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As Hard as Iron (1997年)
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As Hard as Iron
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解説 - As Hard as Iron
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1. 失恋船長 ★★★ (2023-12-17 17:23:40)

デニス・ストラットンとコラボしたりと、この時代のポールはとにかく節操のない活動に終始していました。今回もプロデューサーにリー・ハートを迎え、どっちが先なんだというような、リー・ハート関連の楽曲が収録。カバーなのかオリジナルなのか前後不覚させるようなメロディックメタルをやっています。
押しの強いポールの歌声に、甘めのソフトケイスされた楽曲が合う合わないは感性だろうが、この時代のディアノは声が良く出ている。今や、デニス・ストラットンでさえメイデン関連の楽曲でライブを行う時代、もう昔の名前を担ぎ出す活動に驚かないが、ディアノは昔の史メー時から呪縛から解き放たれようと新しい音楽性に挑んだと思うと、こういう音楽性に進んだ事を非難することは出来ない。

メイデンという大きな看板を背負ったパワフルヴォイス、ディアノは間違いなく歴史に名を残す偉大な男だ。それだけに、リー・ハートと二人でチマチマやっているのはチョイと感心できないのだが、それでもここで聴けるハードでメロディックかつダイナミックなサウンドはメジャーロックとして十分なクオリティを保持。どっちがオリジナル問題はあるだろうが、全てを飲み込んで成立させるだけの力技は持っていた。恐るべしポール・ディアノである。

ディアノがアコギをバックにソフトに歌うんだというのは逆に新鮮である。ワタクシはこういうディアノも大好きであるが、筋金入のメイデンファンからは見向きもされないだろう。やっぱ気持ち悪いもんなぁ。あとデニス・ストラットンとHARD AS IRONというアルバム出しているのもタチが悪い。



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