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ヘヴィメタル/ハードロック
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Vizier of Wasteland
(失恋船長)
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Vizier of Wasteland
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一度は袖を分かつ事となったMercyful Fateのハンク&マイクが今一度手を取りあい結成したバンドが1991年にリリースした1st。
複数のメンバーが参加しており、ドラムが2人(1人はFateから)、ベースはハンクが兼任。シンガーは3名参加、①⑤⑥で歌うのがアンドレ・アンダーセンのソロやNARITAのシンガー、トニー・リュプケ。MERCYFUL FATEの前身バンドBRATSで歌い、元Iron Saviorで現Stormwarriorのベース、イェンツ・レオンハルトが②⑦、他の③④⑧⑨をBerthelという男性シンガーが担当。
⑤ではCaptain Beyond cover、ラストの⑨ではMercyful Fate coverとマニアなら食指の伸びるメンツと楽曲もあり、このツインギターコンビが自分たちの持ち味を発揮すれば、外すことは考えられないでしょうね。
Mercyful Fateほどオドロオドロしいダークな世界観は表現していませんが、オーソドックスな楽曲の中にも暗く湿ったミステリー路線をところどころ感じさせ、往年のスタイルに近いニュアンスが復活、歌い手がキング・ダイアモンドに変われば、そのまんまイケるんじゃないのかと言わせるクオリティは保持、93年にはMercyful Fateが再結成アルバムをリリースしているだけに、ある意味、肩慣らしの前哨戦とも言えるアルバムとして聴けますね。今作はアナログ盤のみのリリースで2007年にオフィシャルCD化の際に⑨のカヴァー『Desecration of Souls 』がカットされ、代わりにボートラ5曲追加ヴァージョンがありますので、拘る方はチョイと残念ですよね。
失恋船長
★★★
(2017-02-19 17:25:28)
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