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Ghosts / Heart of Darkness (めたる慶昭)
Warlords / Heart of Darkness (めたる慶昭)
Treachery! / Heart of Darkness (めたる慶昭)
Down There / Heart of Darkness (めたる慶昭)
... And Yet Again / Heart of Darkness (めたる慶昭)
No More Blood and Soil / Heart of Darkness (めたる慶昭)
Hypnosis / Heart of Darkness (めたる慶昭)
Darkness Visible / Heart of Darkness (めたる慶昭)
Heart of Darkness (めたる慶昭)


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Ghosts / Heart of Darkness
イントロのギターリフが何故か非常に穏やかな感じで他の曲とはちょっとムードが違います。
タイトルからはこの曲も不気味、不穏を連想しがちですが、そういったものはこの曲では直に表に出さずにオブラートに包んでいる、そんな感じがしますね。
つまり感性が鋭ければ嗅ぎ取れるって事かな?
アウトロでオープニングナンバーが唐突に繰り返されるのがクールだね!

めたる慶昭 ★★ (2020-11-14 17:10:53)


Warlords / Heart of Darkness

ドラムのリフから始まるこれまでとは少し毛色が変わったかな?って一瞬思いますが、やはりダウナーな空気ぐ漂うというPositive Noiseサウンドの基本線は外していませんね。
でも、本作の中ではキャッチーさが目立ち、シングルカットされればヒットも望めたのではないでしょうか。
アダム&ジ アンツなんか思い出したりするしね。

めたる慶昭 ★★ (2020-11-14 17:05:55)


Treachery! / Heart of Darkness

アナログB面1曲目。
「Down there」と並び得るこれもハイライトナンバーと言えるでしょう。
ダウナー感は一聴薄いですが、ロスのボーカルメロディが不穏な空気を運んできます。
ラッセル ブラックストックのギターってヘヴィさは、メタル勢程無いもののトーンの選び方が絶妙で、人の心を掻きむしる様な感覚が有りますね。

めたる慶昭 ★★★ (2020-11-14 17:01:42)


Down There / Heart of Darkness

アナログA面ラスト。
本作のハイライトナンバーです。
非常に内省的なギターリフからスタートし、ロスのボーカルも突き放す様な歌い方で、救いの無い状況に人を追い込んでいくかの様です。
暗鬱な気分にさせられるサウンドの中にキラッと光る知性。
パンキッシュなサウンドながら粗野ではなく文学的な香りも漂う80年代ニューウェーブ勢の中でも屈指の名曲でしょう!

めたる慶昭 ★★★ (2020-11-14 16:57:08)


... And Yet Again / Heart of Darkness

控えめに鳴るブラス群からシンセサイザーとサックスがコンビを組むというちょっと珍しいイントロが長めに続き曲が始まります。
ウン、こういう曲はダンスフロア💃を盛り上げる事も可能だろうし、未聴ですが、2ndはこっちの線が強まったかな?
だとしたらテクノ調だかディスコ調になったとガッカリして手出ししなかったのは失敗だったかも。
だって良いじゃんね、コレ。
すぐ、見切っちゃうって若かったなあ当時の俺って気がしました。

めたる慶昭 ★★ (2020-11-14 16:51:43)


No More Blood and Soil / Heart of Darkness

不安を煽る様なギターリフから曲げ始まります。
サウンドとしてのヘヴィさはそこそこですが、雰囲気としてのヘヴィさ、暗鬱感はかなりのものですね。
こういうダウナーな感覚ってやはりドゥームメタルにも通じていると思うなあ。
サバス好きなら気に入ってもらえるサウンドだと思います。

めたる慶昭 ★★ (2020-11-14 16:45:11)


Hypnosis / Heart of Darkness

シンセサイザーのノイズから性急なドラムがバタバタと暴れだす。
前の曲の終盤の高いテンションをそのまま引き継いだ様な曲ですね。
レス ガフのドラミングは多少もたつきは有りますが、突進力は当時のパンク/ニューウェーブ勢の中でも上位に入るのではないでしょうか。
フレーザー ミドルトンのベースランニングも格好良いね。

めたる慶昭 ★★ (2020-11-14 16:41:47)


Darkness Visible / Heart of Darkness

アルバムオープニングナンバー。
ロス ミドルトンのアカペラに近いボイスから曲が始まります。
アフリカンとも思えるトライバルなリズムが曲を支配し、かなり長いイントロの後に入るロスのボーカルは中音域主体に呪術的とも言えそうな不気味なトーンでその存在感を見せつけます。
いきなり6分超えの長尺で勝負してくる辺り、並のバンドじゃないなあって思わせますよね。
終盤ドンドンテンポアップしていき逝った所で終了。
この展開も良いね。

めたる慶昭 ★★ (2020-11-14 16:37:12)


Heart of Darkness

82年発売のデビューアルバム。
ニューウェーブ全盛時代にグラスゴーから登場した彼等をライナーで大野祥之氏がジョイ ディビジョンとドアーズを引き合いに出して、「知覚の扉を叩く」選ばれし者みたいな感じで絶賛していますが、その文章に偽りは無い!と私も断言したいですね。
ロス ミドルトンのボーカルぎ中低音域主体に妖しいダウナーな空気を終始身に纏い、ラッセル ブラックストックのギターがヘヴィさは薄いものの、人の心を掻きむしる様なトーンとリフで攻めてきます。
グラハム ミドルトンのキーボードがそこに浮遊感を乗せて、ドラムのガス レフの性急なリズムとフレーザー ミドルトンの骨太なベースラインがボトムを支える。
言葉にすると凡庸ですが、大野氏が主張する知覚の扉を叩く者達がここには居るのです!

めたる慶昭 ★★★ (2020-11-14 16:30:50)