い頃のような勢いと言うか色気はないのだが、懐かしい顔が見えてきたのはマニアにとっては嬉しい限りです。歌を中心として2000年仕様の古典ロック、最大のポイントが懐かしい顔と言うのが、個人的には少々寂しいのだが、マニアならチャレンジする価値はあるでしょう。
失恋船長
★★
(2021-04-15 10:57:04)
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