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LE DERNIER SLOW
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解説 - LE DERNIER SLOW
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 失恋船長 ★★★ (2019-01-24 15:27:57)

当時関西では人気のあったインディーズバンド。今作でギターを弾くのは当時TERRA ROSAと掛け持ちしていた足立祐二。オープニングの『The Shine of Forever』は完全にTERRA ROSAの『The Endless Basis』の元曲です。
彼が参加する事で叙情性が格段に加味されたバンドサウンド。滑らかな運指から繰り出される歌心溢れるプレイの数々と、後年、天才と呼ばれ持て囃される片鱗は健在。既に確立されているといっても過言ではないでしょう。
どうしても歌い手の日本人臭が気になる人も多いでしょうが、『Farewell』インストプレイで聴けるクラシカルフレーバーたっぷりのフーガロックサウンドなど、その鮮やかなメロディにうっとりと聴き惚れてしまいます。

2019年にボートラ入りでCD化も決まった貴重な一品。結局、足立はTERRA ROSAに入るも、程なくしてDEAD ENDに強奪されてしまう運命でした。色んな意味で歴史的にも重要な作品に感じる。




2. 失恋船長 ★★★ (2019-04-09 13:26:31)

遂に幻のデモ音源がボートラのライブ4+未発表曲のインストを新録1と5曲も追加で復活しました。ヘロヘロのデモしかもコピーしたやつを後生大事にしていたので、今回の再発は嬉しいですね。日本のバンドで、こういう掘り起こしは貴重です。復刻音源の動きがもっと活発になって欲しいなぁ。アンセム脱退後に結成されるも短命に終わった森川&清水のバンドHOLYWOODなんかも期待したいなぁ。



3. 火薬バカ一代 ★★★ (2020-06-22 23:27:07)

ギタリストの足立祐二が、TERRA ROSAやDEADEND参加以前の一時期、籍を置いていたことで知られるJESUS。本作はそのJESUSが’85年に発表し、会場等で販売していたカセットテープを正式商品化したもので、CD化に際しては、新たにリ・レコーディングされた未発表曲や貴重なライブ音源がボーナストラックとして追加収録されています。これまでバンドの名前だけは見聞きする機会がありましたけども、実際にその音に触れられる日が来ようとは…。ありがてぇ、ありがてぇ。
音楽性はTERRA ROSAに通じる様式美テイスト入ったHR。そもそも足立作曲の②はTERRA ROSAの名曲“THE ENDLESS BASIS”の元になった楽曲というのですから、さもありなん。テクニックとエモーションを両立させた劇的なインスト・ナンバー⑤を聴けば、これが本当に二十歳そこそこの若造のGプレイか?と驚かされますし、最新曲である①と比較しても、当時既に彼が独自の世界を築き上げていたことが分かるというもの。
かようにGプレイが傑出しているだけに、インスト・パートで高まったテンションを著しく下降させてしまうシンガーの力量不足には如何ともし難いものがありますが、今となってはこの少々頼りない歌唱も、昭和ジャパニーズ・メタルの「味」として許容できるのではないでしょうか。(無茶を言う)
本作の発掘や、ソロ・アルバムのリリース、更に復活を遂げたTERRA ROSA再結成ライブへの参加等々、近年再び活動を活発化させ、これからの足立祐二の動向に注目が集まっていた矢先だけに、今回の訃報には絶句せざるを得ませんでしたよ。



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