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Loser’s Game / No Bones About It (火薬バカ一代)
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No Bones About It (火薬バカ一代)


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Loser’s Game / No Bones About It
Voの上手さとツボを押さえたGプレイが光っている
メロディアスでドラマティックな名曲。
ジャケット中央に鎮座ましますボブ・キューリックの
禿頭も同じくらい光ってますが、正直この曲と
このジャケットは落差あり過ぎますよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2024-12-06 01:04:30)


Loser’s Game / No Bones About It
Voの上手さとツボを押さえたGプレイが光っている
メロディアスでドラマティックな名曲。
ジャケット中央に鎮座ましますボブ・キューリックの
禿頭も同じくらい光ってますが、正直この曲と
このジャケットは落差あり過ぎますよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2024-12-06 01:04:30)


Skull II: Now More Than Ever

苦難の上にリリースにこぎ着けたと言われる1st。その道筋も虚しくグランジ/オルタナムーブメントに飲み込まれ彼らの生きる道は別のルートを辿る事となる。今作は、そんな時代の翻弄されたバンドが作り上げた渾身の力作であり時代が8年違えば話題になっていたであろう。充実したものである。まず攻撃的なオープニングナンバーはボブ・キューリック以外に、リッチー・サンボラ、ジョン・ボン・ジョヴィ、デスモンド・チャイルドのクレジットがある。このチームがこんなMSGのインストナンバーみたいなヘヴィなリズムが心地良いハードソングを送り出すとは驚きだ。
他にもチャック・バーギの曲はマーク・フェラーリなんかの曲もあるし、ボブとデニス・ST・ジェイムス、アダム・マイケルなど、作曲人にも目がいくのだが、前作同様、メロディックでハードなアメリカンロックを全開でやり切っていた。
その清い姿勢はハードさを損なわないアレンジと、大衆の心を掴めるキャッチーさと健康的なコーラスワーク。腕利きのメンツだからこそ成し得る完成度の高いサウンドは、王道を外さないツボを押えたアレンジで魅了。
ギターのボブはテクニックに埋没しないリードギターで魅了。バンドサウンドを牽引する存在として変化自在のプレイスタイルを披露している。
流石はミートローフやマイケル・ボルトンなどの仕事でも知られる存在であり、KISSファミリーに名を連ねる逸材である。

一歩間違えば大スターになれた存在だが、運も実力のうちという事象を具現化した男であろう。

今作は2枚組でのフルボリューム。国内盤は無しですが、配信盤がありますのでお気軽にお楽しみください。やはり正式な音源ではないという事は頭に入れておいて貰わないといけませんからね。でも完成したらさぞや壮快感のあるダイナミックなアメリカンロックを楽しめたでしょう。
歌が上手いからねぇ。この音楽性が成立するのよ。もう少しで押しつけがましくなる芯のある歌声が絶妙な男を出している。

2枚目は完全にデモ&リハーサル音源。一枚もラスト4曲はデモ、でも、その音源も貴重で、オマケ程度では済まない曲も多々あり、改めてボブ・キューリックと、その仲間達によるバンドサウンドの魅力にグッと引き寄せられましたね。

惜しいバンドだわ。そしてこういう見果てぬ夢なる作品は、世の中に沢山あるのでしょうね。もっと聴きたいですねぇ。もっと知りたいですね。ボン・ジョヴィファンは、まずは①の為に聴くべきですよね。もうあり得ないリッチー・サンボラとジョンの組み合わせですから。
いい曲ですからね。この二人がBON JOVIというバンドで出している音が全てじゃないと教えてくれますから。

久しぶりに聴きましたが改めていいアルバムだなぁ。すっかり忘れていました。CD買わないから覚えられないのよね。持っていないとダメな弊害なんですが、火薬さんのおかげで思い出しました、thanksです。

失恋船長 ★★★ (2024-12-05 04:45:37)


No Bones About It

アリス・クーパーからマイケル・ボルトンまで多彩なアーティストとの共演で知られ、'20年に心疾患により死去したボブ・キューリック。SKULLは彼がデニス・セント・ジェイムズ(Vo)やボビー・ロック(Ds)らと共に結成したバンドであり、エディ・クレイマーとミッキー・デイヴィスをプロデューサーに起用してレコーディング、’91年に発表した本作はSKULL唯一のスタジオ・アルバムとなります。(正確にはお蔵入りした2ndアルバムも有?)
そもそもバンド名がこれで、ジャケットを飾るのも、禿頭に口髭を蓄えたボブをセンターに据えたバイカー・チームみたいなメンバー。加えて自らのサウンドを「SKULL CRUSHING HARD ROCK」と称していると耳にした日にゃ、どんだけワイルドなパワー・メタルを演っているのかと戦々恐々でしたが、実際に本作から流れてくるのは巧みにフックを盛り込んだメロディアスHRサウンド。エネルギッシュな疾走ナンバー②、キャッチーに弾む⑥、ヒット・ポテンシャルを感じさせるハードポップ・チューン⑦、売れ線(誉め言葉)パワー・バラード⑨、タイトルに相応しくエピカルな雰囲気も漂わす⑩等々、バラエティに富み、デニスのハスキーな歌声とボブの派手さと堅実さを併せ持ったベテランらしいGプレイを軸に丁寧に組み上げられた収録楽曲からは、ガサツさや大味感など微塵も感じられません。特にバラード調に始まり愁いを帯びて劇的に盛り上がっていく⑤は本編屈指の名曲ですよ。
そんなわけで、実際に本作を手に取り音を聴いた多くの人同様、「内容が素晴らしいだけに、そもそもバンド名とジャケットをどうにかすべきだったんじゃね?」と思わざるを得なかった1枚であります。

火薬バカ一代 ★★★ (2024-12-05 01:20:52)