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LIGHT IN THE SKY (1996年)
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LIGHT IN THE SKY
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解説 - LIGHT IN THE SKY
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1. 失恋船長 ★★★ (2020-06-08 12:51:37)

今ではガスGの師匠として認知されているアメリカ人ギタリスト、ジョー・スタンプ率いるメロディックパワーメタルバンドの1st。時代は1996年、商品としてのリリースは日本のみという事ですが、現在は配信盤があり、そこではDPのカヴァーソングである③がカット。正規品は今となっては貴重な一品でしょうね。

バンド結成前にはデイヴィットTチャステイン総帥率いるLeviathan Recordsからソロも出しているので、それなりに名前の知られているギタリストだけに、彼のネオクラ風味を漂わせたパワープレイに歌が入るというのは楽しみでした。
クラシカルなフレーズをバシバシと決めたソロとはテイストは違うのだが、一端スピードに乗ったなら、怒涛の速弾きプレイで魅了。荒々しい音像も、アイデアとして悪くないと思わせ、彼の持ち味であるスリルを伴うスピードプレイが生きている。
個人的にはシンガーのブライアン・サルベラが、力むとマイク・ヴェセーラに似ているなぁと感じ、音は違うのだがイメージがインギー風と感じてしまうために、どこか損しているなぁと思わせるのが残念。

その為に、当時はロクすっぽ聴かずにいたのだが、2000以降のシーンの潮流にはついていけずに再度聴き込む事で評価も一転、ジョー・スタンプのギターをフィーチャーしつつも、バランス感覚に気を配したバンド形態にこだわったサウンドは、力技では押し切らない本格派のメロディ志向もある音楽性で勝負、荒々しい音像にも好き嫌いが分かれそうだが、個人的には、そのおかげで生っぽさが出ており、個性に結びついているのが面白い。
拝借フレーズや雰囲気が○○みたいなのも、当時の背景を考えると逆にありと思えるのも強みでしょう。



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