この曲を聴け!
ヘヴィメタル/ハードロック
アーティスト分類-ABC順
N
NIGHT
最近の発言
High Tides - Distant Skies
(失恋船長)
Raft of the World
(失恋船長)
Soldiers of Time
(失恋船長)
Night
(失恋船長)
MyPage
NIGHT - 最近の発言
モバイル向きページ
Tweet
解説 - 最近の発言
→解説を作成・修正する
新しいコメント・評価
(タイトルをクリックすると当該項目に移動します)
High Tides - Distant Skies
アルバム毎に泣かせの叙情派NWOBHMスタイルへと傾倒するバンドでしたが、今作はいよいよ完璧にびしゃびしゃに濡れた、哀愁タップリの叙情派クラシックロックへと仕上がりました。シンガーも、このスタイルに馴染み絞り出すようなハイトーンは影を潜めています。このマイナー臭は、北欧というよりは、地下室NWOBHM感が強くにじみ出ており、あえてのアナログ的な映像をみせつけ魅了しようとしている。
モノトーンの淡い情景が浮かぶ、湿り気タップリのな泣かせのメロディはオープニングから炸裂、威いつ走るサウンド期待するマニアには勧められないが、②のような古典疾走ナンバーが出てくるとグッと掴まれるモノです。丁寧に練り込まれた哀愁のメロディ、トレンチコートの襟を立てますよ。ガス灯に揺れる明かり、この質感、大切にしたい感性ですよね。
ノスタルジックなスタイル故に、新しい発見というのは少ないが、この手のスタイルに初めて触れる方には新鮮に聞こえるでしょうね。個人的にはLimelightとか思い出すかなぁ。あそこまでブルース臭がしないので、またチョイと違うんですけどね。
失恋船長
★★★
(2023-02-04 13:53:53)
→
同意(0)
|
twitter
|
Facebook
Raft of the World
アルバムリリース毎に音楽性が変るのですが、今作は前作にあった抒情的なメロディを増量、枯れた味わいの哀メロサウンドへと傾倒、初期の頃の厳つさは影を潜め、アプローチを変えてきました。シンガーも唄い方を変えていますが、この手のスタイルに合うかは微妙、このあたりが評価を分けるでしょう。極力シンプルな音に拘ったサウンドメイク、これならばライブでも自分たちだけで再現可能、フォーキー名枯れ専NWOBHMをやっている。80年代というよりは70年代的なアプローチや、流石に古くさいと感じるマニアもいるでしょう、でも好きもんにはたまらんでしょうね。淡い情景を刻む叙情派スタイルも悪くないです。
失恋船長
★★★
(2023-02-02 16:28:26)
→
同意(0)
|
twitter
|
Facebook
Soldiers of Time
前作の反省があったのかヴォーカルの余裕の無さを改善、コーラスワークも挟み込み上手く処理してきた。なによりサウンドにフックがあり、メロディも叙情味が増え泣かせ具合とNWOBHMを巧みに抱き合わせ前作以上に練り込んできた。メイデン+JPと言った手法は、掃いて捨てるほど存在するのだが、こうやって久しぶりに新譜として聴かされると懐かしい気持ちにはなる。
とにかく狙うはオールドスクール、アコギのバラード⑤など、CinderellaとかTeslaあたりを思い出させたりと、間口を広げてきた印象も受ける。古めかしい感性を現代にアップデートしたクラシックメタル、過激なモノを求める人には、些か食い足りないだろうが、この余白のある音作り、昔ライナーノーツに良く書いてあった、北欧のバンドは、マイケル・シェンカーやUFO、DP、Thin Lizzyといったアーティストから影響を受けた音楽性と紹介されていた記憶があるのだが、今作を聴くとそのことをモーレツに思い出す。
技巧に走らずシンプルだが丁寧に音を練り込んだアレンジの妙味、前作よりもバンドらしさというのか、洗練度を上げたのが功を奏しているだろう。深遠なるクラシックメタルの世界を垣間見せた力作。その筋のマニアにはたまらんものがあるでしょう。
失恋船長
★★★
(2023-01-31 14:46:03)
→
同意(0)
|
twitter
|
Facebook
Night
バンド名NIGHTにアルバムタイトルNIGHTでは検索に引っ掛けるのが困難、売る気があるのかと言いたくなるスウェーデン産の若手古典メタルバンドの1st。Burning Fireという勇ましい名前のシンガー兼ギタリストは、絞り出すようなハイトーンをかますが少々頼りない、その線の細いシャウトは好悪を分けそうだが、出している音は70年代からNWOBHMまでというスタンスの音楽性を踏襲、あえてアナログな空気感を残し、古めかしい時代を現在に蘇らせたかのような手法をとっている。
それだけに昨今のメジャー流通バリバリの加工サウンド(ドラムトリガーは認めない派です)に慣れ親しんでいるマニアには、とてもじゃないが勧められないが、往年の空気感に浸りたいクラシックメタル好きにはレイトバックした時間を楽しめるでしょう。でも、それならば、○○の昔のアルバムを聴きますと言われたら手も足も出ませんが、ワタクシは、移り変わりの激しい忙しない世の中で、音楽くらいは好きなもんを聴いていたので、この手の古めかしいのが大好物なのです。
でもヴォーカルの余裕の無さは苦手ですけどね。しかし北欧臭さを持ち込まないアイデアは評価しますね。
失恋船長
★★
(2023-01-31 14:31:53)
→
同意(0)
|
twitter
|
Facebook
this frame prevents back forward cache