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Play the Game / Back in Trance (火薬バカ一代)
Power of the Heart / Back in Trance (火薬バカ一代)
Back in Trance (火薬バカ一代)


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Play the Game / Back in Trance
哀愁を放ちながら、全編通じて軽快に踊るGが
後期RAINBOWに通じる疾走感を生み出している、
個人的にはアルバムのハイライト・ナンバー。

火薬バカ一代 ★★★ (2016-06-15 23:55:55)


Power of the Heart / Back in Trance
アコギが爪弾かれるイントロから
既に「演歌の花道」ムード満点な
泣きの名バラード。
こういう濃い哀愁漂わす楽曲を歌わせると
Voのクドイ歌声が実にマッチします。

火薬バカ一代 ★★★ (2016-06-15 23:46:09)


Back in Trance

レコード会社との法的トラブルを切っ掛けに、バンド名をTRANCEからTRANCE MISSIONへと改めることとなったドイツの5人組が、'89年に発表した出直しデビュー作。
尤も、バンド名は変われども音楽性の方は全くと言っていいぐらい変わっていません。愛好家から「SCORPIONSの後継者」とも評された鼻の奥にツーン!と突き刺さるクッサクサな泣きメロも、「クセになる」or「生理的に受け付けない」の二者択一を聴く者に突きつけるローター・アントーニの個性的過ぎる歌唱も、まるで実家のような安心感。2本のGが印象的に歌う①⑦、軽快な疾走感が後期RAINBOWを思わす②、「ジャーマン演歌」と呼びたくなる泣きのバラード③、哀愁のミッド・チューン⑧etc…と、本編には基本的に捨て曲は見当たりません。
中には、これまで以上にポップな方向に踏み込んだ④や、Keyによる薄化粧が施された⑦みたいなコマーシャルな仕上がりの楽曲も見受けられますが、いずれも確かなクオリティが備わっていて、特にキャッチーな④は本編のハイライト・ナンバーの一つ。但し、こうした(これまで以上にメロディアスになった)楽曲と、バンドの看板たる塩辛Voとが生み出すギャップは更に大きなものとなっているので、椅子から転げ落ちないようしておく覚悟は必要ですが。
バンド名変更に絡むゴタゴタの悪影響を微塵も感じさせない、実に立派な完成度を提示してくれる1枚。というか、これって実質的にTRANCEの4thアルバムですよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2016-06-14 21:13:34)