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WORLD IN YOUR EYES (2003年)
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WORLD IN YOUR EYES
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解説 - WORLD IN YOUR EYES
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 失恋船長 ★★★ (2016-08-05 16:40:24)

ジャーニーの『INFINITY』の制作にも関わった男であり、スティーブ・ペリー参加の前にジャーニーの専任シンガーの座を射止めた男として知られ、1979年にソロをリリース、その後US産ハードポップバンドのチャンネル結成も短命に終わり、ヴィニー・ヴィンセントの1stに参加する事で知られるロバート・フライシュマンがメロディックロックの総本山として君臨する『Frontiers Records』から2002年にリリースした1st(国内盤は翌年キングレコードから出てます)。終始リラックスしたームードの中、ハイトーン一辺倒ではない彼本来の魅力を存分にアピール、聴きようによっては衰えただけだと言えなくもないのですが、いい意味で枯れた味わいの歌声でジックリと聴かせてくれます。狙いに行ったようなジャーニースタイルの音楽性に恨み節も感じますが、『Frontiers Records』らしい作風は聴いていて安定感がありますね。



2. 火薬バカ一代 ★★★ (2020-12-14 23:51:03)

正式加入寸前でJOURNEYフロントマンの座をスティーヴ・ペリーにかっ攫われてしまったロバート・フライシュマン(Vo)。実力はありながらも運に恵まれず90年代は裏方稼業に活動の軸足を移していた彼氏が本家JOURNEY作品のリリースも手掛けているFRONTIERS RECORDSと契約を結び、20数年ぶりに発表した2ndソロ(プロデュースはケリー・ハンセンが担当)。
JOURNEYのヒット曲“お気に召すまま”や名曲“WINDS OF MARCH”に共作者として名を残す等、自身も確かな曲作りの才を有しているのに加えて、本作を語る上で外せないのがジョシュ・ラモス(G)の参戦ですよ。JOURNEYに入り損ねたシンガーと、ことあるごとにJOURNEY愛を詳らかに表明してきたギタリスト、この座組を実現させた時点で本作の勝ちは決まったと。事実、清涼感溢れるコーラスが秀逸なOPナンバー①、ハイトーンを活かした美しい導入から聞き惚れる②、爽やかにロックする③、暖かみが染み出すバラード④…と、頭から連打されるジョシュ印のメロハー・チューンの数々は、創作意欲を刺激された彼がノリノリで作曲作業に勤しんだことを伝えてくれる仕上がり。
若干かかり過ぎてしまったのか中盤で息切れが感じられなくもないのですが(それでも水準は軽くクリア)、最後は泣きのGが美味な秀曲⑪で〆られるので聴後感に影響なし。主役たるロバートのVoも、ヴィニー・ヴィンセントのバンドにいた頃はトニー・ハーネル系ハイトーン・シンガーとの印象でしたが、本作では中音域をメインにエモーショナルに歌い上げることに専念しており、それがまた楽曲の味わいを深く豊かなものにしてくれています。
ぼちぼち新作が聴きたいなぁ。それが難しいなら1st『PERFECT STRANGER』の国内盤をCD化してくれないものか。



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