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エターナル・アンド・エクスターナル (2009年)
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エターナル・アンド・エクスターナル
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解説 - エターナル・アンド・エクスターナル
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1. 失恋船長 ★★★ (2025-01-13 10:04:06)

ネオクラ系ギタリストとして日本では人気を博している太田カツのソロアルバム。もうイングヴェイが乗り移ったかの如く、キレキレのネオクラギターを炸裂。シンガーが佐々井、ベースは自信が弾き、ドラムはガルネリウスのJUNICHI、キーボードはYUHKIというラインナップ。バンドではなくソロに拘ったのは100%太田カツでいきたかったのだろう、なんたって自信がヴォーカルを担当と本家にも劣らない王者ぶりを発揮していますが、そんな不遜な人間性では、このメンツは集まらないので、出しているサウンドは、一流のミュージシャンによる高い技術に支えられた王道ネオクラ風サウンドとなっています。
勿論、イングヴェイ風だけじゃない、オーセンティックな作風を堪能出来る質の高いサウンドを堅守。ブルージーな②なんて、アークストームではやらなかったので新鮮ですね。佐々井も上手く歌いこなしています。ミュージックスクールの先生ですからね、そりゃ歌いこなしますよ。

正直、バンドよりもソロの方が柔軟性があり聴いていて楽しいです。インストばかりじゃないのも好印象。色んなアーティストが参加するのも面白いのですが、固定した編成も大賛成、その中も⑪曲目ではWOLFの西川健が参加と、彼の歌うベースプレイも堪能と素晴らしいソロ作となりました。

勿論主役たる太田のギターに文句のつけようなどなし、イングヴェイスタイルを好むマニアにはたまらんでしょう。やり過ぎもご愛敬。やはりオーセンティックなハードナンバーが多いのが変化球となり、ネオクラ風のギターソロも効果的に機能。緻密なアレンジと大胆さ、その両極をぶつけ合い燃やすことで成し得たサウンド、このコントラストに太田カツというギタリストの魅力を感じました。
日本人好みのメロディ、期待を裏切らない展開と楽曲。メタルが好きな人は大いに楽しめるでしょう。国籍で音楽を聴いている人には馬の耳に念仏なんですけどね。そんな輩を放っておいて、このエネルギーに満ちあふれたサウンドをお楽しみあれですよ。



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