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HAIL LUCIFER (1999年)
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HAIL LUCIFER
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解説 - HAIL LUCIFER
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2017-01-03 11:26:55)

2000年発表の2nd。

ポーランドのブラックではかなり評価が高い(一部は日本盤も発売されている)ようですが、それも頷けるくらい「ツボを突いた」作品だと思います。作風自体は邪悪なトレモロや苛烈なブラストを織り交ぜつつ、緩急付けて聴かせる、ブラックメタルの王道という感じですが、音作りが凄く「分かってらっしゃる」という感じがします。

ノイズ質を多く含むギターリフは冒涜的な感覚を、丸めのドラムの音色はモダンさではなく生々しさを、音圧の中で鳴るガリガリしたベース音は獣性を感じさせて、それが一体になるとブラックでしかなしえない邪悪なムードが演出されてるように思います。ノルウェー勢だとTAAKE辺りと近い感覚でしょうか。また初期EMPERORを髣髴とさせる、喉に過剰な負担が掛かりそうな破れかぶれなヴォーカルも素晴らしいです。


…まだ現役バリバリで活動してるバンドのようですし、出来たら最近の作品も聴いてみたいところ。この邪悪さや生々しさをキープしていて欲しい…!



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