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SPEED OF LIGHT (1986年)
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SPEED OF LIGHT
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解説 - SPEED OF LIGHT
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1. 失恋船長 ★★★ (2016-11-28 13:09:15)

メンバー全員黒人ミュージシャンで結成されたロス出身の4人組がベースをルーマニア出身の白人に変え1986年にMetal Blade Recordsからリリースした2nd。⑤曲目にシンリジィのカヴァーを収録しているように、音だけ聴けば所謂、ファンクやR&B的な黒っぽさは皆無、音速の壁と訳せばよいのかなバンド名にアルバムタイトルが表すようなスピーディーな楽曲を中心に熱く燃えたぎる欧州型パワーメタルサウンドを披露。少々アイデアの渋滞を引き起こしぎこちないなぁと感じる面もありますが、ギターは巧者だしベースもパワフルなフレーズでグイグイと楽曲を牽引、両者の火花散るバトルも聴き応えがあるし、バランスの悪さで埋没気味だがドラムのグルーブもチョイと黒っぽさがあり魅力的だ。
結局今作リリース後、時代の流れに乗る事無くギタリストのスペイシーKは脱退、後任にアレックス・マシを迎えるも解散。シンガーのバーニーKとドラムのデーブ”Skavido”ブラウンと マシはバンド『MASI』を結成。ベースのエミール・レッヒはその後、ロブ・ロック、ロイZと『DRIVER』、ジョシュア・ペラヒアの3rdに参加。ギターのスペイシーTはファンクロックバンドとして成功を収めていた『FISHBONE』に在籍していましたね。
まぁB級感は全然拭えませんがワタクシは年に一回は聴きたくなる一品ですね。改めて聴くとルーマニア人のエッセンスが反映されているのか、クラシカルなテイストが隠し味になっているのが面白いですよ。



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