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TO PERSEVERE IS DIABOLICAL
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TO PERSEVERE IS DIABOLICAL
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解説 - TO PERSEVERE IS DIABOLICAL
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2017-04-18 00:11:49)

2016年発表の1st。
最初「DARK HUNTERS」だと思っていて、「(ゲームの)ヴァンパイアが元ネタかな?」と
思ってしまいました(笑)。

路線としては、メロデスにも通じるメロディックで高揚感あるリフに、大仰なキーボードで華麗に味付けをしたシンフォニックブラック。ギターワークなどはメロデスと比較してもかなりメロディアスですが、ブラック特有のネガティブでダークな雰囲気もあるのが良いですね。若干音質・音量がDIMMU BORGIRクラスと比較すると一歩譲るものの、ブラックの陰惨さにクラシカルな上品さをプラスした楽曲はかなりハイレベル。

このバンド、メロディの展開によるドラマ性の演出が物凄く上手いんですよね。例えば、インスト明け二曲目の「The Burning Eyes of Vengence」。この曲のブラックメタルらしい邪悪でメロウなトレモロから、メロデス的なクラシカルで優美なメロディに変化していくパートなんて、あまりに劇的で、あまりにクサくて…思わず悶絶してしまいました。…最近話題になったバンドで言うなら、HYPERION辺りをチェックしてる人はツボにハマる可能性大です。

…流石にメジャー級の音とまでは言えないものの、楽曲が良いのでかなりの良盤ではないかと思います。クサメタルの国イタリア…そこで王道のシンフォニックブラックを演ったらどうなるか、その見本みたいな音だと思います。



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