デイブとゲイリーのオーウェンズ兄弟が中心となり結成されたNWOBHMバンドのデビュー作。デビューがライブ盤という、何とも言えない環境下のリリースに、上手く言えないのですが悲哀を感じさせるのがポイント。 AⅡZ!コールに押されSMOKE ON THE WATERみたいな曲が始まったときは、あれっとなるのだが、聴き進むにつれ独自性をアピール。英国的な憂いと煮え切らないメロディ、そしてリフワーク一発で押すわけではない展開に懐の深さを垣間見ます。
AⅡZ初のスタジオ録音のシングル『NO FUN AFTER MIDNIGHT』の B面曲で、攻撃的なGリフといい、シンプルかつスピーディな曲調といい まさに「NWOBHM!」感溢れる名曲。 ラーズ・ウルリッヒ編纂のコンピ盤『NWOBHM '79 REVISITED』('90年)に 選曲されたことでちょっぴり注目を集めました。