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THE LOU GRAMM BAND
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解説 - THE LOU GRAMM BAND
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Recent 50 Comments



1. 失恋船長 ★★★ (2018-11-27 14:38:58)

Foreignerで一時代を築いた名シンガー、ルー・グラム。90年代に大病を患いミュージシャン人生が危ぶまれる事に、復帰困難の事態を撥ね退けシーンにカムバックするのですが、このバンドはソロなどで共演のあるリチャード、ベンのグラム兄弟に声を掛け結成。終始リラックスしたムードも漂い、後遺症なのか?衰えはあるがルー・グラム現在のパフォーマンスを確認。良くも悪くもケレン味のないサウンドなだけに、地味さは拭えないが、良いメロディを歌い上げています。その効果はブルージーさもノリのよりリズムも自然体で鳴らされており、すんなりと身体に入ってくる。ロックってこういうの言うんだよなぁと安心させてくれる一枚ですね。



2. 火薬バカ一代 ★★★ (2021-12-07 00:38:24)

ヒットはこそしませんでしたが、個人的に愛して止まない(隠れた名盤と言い切りたい)『MR. MOONLIGHT』(’94年)を最後にFOREIGNERから離れたルー・グラム(Vo)が、実の兄弟であるベン・グラム(Ds)やリチャード・グラム(B)、ドン・マキューソ(G)といったBLACK SEEP時代の僚友でもある旧知のメンバーと共にTHE LOU GRAMM BANDを立ち上げ、’09年に発表した1stアルバム。こんな作品がリリースされてるなんて恥ずかしながら結構最近まで知りませんでしたよ。
90年代末期には脳腫瘍の手術を受けており、幸い発見が早かったので大事には至らなかったとのニュースは耳にしていたものの、その後彼の歌声に触れる機会が殆どなかったため、果たして往年の歌唱力をどの程度維持できているのか…?と、実際に本作を聴くまではかなり不安だったのですが、憂いを帯びて重厚なOPナンバー①がスタートした時点で、そんな心配は雲散霧消。まぁ、暫く見ぬ間に体形はより一層横方向に広がった印象を受けますけども、多少の枯れ感も滋味な味わいへと変えてしまうエモーショナルな歌い回しは健在。前述の①を皮切りに、骨太なロック・チューン②、アコギを有用した高揚感に満ちた③、ビリー・プレストンのカヴァー④という、歌い手が上手くなけりゃサマにならないこと夥しい、優れた楽曲が連続する本編前半戦だけで完膚なきまでに掴まれてしまいましたよ。(勿論、後半にも⑥みたいなWHITESNAKE調の佳曲あり)
「気の合う仲間達と伸び伸び作り上げた」感溢れる1枚で、ルー・グラムのソロ作を愛する向きには強力にお薦めできる力作です。



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