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DEVOURING RADIANT LIGHT (2018年)
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DEVOURING RADIANT LIGHT
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解説 - DEVOURING RADIANT LIGHT
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2019-04-04 00:54:09)

00年代半ばに共にNWOTMブームを盛り上げた同期バンドの多くが、新作リリースが途絶えてしまったり、あるいは作を重ねる内にその音楽性を変化させていく中にあって、US産スラッシュ・メタル+北欧ブラック・メタルのハイブリッド・サウンドをストイックに追求し続けるオハイオ州出身の5人組、’18年発表の5thアルバム。
看板シンガーのチャンス・ガーネットがアルコール依存症で脱退するという波乱がありましたが、新VoにVAIL TO MAYAのアダム・クレマンスを加え制作された本作においても、アメリカのバンドらしからぬダークな翳りと荒涼たる雰囲気を纏って激走する基本スタイルは小揺るぎもしていません。あえて前作から変化した点を探すならば、これまで2~3分台と比較的タイトにまとめられていた楽曲のランニング・タイムに長尺化の傾向が見受けられる点ですが、その増えた分の尺は、彼らの武器である正統派ヘヴィ・メタリックなツイン・リードGの見せ場に費やされているのですから文句等あろう筈がありません。
美麗にして劇的なイントロからして目を細めたくなる①、泣きのGソロに胸抉られる③、終盤のツインGの乱舞が涙腺を突き刺す⑥、静と動の対比を効かせてアルバムのフィナーレをドラマティックに飾る⑧といった、水増し感や中弛みとは無縁の大作ナンバー(彼らにしては)の数々は、バンドの曲作りの腕前が益々磨き上げられたことの確かな証左。
自らのサウンドを拡散させるのではなく、より深め、研ぎ澄ますというSKELETONWITCHの選択が結実した力作。今回は日本未発売のEP『THE APOTHIC GLOOM』をオマケ収録した国内盤もリリースされていますので、この機会に是非。



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