原曲:交響曲第25番ト短調
モーツァルトの中では非常に珍しい、ト短調で制作された交響曲(40番以外は長調)。
17歳の時に制作されたこの曲は当時にしては珍しくホルンを4本用いているのが特徴。これは当時は自然管の楽器しかなかったため、また特に短調の場合は自然管で出せる音が限られてしまうため、G管とB♭管(アルト)の両方を使うことでそれを補おうとしたもの。
歌唱を担当するのは奇しくもミュージカル「モーツァルト!」やロックオペラ「MOZART!」などでモーツァルト役を演じたシンガーソングライター・中川晃教が担当。ある意味、本人歌唱というべき気合の入った音と映像は視聴者からも好評を博した。